
小豆島へのツーリングと言う事で
タイトルをあれこれ考えてましたが
結局ベーシックなものになりました
え?なんで十九の瞳かって?
出発時のおっさんが5人で10の瞳
それぞれの乗り物のヘッドライトが9の瞳
合計で十九の瞳というわけです
偶数じゃ無いのはiguのバイクが単眼だからです
昨日調子に乗って飲みすぎたのか?
若干気分が悪く5:00のアラームがなったけど
まだ周囲に動きがないので起きないでいました
しかし
しばらくすると近くのテントからゴソゴソ物音が
『じゃあオレも起きるか』と、顔を出すとkazuya
ワタクシかkazuyaが必ず一番に起きるのはツーリングの決まりです!
海からの日の出が見られるのは新鮮な気分
早速撤収を始めるとネコちゃんも起きて来ました
ワタクシはメンバー内でも一番の撤収スピードを誇りますが
車に放り込むだけのネコちゃんには流石に敵いません
荷物も積み終わりエンジンかければいつでも出発OKですが
他のメンバーの準備が終わるまでネコちゃんと散歩がてら
すぐそばの
吉田ダムへ行きます
ダムカードは昨日GETしましたが他のダムと違い
下からでも本当にすぐそば
コンクリートの本体に触れるほどすぐそばに近づけるようなので
折角だから行ってみよう!な訳です
でかいな〜!
ダムに到着
バイクを停めて記念撮影しよと思ったら
なんの遠慮もなくネコちゃんがバイクの横に車を停めて
自分の車を撮影し始めました…
こっちのやる事わかってるんだからせめて一枚くらい撮らしてよ!
下から巨大なダムを見上げているとダムの上に何やら変な顔が見えます
管理棟の対岸側で昨日はそんなものがあるとは気づきませんでした
しかもダムの壁面に設置されている階段は他のダムなら侵入禁止のはずが
柵がされておらず、近づくと階段へ至るコンクリートの路面には
『へんろ道』と書かれています
ワタクシ
『これはどう言うこと?』
ネコちゃん
『さあ、なんやろ?』
ワタクシ
『入ったらダメって書いてないし入っても良いってことじゃね?』
ネコちゃん
『やとしても階段は登りたくないわ』
ワタクシ
『じゃ、行ってくる!』
もっと鍛えなくちゃ…
何段あるのかわかりませんが変な顔の正体を確かめるべく登り始めました
最初は軽快なステップですが1/3程登ったところでスタミナ切れ
ヒーヒーハーハー言いながら一段一段やっと登り切りました
あとで知りましたが 堤高:74.5m 25階とほぼ同じ高さでした
変な顔の正体は『恵』
天の恵み 地の恵 泉湧くところ 栄えあり
台座に書かれていました
その恵みを表したものなんでしょうかね?
アートって言ったもん勝ちみたいな気がします…
ヒョロガリの裸の女なんで『恵』とか『栄』とかは違和感あります…
第一印象は八尺様でした
この日のルート
キャンプ場に戻り全員揃ってツーリング開始です!
地26を反時計回りに小豆島の北側を走り島の中程から
地31を南下
昨日走った
地29を通って島の南側
国436に出ます
ここまでは軽快に走れるワインディングなので走り好きのライダーは満足!
個人的本当は島の西側を横断する
地27を走りたいのですがそこは次回に
まずは一路
土庄(とのしょう)港へ
道の駅小豆島オリーブ公園に立ち寄りますが
時間が早いせいか施設は稼働していないので朝食がとれるところを探すため次へ
もうまもなく
土庄港という距離でコンビニがあったので
やっと朝食にありつけます
小豆島成分が足りないのはiguも同じだったらしく
朝食をとりながら『なんか小豆島らしさが足りんな〜来年絶対来ようっさ!』
今回は予告編という事で本編は来年
できれば今年もう一度訪れたいとiguと二人で心に誓いました!
昨日も朝食はカッップメンだった
土庄と言えば…
ネコちゃん的には
エンジェルロードを見たかったらしいけど
今の時間、干潮は終わり海中です
あいや、ワタクシ今の今まで
エンジェルロードはどこかの道路だと思ってました
まさか干潮時に現れる砂浜で島がつながる道とは実にロマンチックです
すでに海中に沈み用無しとなった今、ネコちゃんは朝食までの同行で終了
来た時と同じ
福田港へと去って行きます
ネコちゃんに別れを告げた我々は
フェリーの時間に余裕がある(はずな)ので見えない
エンジェルロードを見に行きます
iguと二人で仲良く記念撮影
コンビニからはほんの10分程度で到着
看板の案内に従って進むと駐車場からは5分とかからず
エンジェルロードへ
綺麗な海を見に来ただけでも値があります
確かに
エンジェルロードは海の中ですがうっすら底が見えます
kazuya
『向こう渡れるんじゃねえ?』
『こ〜ちん歩いて行ってみいや』
ワタクシ
『去年、御床島渡ったのは干潮に向かってたけど』
『今は満潮方向やろ!』
『渡ったは良いけど帰れんくなったらどうすんや?』
kazuya
『だったら泳げば良いやろ!』
相変わらず無茶振りです
そんなやりとりをしていると一人の外国人がやって来て靴を脱ぎ始めました
どうやらワタクシが躊躇していることをやろうとしているみたいです
靴下を脱いで足を海につけて引き返します
水温が低いのかな?
何度か試みるも踏ん切りがつかない様子
バイクに戻ろうとしましたが展望台があったので上から見下ろすと
先ほどの外国人の連れが来ていて
なにやら『行け』、『行かない』みたいな感じで結局引き返してました
これだけ見られれば十分です
しかし、ネコちゃんもったいないです
展望台から見下ろすと海中に沈んでいるとはいえ
しっかり
エンジェルロードが見えます!
個人的には今の沈んだ風景の方が幻想的でロマンチックです
ネコちゃんを悔しがらせようと画像を送ってやりました
GSで給油して
土庄港へ
係員の指示で3-6レーンに並びますがsatsukeが変な位置で停車
まあ仕方ありません、先頭の表示が薄くて3-6に見えないので
ワタクシでも同じ位置で止まったと思います
遠目で見ると6には見えないんだよ
乗船までの待ち時間にお土産を買います
そういや小豆島土産を買ってなかったので最後のチャンスです
太鼓をたたくと波が起きる
自分の家用と親戚用にオリーブ素麺とお菓子を
あと、船内で食べるおやつにせんべいを購入
すると店のおばちゃんが
『あら〜こんなにありがとう』
『素麺一割引にしとくわ』
『あとせんべいサービスね』
あらら、なんか申し訳ないくらいです
9:50乗船時間です
往路と同じバイクは最後です
ワタクシ達が乗船してバイクから降りたと思ったら、もうフェリーが動き出しました
あまりの早さに顔を見合わせ『動くの速!』
腰を落ち着かせる前に船内散策、今度はkazuyaも一緒です
乗客が少ないので座る場所は心配せず悠々散策
satsukeの感想が淡白すぎる
小さいフェリーだったのでさほど時間もかからず見回ったので
船内で先ほどのせんべいを食します
味付けは小豆島産の醤油でよく知ってる味の醤油とは違い実にコクのある味です
お土産に醤油も買っとけばよかったと後悔しました
意外にも美味すぎです!
せんべいは他のメンバーにも好評で特にkazuyaはかっぱえびせんのごとく
やめられないとまらない状態であっという間になくなってしまいました
フェリーが
新岡山港に着くのが11:00
着いたらお昼ご飯を考えないといけませんがsatsukeのプランではどうなのか?
わかっているけど一応聞いときます
satsuke
『別に考えとらんだわ』
kazuya
『やと思った!』
『ちょっとルートから外れるけど考えといたわ』
流石kazuya!
本来のルートは
新岡山港から
国2を西へ倉敷市内で
地54、
国180で北上でしたが
kazuya提案の昼食の店は
新岡山港から北方向
国53沿いにある
かばくろと言う店
これまでkazuyaが提案してくる店は大盛りメガ盛り系が多いので
ワタクシを含め皆が警戒しますが今回はいたって普通の店のようです
地45〜
国250〜
県219とややこしいようですがマップルではほぼ一直線の
岡山市街を回避するルート
急遽ルート変更したのでナビ搭載のワタクシこ〜ちんの先導ですが
県219から
地27に出る交差点でワタクシ少々迷いました
ナビがあるのに道に迷ったんじゃなくてどの道を通っていこうか?と悩みました
地27を右折(北方向)して
県218で
国53に出るいたって普通のルート
もう一つは左折(南方向)してすぐ
県386に入る山間部を通る一見
険道ルート
一般的には前者でしょうがそっちへ行ったらkazuyaにこう言われそうです
『なんでそっち行ったん?』
『こっちの方が(
県386)面白そうやのに』
逆に
県386に行ったら行ったで
『なんでこんな狭い山道行くんや?』
『こっちの方が(
県218)が走りやすそうなのに』
どっちへ行っても何か言われるなら自分が行きたい方へ行くことにします
もちろん行くのは後者、
県386ルートです
マップル見る限りではわざわざ抜け道に使う様な道路には見えないので
交通量が少ないと思ってたのですが意外にも車が多いです
これはこれでkazuyaに『読みがちがったな』と言われそうですが
大丈夫との確信がありました
目的地の
かばくろをナビにセットしているので
画面上に案内ルートが表示されてるんですが
その案内ルートは
県386を外れてマップルでは色なしの
一般路に続いています
おそらくナビ上のルートが抜け道として地元民に使われているルートで
我々の前を走っている車列はそちらへ行くだろうと
果たして、分岐では車列は読み通りに進み
県386へ進むのは我々バイクのみでした
唯一の懸念は
県386が
険道かどうか?
ワタクシはむしろ望むところでそれを見越してさっき
地27の分岐あたりで
ヘルメットにアクションカムをセットしました
幸か不幸か?(個人的に)
険道とは呼べない道でしたが
実際、
険道だとkazuyaにとどまらずiguやsatsukeからもブーイングだったかもしれません
12:00ちょっと過ぎに
かばくろに到着
人気店らしく店外にまで列が続いています
入り口の順番待ちに記入しますが9グループ目とまだまだ先のようです…
持ち帰り用の窓口もあります
待ち時間のあいだ敷地内の池でしばし談笑
別店舗からも池を眺めながら食事ができるおしゃれな立地です
その池には一羽の白鳥が優雅に水面を泳いでいます
satsuke
『水の中は思いっきし掻いとるんやぞ』
kazuya
『そんなん誰でも知っとるわ!』
いつものsatsukeのどや顔をさらりと潰すkazuyaのやりとり
最初つくりものかと思った
すぐ近くで白鳥が見られるのは珍しいのですがこの白鳥全然逃げません
ここで飼われているんでしょうか?
初めは望遠で撮影していたワタクシですが
近づけるのか?と思いソロリソロリと忍び寄りますが
5m位まで近づくと羽を若干持ち上げてこちらを見ます
これ以上の接近は無理
じっと息を殺していると羽を繕い、一歩踏み出すとまたこちらを見ます
どうも威嚇しているようなのでこれ以上の接近は諦めます
白鳥の撮影が終わり店の前に戻ると呼び出しがありました
思ったよりも早く入店です
さて
かばくろはどんな店なんでしょう?
メニューを開くと蒲焼のような写真が載ってますが鰻屋ではありません
蒲焼は蒲焼でも豚の蒲焼の店なのです
kazuyaは ひつまぶた その他はぶたかば重と担々麺の
Aセット担々麺がうまそうだったのでセットにしました
kazuyaの ひつまぶた はセットではないですが担々麺も追加で注文
よく考えるとラーメンとのセットは不思議な組み合わせ
さっきからワタクシなんか既視感を覚えます
トイレから席に戻る時に気が付きました
店員のユニフォームのロゴがユニクロにそっくり!
ユニクロ、カバクロ…確かに似てる
食事を運んできた店員さんに『これはコラボ?』と聞いたところ
ジョークで勝手にやってるとの事でした
ちゃんと許可もらって撮ってます
肝心のぶたかば重は美味しいのですが量が物足りなかったです
ワタクシなら2人前は入ります
あ、担々麺もうまかったです!辛くはないですが
コクのある魚介系のスープとゴマの風味のマッチンクが好みでした
食後
国53を北上して
地31を西へ進み本来の
国180に復帰するのですが
まだ市街エリアの
国53を走行中白バイを目撃しました
1台目の白バイは左側に隠れていました
2台目は反対車線でトラックを取り締まっていたので嫌でも目につきます
地31に入ると更に前方にパトカーが走ってます
しょうがないのでおとなしく追走していると事故現場に遭遇
その直前にすれ違ったパトカーはこの事故に関連したものでしょうか?
とにかく前走のパトカーはこの現場で停車しました
先ほどからの状況で誰もが運転には慎重になるこの場面で
satsukeはどんだけ心臓が強いんでしょうか?
黄色いのに
『俺たちができない追い越しを平気でやってのける
そこにしびれる憧れるぅ〜』
(黄色ってのは揶揄ですが意味は追求しないで下さい)
国180に入ってからもsatsukeの怪進撃は止まる気配がありません!
先頭が行っちゃうんで後続のkazuyaもiguも仕方なく行きます
最後尾のワタクシも仕方なく行こうとしますが
パッシングポイントが前の3台とは完全に違うので自身の安全が確保できません
だんだん別の意味で危険を感じてきたので
免許の安全が確保できない場所でのパッシングをやめることにします
はぐれても自己解決が我々のルールなので無理して後追いはしません
皆とはぐれてすぐダムに遭遇
事前に道沿いにあるから寄り道するとは言っておいたけど覚えてるかな?
脇道に入り坂を登るともうそこが
千屋(ちや)ダムです
今から変身するみたいなポーズ
流石にゆっくり見物はできないのでダムカードを貰ってすぐに出発です
カードを持ってきてくれた係員の方は
親切に周辺のカードを集める効率的な順番を教えてくれましたが
残念ながら今日はこの1枚のみ、皆んなを追っかけます
先ほど自己解決と言いましたが
そうは言っても優しいメンバーですからどこかの分岐で待っていてくれるはずです
国180〜
国181の分岐はわかり易いからか?いません、先へ進みます
国181からすぐに
県113の分岐ですがそこにもいません
きょうの野営地
中蒜山オートキャンプ場はもうそこなので
あえて停まらないのかと思いましたが
国482と交差するあたりは
マップルではパッと見わかり辛いので
流石にここにいるだろうと思いましたがやはり居ません
停車してスマフォを確認すると10分ほど前にメッセージがきてました
kazuyaからで
『国482の分岐にいるよ』
あれ?同じか?
『俺も近く』
と返信して周囲を探しますがどこにも見当たりません
とりあえずこちらの現在位置を送信して向こうからどうするか返事を待ちますが
satsukeから来た返信は
『ローソンにいるよ』
『だからどこのローソンだっつーの!』
話が通じるkazuyaに電話して向こうの場所を聴き出しますが
意外にもkazuyaは後を付いていただけで現在位置を補足しておらず
satsukeと代わり話します
ここで合流
どうやら
県113の分岐を通り過ぎてしまい
国482の分岐に居るそうです
つまりワタクシが先行している状態
satsuk達には
国482をそのまま来てもらい合流となりました
合流後は
大山広域農道を北上するつもりでしたが
すでに16:00と時間が押してるのでワタクシの判断でそこはカット
国482を進み買い物と給油をしてキャンプ場入り
キャンプ場受付の犬、吠えるけど近づくと大人しくなる
昨年子供達を連れて泊まったばかりなので周辺事情はよく知ってます
サイト内でもなるべく平らな場所にテントを設営したいのに
皆んな先にバイクを停めるものだから微妙に傾斜あるところに設営です
何回も『そこにテント張るよ!』って言ったのに…
周囲に遮るものがない広い芝生のサイトが魅力の
中蒜山オートキャンプ場ですが
それゆえ風が気になる立地でもあります
人間には心地よいそよ風のつもりでもテン幕を煽るには十分な風量
ワンタッチテントのワタクシはなんの苦もなく設営できましたが
他の3人はインナーにポールを通すのもフライを被せるのも一苦労
もちろんワタクシ手伝いましたよ
緑の芝は心が落ち着きます
テント設置後はおきまりの温泉、
快湯館へ行きます
じっとしてるとそれほど寒くないですが
日が陰ってくると途端に気温が下がるので急いで温泉に行きます
暮れる蒜山
湯上り後、晩酌のビールを
快湯館で購入
本日の宴もやはり焼肉、少し奇をてらってラム肉を2パック用意しました
さほど癖はないですが微妙な癖がsatsukeは苦手らしく
『ちょっとオレには合わんわ』
とデリケートな一面を見せますが
昼食後の怪進撃に話題を振ると
『え?白バイなんかおらんだやろ』
ワタクシ、kazuya
『なにゆうとん!2台おったやろ!』
igu
『え?1台しかわからんだ』(反対車線)
satsuke
『全然わからんだ…』
鈍いのか繊細なのか不思議な人です
ラム肉、うる星ネタは禁止されました…
二十四の瞳つながりで学校です
ピザプレートが大活躍!キャンプ道具のレギュラーに昇格です
ところでワタクシ皆んなとのツーリングはここまで
カレンダー通りの休日なので明日は帰宅です
皆はまだ1日余計にツーリングなので残りのレポート
3日目、4日目はsatsuke、iguに託します
3日目に続く
本日の走行距離
257.9Km