
30分ほど走って
道の駅さるふつ公園(58−J4)で休憩
11:00をすぎた所で
そろそろ昼ご飯を考えていたとき
長男が『アイス欲しい』
気温20℃あるか無いかってのに
寒くないんかい!
【広大な芝のキャンプ場】
すぐ近くには芝生が広がっていてかなり広大です
天候が良ければ最高のロケーション!
いっぺんキャンプしたいと思いました!
【子供って本当にアイス好きですよね】
着いた当初、道の駅の建物だと思っていたのがレストランで
離れた所の小さい建物がそうでした
そこのベンチで休んでるとやはり親子ツーリングは目を引くのか
今入ってきたライダーが声をかけて来ました
『もしかして、二人乗りできたんですか?』
『自分新潟です』
『青森まで自走できました』
などなど…
同じ年頃の子供が居たので声をかけてくれたようです
『3年の女の子と1年の男の子が居るんですよ』
『え、お子さん3年生ですか?』
『下の子、後2年したら一緒に来れるかな?』
なんて話しました
道の駅さるふつ公園を出るときにナビでキャンプ場まで
のルートを検索すると
あと200Kmほどあります
遠い…
ここでの食事はカッパを来てると入りづらいので朝食もウニ丼と贅沢したのもあり
次にコンビニあったらそこで昼ご飯にしようと走り出しました
このまま
国238を走るだけでは単調なので
エサヌカ線(58−K5)と言う広域農道を走ってみました
入り口が分からず通り過ぎましたが
国道と並走してるので次の交差点から進入
マップルで見てもまっすぐにのびたほぼ直線の道路で
過去にマップルの表紙の撮影地になっていたりと
北海道らしい広大な景色が楽しめそうです
【晴れてたらもっと気分爽快なんだけどな】

【周りは人っ子一人いない】
時々ゆるいカーブがありますが基本まっすぐです
国道走ってても行き交う車は多くはありませんがここは更に少ないです
今この道を走ってるのって自分たちだけ?って思うくらいすれ違う車が少ないです
エサヌカ線だけですれ違った車は5台なかったです
国238に復帰して最初のコンビニで昼食にしました
北海道で展開しているセイコーマートは
地元石川県には当然ないので結構新鮮な印象です
おにぎりを店舗で手作りしていてアツアツのがあったり
お弁当も店舗で手作りしているものがあったりと
地元のコンビニでは飽きていた弁当もおいしくいただけます
長男もここのフライドチキンがお気に入りで寄るたびに買わされます
【後ろの赤いバイク何気に荷物スゴイんですけど】
先ほどの
道の駅さるふつ公園から30Kmほどしか走って無いのですが
すぐ隣のガソリンスタンドで給油したとき紋別まで行くと言ったら
『あと2時間ほどかな〜』なんて言ってました
どうやらこの先結構なペースで走れるようですが
ざっと見積もって[2時間+休憩30分×2+おしっこ等30分]
あと3.5時間くらいでしょうかね?
今は13:00頃なので17:00までに着けばヨシ
ほとんど雨は降ってない状態、でも空はまだドンヨリしてます
なのでカッパはそのまま着用というか、着てないと寒いです
見覚えのある景色が目に飛び込んできました
海に張り出した山の上に雲が被さっている…
20年前にも似た風景をみました
多分同じ場所です
神威(かむい)岬(57−E3)です
今回は岬へ行ってみます
【左に突き出してるのが神威岬。トンネルが岬を貫通してます】
手前の入り口が微妙に分かりづらかったので通り過ぎて反対側から岬へ行きます
多分もとはこっちの道が本道だったんでしょう、トンネルができてからは旧道となり
あまり車は通らないみたいです
路肩にバイクを停めようとしたところ猫がガードレールにいました
ノラ?近づくと藪の中へ逃げて行きました
ビデオでもよ〜く見ると映ってます
【トンネル通過後翻って岬方面へ】
最初、岬をバックに写真を撮るだけのつもりでしたが
歩いて岬の先端へ行けるようです
行けるとなると行きたくなるのが性分
濡れて滑りやすくなってるので十分注意しながら歩き出しました
【ホントはこれだけの筈だった】
途中途切れていて本当の先端に行くことはできなかったのですが
行けるとこまで行って長男と記念撮影してきました
大人のワタクシには大したことありませんが
長男にしてたら結構な冒険だったようです
【冒険の一部始終】
これで目覚めてマクガイバーになってしまってもいいように
冒険者の心がけをとくと言い聞かせました
1)一人では行動しない
2)常に安全を最優先
3)行きより帰りが危険
4)決して諦めない心
1、2に関しては自分自身への戒めでもあります
寄り道したくないのについつい寄り道してしまう
魅力いっぱいの北海道ですがそろそろ時間の余裕がなくなってきました
休憩時間も少しひきしめて行きます!
『次は道の駅おこっぺ(53−D1)まで一気に行くぞ!』と言いましたが
手前の
道の駅マリーンアイランド岡島(57−G5)で休憩…
長男が休憩したがる感覚が短くなってきてます
ワタクシは全然平気ですが子供の体力では持たないのかもしれません
スピード違反も気になりますが
ちょうどいいペースの車が前を走っているので便乗して
こちらも着いていきましたが
トイレ休憩で廃業したコンビニに停まったのではぐれました
ワタクシたちが居るせいで
営業してると勘違いした車が入ってきました
『やってないですよ』と降りてきたおじさんに教えたのですが
こちらと目もあわさず黙って行ってしまいました
感じわるいな〜、間違って入ってきたのが恥ずかしかったのかな?
【遠目には営業してるようにしか見えない】
取り締まりの危険なんか何のその
地元ナンバーの車がバンバン飛ばしてます
遅い方で80、100くらいは珍しくもありません
それくらい走りやすい道路です
道の駅おこっぺには思ったよりも早く着きました
北海道の地名は読み方知らないと読めないのがいっぱいです
ここ“おこっぺ”は漢字で興部と書きます。読めないでしょ?
ここからキャンプ場まで30分位の距離なので
少し長めの休憩をとります
【なんだか今日は余裕だね〜】
ここは昔、鉄道の駅があったようで、その当時の資料が展示してあったり
外の敷地に機関車の動輪が置いてあったりして
鉄道好きだった長男はチョット嬉しそうに見えます
【長男は小さい時は鉄道が好きだったけど今はゲームが一番みたい…】
【建物内にはかつての鉄道の展示】
一通り見た後『アイス欲しい』
と、暑くもないのにまたアイスです
『アイスは一日一個!』さっき食べたときそう言いましたが
売店に“おこっぺアイス”と書いてあります
なにやらプレミア感漂うネーミングに
『お父さんと半分こやぞ』と
保冷庫のカップアイスを1個取り出しレジへするとレジのおばさんが
『カップだと固いですよ、ソフトもありますよ』
というので食べやすいソフトに変更して店内でいただきました
解説を見ると製法が普通と違っていて濃厚らしいのですが
知らずに食べると多分違いに気付かないかも?
でも、おいしいのは間違いありません
【大人になるとなぜかそんなに欲しくないんだよね】
外に出て奥の方に目をやると鉄道の客車が見えました
中に入るとと二両ある客車の手前の車両内で地元の子供たちがゲーム機で遊んでます
チョットした憩いの場になってるようです
そして次の車両は鍵が掛かってて入れません
ドアの横の看板を見ると無料のライダーハウスのようです
さっき見てきた交通記念館で受付すると利用できるそうです
そう言えばドアの周辺にチャリダーの荷物が置いてあるけど
受付にいってるのかな?
【なんだか素敵なライダーハウスです】
そろそろ、キャンプ場の“
紋別市海洋公園”に行こうとバ
イクに向かって歩き出すと
チャリダーと受付のおばさんが車両の方へ歩いていきました
やっぱり泊まるんだ
今度はライダーハウス巡りのツーリングもいいな!
16:30頃キャンプ場周辺に到着しましたが
いまいち場所が分かりません
海沿いの公園にあるらしいのでうろうろしてたら
目の前に驚きの物体が現れました!
巨大なカニのハサミです!
【デカ過ぎ!見た瞬間吹き出してしまった!】
高さ12m
幅 6m
重さ 7t
何の為の物かは定かではありませんが
紋別はカニ漁が盛んなのか?
この巨大ハサミから少し戻ると港へ降りる坂道があり
その先を見るとテントが張られてるのを見つけました!
どうやらあそこのようです
受付をしようと建物に行くと意外な受付方法でした!
【省力化もこんな工夫があると楽しいです】
受付だと思っていた建物はトイレで
その風除室にガチャガチャが置いてあります
200円入れてガチャガチャを回すことで受付完了!
カプセルの中に案内とリボンが入っていて
そのリボンをテントに縛っておくんです
ここは広い芝生ですが、もともとキャンプ場ではなく
要望が多いためキャンプ場として解放しているのだとか
確かにオートキャンプ場のように見えても
シャワーどころ売店すらありません
でも、公園としては綺麗に整備されていて
とてもいいロケーションです
ちなみに、バイクで来てるのはワタクシたち親子だけでした
【周りはみんな大きなテント】
持参してきたBBQセットは今日ここで使おうと思っていましたが
雨の為BBQは中止、食事に出かけることにします
マップルに掲載の“
まりーさんの木”へ行きたいと思います
カニチャーハンが人気と書いてあるのが興味を引いたからです
先ほどの巨大ハサミの印象が残ってるのかも?
ところが…
この店が見つからないのです…
ナビでも検索できないし…
マップルが間違ってるのか、単なる見落としか分かりませんが
(帰宅後しらべたら看板が小さいみたいで見落としていたようです)
雨の中ウロウロ探すのも面倒なので取り合えず市内にある
“もんべつ温泉美人の湯”へ行くことにします
大きな施設ならそこで食事もできると思うので
その後入浴すればいいかな?
マップルでは詳細な位置が分からないのでやはりナビで検索
ところが“
もんべつ温泉美人の湯”という名前では出てきません
“もんべつおんせん”では出てくるので多分そこでしょう
で、ついたら案外小さい所で食事ができないようです
『風呂に入ったら暖かいうちにテントに帰りたいよな〜』と、長男と話し
再び食事の為に
国238へ出ます
国238を左折して店を探しますが全く見つかりません
“
まりーさんの木”を探すときに走ったとき
結構沢山飲食店があったと思うのですが
いざ探すと思うように見つかりません
今度は市街地を走りながら探しますがやはり見つかりません
おまけにすぐ信号につかまり空腹と相まって少々苛立ちを感じます
市街地を通り抜け再び
国238へ出たときにラーメン屋を見つけて
やっと夕食にありつけました
キャンプ場を出てから一時間もうろついてました…
【やっとありつけた食事…すっかり体が冷えてしまった】
後は温泉につかって寝るだけです
場所は分かってるので今度は迷わず着きました
ここでもバイクに乗っていることで興味をもたれたようです
バイクを駐車している間に長男が先に入ったのですが
ワタクシが入ると受付のおばちゃんと何やら話していました
『ぼく、すごいね』といわれ長男は少し恥ずかしそうでした
このおばちゃんの孫が、ワタクシの長男くらいの年頃で
バイクが好きなんだそうです
【温泉で体も気持ちもほっこりしました】
バイク好きの孫が居る、そこへワレワレがバイクで来た
たったこれだけの関係ですが
帰り際も玄関まで見送ってくれて
『タオルいります?、ナイロン袋あげましょうか?』などなど
最後まで気を使っていただいてホント感謝!感謝!です
21:00頃オートキャンプ場に戻るとすぐシュラフに潜り込みました
周りのキャンパーはまだ起きていて音が少し気になりましたが
疲れてるんでしょうね、いつの間にか寝てしまってました
zzz…
【意外に走ってましたね、でも北海道は走りやすい】
【372.2Km】
つづく…