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2014年05月04日 イイね!

北関東というより信州ツーリング 3日目-後編(終)

北関東というより信州ツーリング 3日目-後編(終)
satsuke視点

 <3日目>
※トラブルはこういう時に起きる編


「昭和軒」で昼食を終え
味噌カツの味の余韻を残しながら?
あとは糸魚川ICまで
R148をひたすら北上するルート

「久し振りのロングツーリングも
あっと言う間だったな〜」
「帰りは何時頃かな?」

などと気にかけ始める時間帯で、
途中左手に見える白馬山麓の
良い景色を眺めながら
お帰りモード全開で走っていた。

因みに今回のツーリングでは、
ほとんど先頭で走っていたのに、
スリ抜け等のタイミングでこの時だけは
何故か最後尾になっていた

*この時点で既にジョーカーを
 引いていたのか…


白馬を抜け、小谷村に入った辺りで
何故か渋滞発生。
先頭に出てみると
道路工事の為の車線規制で、
誘導員が立って
反対車線の対向車を誘導していた。


仮設の信号も無く、
待たされる時間もやたらに長いし少し
何時まで待たすのかと
イライラし始めたので落ち着こうと、
後の4台に習いワタクシも猿人を切った。

  「それにしても長い!
 5分じゃ効かないぞ!」

そして、ようやく通行OKの合図が。

儀式の様に、再スタートを切ろうと
シリンダーのキーを捻った瞬間
「あれれのれ!?」
電気が堕ちたまま全くセルが回りません。
回りが弱いとかの次元じゃなく
完全に電源が堕ちてしまっている。
幸い下り勾配の道だったので、
惰性ですぐ先の工事のエリアに
バイクを左隅に寄せ、難を凌いだ。

と、ふと視線を前に送ると
何と前車のkazuya号も
同じ様にストールしています。
なんとか猿人掛からないか
惰性で頑張っています。
この時、ワタクシの心の叫びは不謹慎にも
「やった、仲間が居た!」でした。

すると「ブロロロッッ!」
kazuya号の猿人が目を覚まし、
ワタクシに気付かず
速攻で遥か先に行ってしまった。。。




 はい。ここからは一人日記です。

取り敢えず、皆に事の事情を伝えようと
仲間にメール打ち始める。

この時の携帯の電池残量9%。

こんな事態になろうとは想像も付かず
充電も満足にしなかったのが
あとのまつり。

「猿人かからなくなった」
この一言メールを飛ばした瞬間、
マシンに続き携帯の電源が堕ちた。

この状況は、
こっちから信号が発信出来ないことに加え、
電話やメルアド連絡先も
見れないって事です。


心配してこちらにかけ寄って来た
道路工事のお兄さんに、
取り敢えず
「ブースターケーブル持ってませんか?」
と尋ねると、
親切にも持っている同業者と
連絡を取ってくれました。

 ケーブルを繋ぎキーを回すと電源が戻って
猿人も無事掛かった。久し振りの快音。

お礼を言いケーブルを外した瞬間、
何と再びストール。

「これってケーブル繋いだまま
 サイドカーみたいに四輪と
 曲芸走行をすれば走れるのか」。

本気でそう思う程追い込まれていました。

3回ほど、これを繰り返しましたが
症状は変わらないので、
これはもうリタイヤ宣言だなと思い、

お兄さんに、おんぶにだっこで
近くのバロンを探してもらい
レスキューの段取りを取った。

バロンに
「現地まで2時間ほど
 掛かるかも知れませんよ」
と言われけど、
でも動いちゃマズイなと思い、
その場で待機、

 携帯の電源を入れ直してみると
電源が戻った

携帯が堕ちてた間、
心配してくれた仲間からの着信履歴が
怒涛のごとくあったけど、

バッテリー残量を考え
着信を待って確実取る方針をとった
(のですよ!?)。

すると、futawa氏から着信アリ。
やっと事の事情を言葉で説明出来た。


【バイクが不動こんな不安な事は無い…】

 そしてトラブってから
1時間半近く過ぎた頃、
こ〜ちんさんが現場に戻ってくれ、
ようやく事態は収束の方向へ。。。

こ〜ちん氏に
1km先に小谷の道の駅があると聞き、
そこまで移動することに。

不幸中の幸いで
道の駅まで長い下り勾配が続いていたので
惰性だけでノンンストップで辿り着けた。

そして
バロンにも待機場所変更の連絡を入れる。

一人ぼっちの状況から脱却したのは
良しとして、
マシンが自走出来ないので、
今はバロン待つしかない状況です。
それとワタクシ自身がどうやって
加賀まで帰るかの段取りが残ってます。


しかし、そんな心配も直ぐに消えました。
約20分後kazuya氏が荷台を空にして
小谷まで戻って来てくれた。嬉すぃ〜〜^^♪

この機転の効かし方が、
kazuya氏の専売特許なんだよね〜
仲間って良いな〜と思った瞬間です。





駅でトラブル談義しながら待って居ると
退屈しません。






























こ〜ちん視点




















新潟県と群馬県の県境に
道の駅小谷(おたり)
があります
ここから南に600m程の場所で
道路工事がありここで全車停止


【この後あんな事が起きるとは…】

バイクなんで最前列に出させてもらい
発進の時を待ちます
工事区間が長いので必然的に
待ち時間も長くなります
ワタクシもエンジンを止めて待ちました

3分程?だったと思います
誘導員が旗を振り先頭のワタクシが発進
続いてfutawa
ミラーで見ると後続が発進してません
しかしバイクでは良くある事で

 【青信号に気付くのが遅れた】
 【ギアが入らなかった】
 【エンジンがすぐかからなかった】
 【バランス崩して立ちゴケした】
 【マップル見てた】

など、発進が遅れる理由は
すぐにこれだけ出てきます
ペースを落としてゆっくり走ると
道の駅小谷を過ぎた辺りで
iguがカッ飛ん で来て

『satsukeがエンジンかからん!』

エンジンのかかりが悪いだけと思ってたら
kazuyaがやって来てゼスチャーで
『行け行け』と促し走り去って行きます

satsukeは大丈夫!

そういう事だと理解して発進
ところがsatsukeの心配よりも
kazuyaが心配になってきました

突然kazuyaがスローダウン
igu、futawaは
『心優しいkazuyaが
 satsukeが追いつくのを待ってる』
と思って先へ
でも、ワタクシ異変を感じました
そもそも暗いトンネル内で
後続を待つなんて変ですし
ヘッドライトを消してるので
なにかトラブルだと思いましたが
安全に停車できる路肩がないので
トンネルを出てから引き返そうと考え
kazuyaを追い越しますが
スノーシェッドが数キロ続く区間で
外になかなか出られません

しかし、ミラーを見るといつの間にか
kazuyaが付いて来てます
『なんだ大した事なかったのか?』
ほっとしたのもつかの間
再びkazuya停車しました
Uターンしてkazuyaに近づくと
ちょうど発進してまた『行け行け』と
合図しますがただ事じゃありません!
kazuyaのバイクになにか
深刻なトラブルが発生しているのは明白
どうやって連れて帰るか?
あれこれ思案しながら先を進むと
トラブってる割にはどこにも停まっておらず
とうとう糸魚川ICまできてしまいました
GSがあるのでそちらを見るとみな給油中
ワタクシも給油しながら
kazuyaに少し気になってる事を聞きます
kazuyaのトラブルの件ではなく
いつまでもたっても追いついてこない
satsukeの事です

『satsukeどうやったん?』

kazuya
『satsuke?なんのことや?』

こ〜ちん
『satsukeの事大丈夫って合図したやろ?』

kazuya
『大丈夫なんはワシのことや』

こ〜ちん、futawa、igu
『え?どういう事?』

つまり、エンジントラブルはsatsuke、kazuya
二人同時に発生していたのでした!
kazuyaはすぐエンジンがかかったものの
てっきりsatsukeは
先に行ってしまっていると思い込み
そのkazuyaの『行け行け』ゼスチャーを
ワタクシたちは『satsukeはOK行くぞ!』と
これまた勝手に思い込んでしまったのでした
つまり…
satsukeは置いてけぼり…

すぐsatsukeに電話をかけると
コールしますが出てくれません
もしかしたら走ってるのかも?
不動のままの可能性もあるので
ワタクシ一人現場に戻ります
残りはkazuyaの状況で変わりますが
三人同伴で帰ってもらうように話しました

戻りながら向こうからsatsukeが
やってくるのを期待しましたが
すれ違うこと無く道の駅小谷まで来ました
もしかしたらここに居るかも?
と、探しますが見当たりません
電話をかけるとsatsukeが出ました!
しかし、何か言いかけて切れてしまい
その後繋がらなくなりました

どこに居るんだ?
kazuyaの方も気になりiguにかけると繋がり
satsukeと連絡が取れて
まだ現場に居るというのが分かりました

現場に付くとすべてやり尽くしたsatsukeが
道路脇に佇んでました
なにをやってもエンジンがかからず
レッドバロンに救援依頼して待機だそうです
とりあえず待つにしてもここより
道の駅小谷がよかろうと移動します
エンジンがかからないsatsukeより先に
ワタクシがまず坂道を惰性で降り
停止しそうな場所があればそこで
satsukeをサポートする作戦

satsukeがお世話になった
誘導員さんにお礼を言って出ます
幸い停まること無く
satsukeも道の駅小谷に到着!
やっと落ち着いて待つ事ができるので
バッテリー切れのsatsukeのiPhoneを
私のモバイルバッテリーで充電し
satsukeからiguに連絡すると
なんと!kazuyaがこちらに
向かってるというじゃありませんか!
(この時点で後の二人には
 帰宅してもらいました)

やって来たkazuyaは荷物がありません
最悪satsukeをタンデムできるように荷物を
futawaに預けて来たそうです
kazuyaのトラブルは解消?

kazuyaのトラブルは単純
バッテリーターミナルが緩んでいた為に
状態によってエンジンがかかったり
かららなかったりしてたんだそうです
何にしてもこれでkazuyaは復活です!

レッドバロンを待つ間
今回の件ついて考えました

・不具合は仕方ないにしても
 まずあり得ないトラブル二人同時発生

・HeatHazeメンバー同士の
 良くも悪くもなあなあ関係

・ライダーの性質でなるべく先を急ぎたい

等が重なり、satsukeの事に気付かず
置いてけぼりにしてしまった…
と、考えられます

当のsatsukeはsatsukeで
連絡手段のiPhoneが肝心な時に
バッテリー切れで連絡ができなかったりと
スマートフォン利用者ならほぼ当然の
モバイルバッテリーを
持ってなかったのが反省点か?

とにかく今後はトラブルが発生した時は

必ず停車して状況を確認する!

『あり得ないなんて事はあり得ない』

有名練金アニメの名台詞ですが
まさにこれでしたね


【レッドバロン到着!】


【バッテリーを確認している】

バロンのトラック到着〜♪

どうやらマシントラブルの原因は
レギュレータがパンクしたことで
過電流となりバッテリーが逝ったらしい。

持って来てくれたバッテリーに
付け替えると何とか猿人が復旧。

メカニック
「騙し騙しなら石川まで持つと思う」

とのことなので、
緊急用に更に
新品の予備バッテリーを荷台に抱えて
帰路につく。


丁度糸魚川IC手前で陽が落ち始めた頃、
HIDが付かなくなり、
再び発症の恐怖に駆られながらも、
何とか北陸道へ入る。



【給油でエンジン停止、再始動できか?】

途中有磯海SAで給油し、
ロービーム点かないので後の
2台に挟み込んで貰う形で走行。
何とか加賀まで辿り着きました。

今回のツーリング
同行したメンバー全員で最後まで。
とはいかなかったのが少々残念ですが
まずは全員無事帰れて良かったです

この場かりまして
ワタクシのマシントラブルで
携わってくれた人ありがとうです。
*特に工事のお兄さん(観てる??)

振り返れば2年振りのロングツーリングで
ネタ密度も2年分凝縮した旅でしたね〜。

ワタクシ自身の反省点として、
年を重ねたマシンとの
付き合い方も考えさせられましたし、
「備え」に対する
甘さが露呈した旅でしたね。

又、次の楽しみが出来ました。
<おわり>
18:00頃レッドバロンの車両が到着しました
何はともあれ
バロンの中古バッテリーを接続して
エンジンが始動できれば
自走で帰れる可能性があります
はたして?
無事エンジンがかかりました!

作業員の方がいろいろ確認して
原因はレギュレーターの異常で
バッテリーが焼けてしまい
結果エンジンがかからなくなったと
疑われるそうです
しかし、なぜレギュレーターが
おかしくなったかは不明


このままじゃまたバッテリーが
焼ける可能性があるので
もう一個新品バッテリーがあるので
satsukeは2つのバッテリを購入して
帰路につく事となりました

futawa、igu両名は
先に帰ってもらってるので
全員一緒の帰宅とはなりませんが
なんとか自走で帰れそうです

satsukeがまだ給油してなかったので
糸魚川IC近くのGSへいきましたが
19:00をわずかに過ぎていて既に閉店
有磯海SAまで行けばGSがあるので
ひとまず有磯海SAへ向かいます
レギュレーターの影響でか?
ヘッドライトが付かないsatsukeを
真ん中に挟んで100Km/h程度のペースで
安全運転で走行しますが
ヘッドライトが付ついてないので
他の車両に見落とされ
車線変更のクルマとあわや接触!
なんて場面もあったりと気を抜けません

kazuyaは停まらず
一気に走りきろうとしてますが
安全の為小矢部川SAで休憩をし
21:30に無事に加賀に到着

30分ほど談笑の後、もう一踏ん張り
satsukeの自宅周辺まで送り
そのまま流れ解散


【とりあえず無事帰って来た!】

帰宅後ツーリング参加のメンバーに無事帰還のメールを送り
ようやくツーリング終了…

後日聞いたところ、帰宅中のiguのバイクのミラーがあさっての方向へ向いたり
帰りの段階でワタクシのHIDがいつの間にか片方死んでたり
全員なにかしらのトラブルが発生していたツーリングでした

ちなみに道の駅小谷でsatsukeのトラブルで帰宅が遅くなるのを
自宅に連絡した時嫁さんが

『私もトラブった!、クルマぶつけた!』と言われた時は
『やれやれだぜ…』とトラブル続きにあきれました

ぶつけた相手は居なくてぶつけた物も損傷無く
単にクルマに傷がついただけで済みました

以前、誰かが言ってました

『HeatHazeのツーリングは無事じゃ終わらない』

数年ぶりに結集したメンバーのそれぞれ蓄積した
ネタパワーが一気に噴出したのかも知れません

おわり


【本日の走行距離】
Posted at 2018/11/12 16:36:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2014 | 旅行/地域
2014年05月04日 イイね!

北関東というより信州ツーリング 3日目-前編

北関東というより信州ツーリング 3日目-前編5:00
実に気分良く目覚めました!
耳栓のおかげで雑音も気にならず
アルミシートは暑いので途中で使うのをやめた程です

耳栓を外すとそれまで聞こえなかった
小川のせせらぎのや鳥のさえずりが聞こえ出し
改めて耳栓の効果を実感!

防寒対策でみんな快適だったかとおもったのですが

『あんま変わらんだ』、『無いよりマシかな』

ただfutawaは
『全然ちがう!』

しかしそれは1日目と比べてでやはり
『寒くてあんまり寝れんかった』

kazuyaは
『昨日も暑かった!』

満を持して投入したエマージェンシーシートでしたが
その性能がエマージェンシーだった様です
ワタクシのアルミシートがなんで効いた?
多分もともとシュラフの性能が良かったからだと思います
それでも今後この時期はもっと高性能のシュラフを持って出ようと思いました


【道路の奥がテントサイト】

ワタクシのテントはメンバーの誰よりも大きく複雑な構造
荷物はサイドバッグ両側合わせて3つ
それでも就寝前の片付けと早起きで1番に撤収完了!
バイクのエンジンをかければ即発進可能です!


【左右のミラーと後ろのネットにゴミを満載!】

しかし、駐車位置からサイトを見下ろすと
futawaはまだ荷物を広げた状態
ぼや〜っと待ってるのもつまんないので
6:30頃に受付のゴミステーションにゴミ出しついでに
一人散歩に出かけました

手が痛くなる程寒かったので自販機であったか〜い飲み物を買おうと思たら
冷たいのしか無かった…


【キャンプ場受付の周辺を散策】


【鏡の様な水面】

30分ほどブラブラ散策してるとエンジン音が降りてきました
全員集合したので出発!

長者の森から県124を西に
そう言えば
satsukeがキャンプ場予約時に風呂や買い物などの周辺情報を聞いたとき
なにやら噛み合なかったそうです
我々は東方向から来たんですが
キャンプ場の人は西側から来ると勝手に思ってたようで
説明もそっち方面ばかり
県境の長野県側にありますから
東の群馬県よりも西の長野県側の説明になってたようです
実際道路も奇麗だし『東側から来る人はあまり居ない』って言われたそうです

昨日の肉騒動で停車したときに本来通る国292が通行止めと表示されてたので
今日もルート変更です、でもビーナスラインを通るのは変わりません
さすがに観光道路ですから通れるはず

            ・

昨日までの二日間に笑えるぷちっとしたトラブルは数知れず
実際レポには未記載のsatsuke関連がワタクシのメモにたくさんあります
今日もコントのようなぷちトラブル発生です!


【なんの変哲も無い朝のはずだった…】

朝食の為国141のコンビニで停車
まずはigu
『ETCが調子わり〜』
以前にもあったトラブル、電源のアース側の接触不良
コネクト位置をチョットいじればハイ完了!
これはコントにもならないですね


【真ん中のネジにアース接続】

じゃ、コント要員はsatsuke?
いえいえ、案外おとぼけキャラのfutawaです

まず、ハンドルバーのグリップエンドがいつの間にか無くなってます
『あれ、いつ取れたんやろ?』
『だれも当たらんだ?』
すぐ手元ですが以外と気が付かないようです
そして…

『携帯ない…』

また?
この間も焼き肉屋に置いて来てたし〜
どうせほかのポケットにでも入ってるんだろう?
なんて周りは軽く考えてそれぞれの朝食を食べてます

しかし、彼の焦りは本物で
その両手は探る所を失いとうとう
パッキングした荷物をコンビニの店先で広げると言う事態にまで発展したのでした!
これで見つかれば
『な〜んだ、よかったよかった』なんですが
どこにも見当たらずついに観念し
契約キャリアへ連絡、通話の停止手続きを始めました
それでもあきらめきれず広げた荷物をあちこち物色します

satsukeとkazuyaが
『どっかに一緒にしまったんやって』と言う言葉に
ワタクシ、ピン!と来ました
『普段と違う所に入れたんとちゃう?インナーテントの小物入れとか…』

その言葉に今度はfutawaがピン!と来たようです
『あ〜っあ〜っ!』と言ってテントを広げると
インナーのポケットから探していた物を取り出しました
『そういえばテントの中整理しようと思って入れたんやった、いつも入れんのに』


【テントの中からこんにちは!】

ワタクシ2年前に息子と北海道に行ったときフェリーで似たような事をやらかしたんで
その時の経験が役に立って良かったです

国141をさらに北上し蓼科(たてしな)スカイラインを走ります
マップルで確認して【洞源湖入口】交差点を左折(53P I5)しますが
後続が信号ではぐれている事に気付かないsatsukeは待つこと無く左折後走って行き
気付いていたワタクシとfutawaは停車して待っていました
しばらくするとkazuyaとiguが追いついてきました
ワタクシが曲がるように手を振って合図しましたが
二人は勘違いして真っすぐ行ってしまいました

Uターンして戻ってくると思ったワタクシとfutawaはそのまま待ってるのですが
なかなか二人は戻ってきません
勘違いに気付かないほど感が鈍いとは思えないのですが…

『あれ?』
左折方向からkazuyaが現れました!
Uターンせずに進行先で左折して戻って来たらしいです

実はこの事が後のすべてを物語ってます
HeatHazeは良くも悪くもユルくてグループ内での序列はありません
(キャラ付けはありますが)
ある意味『なあなあ』の関係です

とにかく全員揃ったので気を取り直してLet's Go!


【蓼科(たてしな)スカイラインの最初のいいところ】

蓼科スカイラインは最初は路面もきれいで楽しく走れてたのですが
ずらされた通行止め看板を過ぎるとだんだんと路肩に砂が多くなって来て
時には路面全体が流れ出た砂に覆われていたりもします
この辺でワタクシ何となく察しました

わかるでしょ?

クルマが通り抜けてるなら、交通量があるなら
こんなに路面に砂が残ってるはずありません

二個目の通行止め看板を過ぎるとき我々みたいなのが多いのか
手書きで『本当に行き止まりです』と書いてあったのをワタクシ見逃しませんでした

ほどなく雪の為通行不可能に…
良く見るとぬれた路面には氷が這ってました


【今回二度目の無形文化財】

氷の上でも滑らなかったロード3大したもんです
最近ロード4なるモデルも出て来たみたいですが
後継ではなく追加モデルのようです、いまだにロード2もあるしね

しかたなく来た道を戻り県150を北上して(53P H6)国142地40↓ で
ビーナスライン入りへと変更します
しかし、分岐らしきものはありましたがどこが県150の分岐かハッキリしないので
ナビ搭載のワタクシが場所を検索して国142に出るまでメンバーを率いました

先頭をプランナーのsatsukeにバトンタッチ
地40をひたすら走るとなんだか見覚えのある景色になってきました
それもそのはずビーナスラインは数回来てますから
近辺の白樺湖(45P C1)周辺は見知っています
有名な観光地ですから車両が多く渋滞が気になりますが
本格的な観光シーズンは夏
思った程ではなくパッシングができない交通量ではありません

10台前後のバイク集団が前に居たのでしばらく追走
最後尾にいたワタクシですが景色を撮影したくて
パーキングにヒョイと停車してすぐに追っかけます
ところが!すぐに追いつくと思ったのにどこにも皆の姿が見えません!
他のパーキングに入ったのかと何カ所か寄り道して
県194の分岐でようやく合流
ワタクシが離脱したすぐ後
バイク集団がパーキングに入りペースアップしたそうです
合流地点にGSがあったので給油しましたがハイオクがリッター200円!
いくらなんでも高過ぎです!
高い場所にあると何でも高くなるんですかね?


【ここが最大のパーキング奥にはパトカーがスタンバイ】

クルマもバイクも交通量が少し増えたようですが
この三日間好調のsatsukeはバンバンパッシングしていきます
なんとか追いつこうと無理せずに追いかけますがなかなか追いつきません
対向車線には白バイに護衛された珍走団もいたりして
パッシンングのタイミングに気を使います
そのうち大型バスの姿が見えて来てその後ろの行列の中にsatsukeも

satsukeの後ろに隊列を組もうと見通しの良いところでパッシングしますが
なぜかsatsukeはそのとき路肩に停車してしまい
ワタクシとfutawaは、satsukeを追い越してしまいました
そのままの勢いで大型バスもうまくパスでき視界が広がり快走
道の駅美ヶ原高原美術館(52P L5)付近で
うっかり曲がるところ を真っすぐすすんでしまい
慌ててUターンし元のルートに戻ると
大型バスをパスして来たkazuya、iguもうっかり直進
ちょうどさっきの大型バスが目の前を横切って行きました
『しまった〜』と思いましたが
バスが少し路肩に寄せてくれたので
素早くUターンして来たkazuya、iguの後に続き
ワタクシとfutawaも難なくパス

satsukeとはぐれましたが大型バスをまた抜かさないと行けなくなるのは高リスクなので
satsukeを待たずにそのまま県464を走行しビーナスラインを下ります
地62に 当たるところにパーキングがあるので(52P L4)
satsukeを待ちながら休憩


【観光センターと言うらしい】

もうすぐお昼になります
松本市が近いので市街に入れば何か見つかりそうですが
kazuyaの提案で昭和軒(60P C3)という
ソースカツ丼が評判の店に行く事になりました
ここから離れているんで時間はかかりそうですが
旨い物を食べる為なら少々の空腹は我慢です
 
この後地62から美ヶ原林道へ行くんですが
マップルに【林道分岐わかりにくく迷いやすいので注意】なんて記載がありますが
全くそんな事ありません!
T字というかY字路を右折です
強いて言えば【美ヶ原林道】とは書いてなくて【松本方面】的な書き方なんで
自分がどこ方面に行くか知ってれば問題ないです(ん?迷いやすいってそういう事?)
それよりも
美ヶ原林道には謎があります
マップルには抜け道の薄い紫の筋が林道を囲むように付いてるんですが
道なりに走るとマップルの印とは違うところに出てしまうのです
どっちへ行けば良いのか迷う様な分岐も無いのでどこで違ったのか不明ですが
以前走った時は52P G3の【二輪車通行禁止】と書かれた道路から国254に 出ました
(中部北陸では 80P G3)
そして今回も道なりに走っていたらやはり同じ場所に出ます

林道で抜いたソロライダーも同じ場所に出て来たんで
普通に走るとここへ出るのはデフォルトのようです
でも、今回はGPSロガーがあるのでどこでマップルのルートから外れたか後で確認できます

一旦国143に出て地57国19そして地51と北上していく予定でしたが
マップル60P D7〜C4を見ると地51と並走しているおすすめ表示の県306があります
交通量も増えて来たのでこちらを走るとやはり!おすすめどおり!
信号も無くまたハイペースで走れて目的の昭和軒には
予定より早く13:00過ぎに着きました
小さい店で駐車場は離れたところにありますがバイクは路肩駐車でも問題なさそうです


【ライダーが何人か来ていた】

場所確認で一足先に到着していたワタクシは先に店内でメニューを眺めながら待ちます
futawaが今朝の携帯の件で通話を復活させる手続きで
外で電話しておりなかなか入ってきません
ようやくそろったので注文ですが
なにやらルールがあります

【注文は一度にしてほしい】
【時間がかかるので了承してほしい】
【個別会計はご遠慮下さい】
など

不評を買うメンバーも居ましたが
ワタクシ何とも思いません
お店の都合を客に押し付けてるのかもしれませんが
最初にこうだよと知らせるのもサービスだと思います
個人の考えではこれは店の個性としてアリです

   地元に個性的なラーメン屋があるんですが
   ある昼時、一見のお客さんが入店して来て
   ワタクシには理解不能は理由でなんだか怒って出て行きました
   『態度悪いぞ』と捨て台詞を行ってましたが
   隣のテーブルで見ていたワタクシはなんでかちっともわかりません
   誰にでもフレンドリーな対応が気に入らなかったのだとしたら
   もうその店と合わないとしか言いようがないです

で、注文は全員ソースカツ丼
kazuyaのみ大盛り!
注文時に『大盛りってどのくらいけ?』と聞くと
『二倍です』と返事

100円増で二倍ならものすごくお得ですがどうなんでしょ?
kazuyaのおなかが心配です

注文してから待つ事30分
やってきましたカツ丼!
肉厚でどんぶり全体を覆う大きなカツ!
キャベツを挟んでホカホカご飯
サラダとみそ汁、漬け物が付いて840円はお得です
そして、大盛りは…
た、確かに倍あります…
一目見てkazuyaが『残すの前提に食べんといかん…』


【普通盛りでこのサイズ】


【大盛りはマジで二倍にば〜い】


ワタクシは普通サイズで十分おなかいっぱいになりました!
お店オリジナルのトンカツソースも程よく甘辛くてご飯に合い
後味もさっぱりでカツの旨さを引き立ててます


【うまい物を食うのは至福の時】

食後トイレがてら会計を済ませます
ルール通り一括会計
店の方はアジア系の方なんでしょうか?
日本語のイントネーションが方言とも違う外国人っぽい感じでした
愛想のいい感じでしたので
お店のルール【最低限の人数でやってるのでご協力下さい】は本当だと思いました

 
【駐車場の案内がありましたが…】


【路駐です】

食後もショートカットというか抜け道ルートをいきます
国148地45← と行って県325(60P B2)を北上その後国148に復帰

地45から県325に 入るところと県325から国148へ至る分岐は
分かりにくそうなのでナビ搭載のワタクシが先導しました

国148に復帰後satsukeと先頭を交代、しばらく町中を走行しますが
個人的に一番の懸念であった渋滞時のすり抜け事案が発生!
5台中ワタクシだけがサイドバッグを装着しており
すり抜けの目安になるハンドルより横幅があります
しかし、渋滞は長くなくサイドバッグの張り出しも気にならない隙間だったので
スルスルとすり抜けてたらいつの間にかまた先頭になってました

町中を抜けたら後は国148をひたすら北上し糸魚川ICから高速で帰宅するのみ
このままなら18:00過ぎには帰宅できる計算です

『家に帰るまでが遠足です!』
突然ですが校長先生からこの言葉を聞かされた人も多いのでは?
『家に帰るまでが○○です!』なんて冗談っぽく使ってる人も居ると思います
HeatHazeでは『家に帰るまでがツーリングです!』と冗談で良く言ってましたが

これはまさしく侍の国、日本ならではの言葉じゃないでしょうか?
臨戦体制を常とし、いかなる場合も油断すること無く事態に当たる
ワタクシが小学校時代の校長先生は遠回しに
失われつつある侍スピリットを伝えたかったのだと
遅まきながら今、理解しました!

多分『また、こ〜ちんが訳のわからないウンチク始めたぞ〜』とお思いでしょうが

よ〜するに、後少しと気が緩みがちな時こそトラブルが起きやすいと言う事です
そう
まさにこの時
HeatHaze最大のトラブルが発生したのです!






後編につづく!

Posted at 2018/11/12 16:36:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2014 | 旅行/地域

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「[整備] #Ninja1000ABS 前回から約20,000KmなのでFブレーキパッド交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2086031/car/2094140/5559433/note.aspx
何シテル?   11/16 20:46
子供の頃は大人になったら大人の考えになるのかな?って思ってました。 けど大人になっても全然変わらないですね ただ経験に基づいて行動できる様になることで大人ら...
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