
店内は満席で少し待ちました
ワタクシはもちろんジンギスカン定食を
長男はざるそばを注文
実は食事には結構気を使うんです。
なにが?と言うと量です
長男は空腹でも一度に沢山食べられないので
まともに一人前頼むと半分くらい残してしまいます
注文しておいて残すなんてもってのほか!
なのでワタクシがその分も食べるのを計算しておかないと
もったいないお化けが出てしまいます
【大にぎわいの店内】
出てきましたジンギスカン定食!
羊の肉は少々クセがあるのですがこの肉は全然気になりません

【ワタクシのジンギスカン定食】
【今度は透過光出すなよ】
量もたっぷりあるので大人でも十分腹一杯になります
懸念の長男の残りもなんとか納める事ができました
後はキャンプ場目指して
国40を走るだけなんですが
マップルではすぐそばに“
智恵文(ちえぶん)ひまわり畑”(52-D2)とあります
時期的にもひまわりは今が旬!
せっかくなんで道沿いに眺めながら走ろう!(あわよくば記念撮影…)
道252を走り出すと“ひまわり畑”と書かれた看板が出てくるようになりました
しかし、そのどれもが『ここを曲がれ』とか『ここ入れ』ばかりで
どうも道沿いからひまわりを楽しめそうにありません
たとえ無料だとしてもわざわざバイクを降りて歩いて見に行くほど時間的余裕は既になく
ひまわり畑のエリアもピークも過ぎた雰囲気になってきたので長男に
『今回のメインじゃないし、あきらめるか…』と話した直後
フルブレ〜キ!!
脇道を入った先の道沿いにひまわり畑を発見!
期待したほどの面積ではありませんが写真撮影するには十分です
ひまわりの品種には詳しくないですがあまり背が高くないので大人の目線では
少し物足りなさを感じますがそれはそれでいい事もあります
ひまわりに囲まれた長男を撮ろうを思いました(サムネ画像)
背が高いと子供は埋もれてしまいますがちょうどいい高さです
あたりに人影はありませんがこっそり畑に入ります
今回のツーリングの為に買った
アイテムその2の威力が発揮されます!
新しいデジタルビデオカメラ(Panasonic HX-WA20)です
すでに昨晩宿のお風呂で活躍してます!
正直、画質は去年買ったコンパクトデジカメの方がいいのですが
こいつならではの撮影方法があります
三脚に取り付けて足を伸ばし、三脚の足を持ち高く掲げます
モニターが回転するので下向きしておけば
普通のカメラでは確認できないアングルでも
しっかり狙った所を撮影できます
シャッターはタイマーで切ります
こうして上から見下ろしたアングルの撮影ができるのです!
あと、ビデオ撮影もガングリップスタイルで
片手で操作しやすく、これ一台で動画も静止画もOKと
荷物を持っていけないツーリングに最適な一台です
もちろんトップブリッジに固定して走行シーンの撮影もできます
ちなみに防水です

【昔はもっと凄かったって…想像できません】
長男を侵入させて撮影していると自転車でおじさんが通りかかりこちらを見てます
この畑の持ち主かな?と思い『写真撮らせてもらってま〜す』と挨拶
『なんで、ここにきたっさ?』と聞くので
こ〜ちん
『マップルに“ひまわり畑”が載ってるんで見に来たんですぅ』
おじさん
『それに騙されてきたか』、『こんなもんたいした事ないっさ』
こ〜ちん
『そうなんけ?、こんなに見た事無いし凄いよ!』
どうやら持ち主ではないようですがなにやら残念がってます
おじさんが言うには
『昔はこんなもんじゃなかったっさ』
『向こうに見える丘のうえ全部ひまわりで、迷路つくってたっさ』
『ここにあるのは油取る為に植えてあるやつっさ』
などなど、この辺のひまわり事情を教えてくれました
【気さくなおじさん、こっちが喋るスキを与えてくれなかった】
他にも観光ポイントをいくつか教えてくれて、おじさんは自転車で去っていきました
さあ、早くキャンプ場へ行こう!用意して出発!
しばらく行くとさっきのおじさんに追いつき会釈して
国40を北上
途中
道の駅びふか(55−B5)で休憩し
本日のキャンプ地“
ふるさとの森”(56−E3)にナビをセットしました
最初は異変に気付きませんでした
ある程度目的地に近づいたときおかしな事に気付きました
国40を走ってれば目的地は東側、つまり進行方向右側になるのですが
ナビ画面の目的地の方向を示すラインは進行方向左
自分の居る位置からだとたまたまそうなるだけで
更に進めばいいのだろうと思い更に進行します
しかし、明らかにおかしくなりました!
目的地の方向が左に横向きになりました!もう通り過ぎそうです!
ナビを確認すると目的地の位置がずれてます
なんでズレたのかは解りませんが10Kmほど過ぎてます
ナビも頼りすぎるとこうなるいい見本です…

【キャンプ場手前で給油、北海道ならホクレン!】
若干の遠回りをしましたがそこは北海道スイスイ走れるのでキャンプ場に
予定通り17時頃に到着しました
(ホントの予定では15時頃だったんですが予備も含めて17時です)
このキャンプ場、無料でサイトは芝生
しかもキャンパーが少なく静かといい事ずくめなのですが
無料故か案内がほとんどありません
ナビでも検索できなかったのでおよその位置しか判らず
もうすぐそこなのにどこなんだろう?と周辺をウロウロしてると
道の突き当たりに公園らしいものをみつけ
近づくとそこがキャンプ場でした

【案内板によるとけっこう広い敷地のようです】
街路樹で隠れてる案内板を見ると『森林公園』と書いてありました…
あとで確認しても場所を示す案内はこれしか見つけられませんでした
行ってみるとバンガローがありテントも数張りあります
やっと本日の目的地到着!でも、まだのんびりできません
我が居城となるテントを設営しなければ!
はい!ここで今回のツーリングの為に買った
アイテムその3
Newテントです!(コールマン ワイドツーリングX/2)
【テントサイト周辺設備はしょぼいですが綺麗に整備されてます】
iguは意外に感じるかもしれませんね
7月に一緒に行った“86峠セレクションツーリング”で
北海道用に買ったテントをお披露目したのに
それとは全然違いますから
でも、あのツーリングのおかげでもあるんです
あのときの3人用テントにワタクシたち親子と荷物を入れたんですが
スペースがかなりキツかったのです
もし、雨だったら?
そう考えると快適どころかかなり厄介なのはすぐに想像できました
ギリギリまで考えて出発の一週間前に注文しました!
(しかも裏技で安く買えた)
出発前に車庫で一度仮張りしてみましたが実戦はもちろん初めて
このテント、大きさやフレーム構造が一般的なドームテントと違うので
設営が少々面倒ですが、このテントならではの性能があります!
(あれ?さっき似たようなフレーズが…)
フライシートから先に張れるのです!
【設営に手間はかかりますが広くて快適!】
つまり雨天でもフライを張ってから
その内側にインナーをかけられるので濡れずに済むのです
(逆に撤収はフライは最後に)
しかも前室が大きいので荷物もすべてそこに置いてけるので室内も広く使えます!
設営してると隣のテントの主が戻ってきたようです
『お、コールマンの新しいのか?』
話し好きのおじさんで旅行者同士のあいさつみたいなもんですかね?
『どこからきた?』とか『これからどこ?』とか
(熊谷ナンバーのバイクでした)
買い物ができる所の情報を聞いてワタクシたちも夜ご飯の買い出しです
(セイコーマートが有名なのは帰ってから知りました)
今思えばこのときBBQしとけばな〜
はい!いつものツーリングのごとくBBQセットもって行きました
でも、今日は思いのほか到着に時間がかかったので
BBQの準備や片付けもそうですが
長男が早くごはん食べたいというので
スーパーのお弁当で済ませる事にしました

【買い物したスーパー品揃えバッチし!】
【妙に警官が多いと思ったら踊りの警護だった】
戻ってくると、先ほどのおじさんはなにか料理をしてました
『今日は久々に自炊』と言ってました
【スーパーのお弁当でもキャンプ飯です】
食事の後は温泉です!
北海道は例年より気温が低いみたいで今日も肌寒い時がありました
実際、日が傾くとメッシュジャケットだけではいられないほどです
汗も殆どかいてないので気持ち悪い事はないのですが
温泉もツーリングの楽しみなので最寄りの温泉施設
“
ふれあいセンター”(56-E2)へ行きました

【キャンプ場から10Kmほど、湯治場らしく周辺には宿泊施設がある】
なんの予備知識もなしにいったんですが
なんか他の温泉とは違います、何が違うって“臭い”です
確かにどっかでかいだ記憶がある臭いが漂ってます
入浴券を買って受付に渡すと
『ここは来た事ありますか?』
『一般の方は奥へどうぞ、手前は湯治客用でぬるいです』
なるほどここは湯治客が来るような温泉か
脱衣場にいた親子のお父さんが『うわ、凄い臭いだ』と言ってました
やっぱり臭いに温泉の秘密がありそうだ…

【温泉でほんわか萌えます】
浴室に入るとツン!と、更に臭いがキツくなります
この臭い!絶対に知ってる臭いだ!でも、なにか思い出せない…
草むらに入るといわゆる青臭いといいますが
これは何だろ?黄臭い?そんな感じです
小さな施設でしたので湯船も大きくはなかったですが
食堂もあったりして(訪れた時は既に閉店)長い時間ゆっくり過ごせそうです
【湯上り:エントランスが売店】
【えぞシカの缶詰が売ってました。奥に食堂と浴場】
温泉の謎を引きずりつつテントに戻ると
隣のおじさんはもう寝ているようです
ワタクシたちも明日は早いので寝る事にします
でも、その前にさっきの温泉をマップルで調べると…
『油風呂』
0円マップではもう少し詳しく
『大正末期石油採掘時に沸き出したと言う温泉』との解説
そうだ!あの臭いは灯油と同じ臭いだった!

【今日の出来事をメモします】
謎が解けて身も心もすっきりして寝る事ができます
そういえばこの町お祭りだった、なんか遠くの方で太鼓の音が聞こえる
……zzz

【今日は良く走った!…って昨日のリセットしてなかった】
【629.6Km-135.7Km=493.9Km】
つづく…