
パンクも直して万全の態勢でツーリング出発です!
なにやら台風が近づいてるらしいので
今日は問題無い天気のようですが
明日ぐらいから影響が出そうなので
今日となりました
本日同行してくれるのは
慣らしツーリングでご一緒したiguさん
7時待ち合わせのコンビニで合流
行き先が何も決まってないので
ツーリングマップルを眺めながら談笑
ワタクシ
『最近行ってないトコ行ってみん?』
igu
『いいね、どこいく?』
ワタクシ
『南砺から
国471抜けて行ってみん?』
igu
『ここは行ったことないな〜』
ワタクシ
『ちなみに酷道って言われてるけど…』
igu
『またまた〜』
国471に入ってすぐの
道の駅利賀(とが)で最初の休憩
公園の小高い場所に大理石で囲まれた木が一本植えられています
ストーンヘンジの様なこれは一体どういう意味があるんでしょう?
なんの説明もなくモヤモヤです
さてここでもう一度iguさんに確認です
『この先本当に有名な酷道なんやけど逝く?』
igu
『ホント(そんなにすごい酷道)かいね』
ウソを言った事無いワタクシの言葉を信じていない様です
ワタクシ何年か前に走った時気がついたら空を見ていた事がある酷道です
その時は山肌から水がそこらじゅうから溢れていて路面は全部茶色
そのどこかの場所で泥が堆積していた様でコケた認識が出来る前に
ガサッっとコケた音が聞こえた位あっと言う間の出来事でした
直後、対向のドライバーが声をかけてくれてたのですが
『この先どこへ出ますか?』だった時は
あんたの見てる前でコケたんだぞ!なんか他に言う事あるんちゃうかい!
と思ったものでした
ちなみにその日2回目の転倒でした
1回目は午前中温見峠で似たような状況だったのはナイショ…
今思えばこれがきっかけでタイヤを選ぶ時ウエット性能重視になったのかも?
実際通り抜けるのに問題があるならどこかに案内があるだろうという事で
とりあえず
国472と重複する分岐地点まで行ってみることにします
分岐に到着すると工事看板があります
この先は工事中ですが規制は解除中でその他に規制されてない様子
ヘルメット越しにアイコンタクト(逝くよ!)
はじめは山中の寂しい国道の雰囲気ですが
21世紀の森キャンプ場から以南は路上に落石が散見し始め
だんだんと酷道の様相を呈してきました
ビデオの外部電源を繋ぐため停止した時iguさんに
『酷道らしくなってきたやろ?』と聞くと
ウンウンとヘルメットで大きくうなづいてました
しかし、酷道とは言ってもまだまだこんなのは恐るほどではありません
単に狭い舗装路ってだけで
(私設)酷道認定協会の認定レベルは5段階中★(レベル1)もしくは
★+(レベル1プラス)です
路面状況など気にしなくても走れる範囲なんで気持ちもまだ浮ついてます
ところがある地点より状況が一変します
そして徐々に難易度が上がっていきます
『通行注意』
なんとも漠然とした警告看板です
一体何に注意しろと?
全部ですよ全部!そうこの看板の向こうにはあの場所があるんです
あの忌まわしい記憶の場所
わけも分からず転倒したあの場所が…
綺麗だった舗装が基材の石が表に出てガタガタになり
さらにその石が剥がれて未舗装路の様になっていたりと
その様な路面が画一ではなく織り交ぜながら現れるので
ちょっと路面がいいと油断してると
コーナーを曲がると陥没していたり
ある時はガレ場になっていたりと非常に
飽きさせません油断なりません
個人的に一番、酷道感ピークの転倒場所(と思われる)地点に来ました
当時と違って路面は乾き滑る気配は微塵も感じません
ホッとしたのもつかの間
この後、初心者にとっては最大の山場が訪れます
狭くて崩れて陥没もしている最悪の路面状態のつづら折り…
酷道レベル★★★
軽量なバイクで両足ベタつきならバランス崩しても持ちこたえられるでしょうが
初心者が中型以上でここを通ったらひょっとすると…
なんてことにもけっして大げさじゃありません
ツーリングで初心者をビビらせようとか自分のいいとこ見せようとかで
通らない方がいいと思います
なんかあったら絶対恨まれます
つづら折りを登り切った後は降るだけです
一部保守された路面もありますが基本的に
初舗装以来一度も補修されてないであろうガタガタ陥没路面
当然割れ目から草が生えてるしコケもいたるところで採取できます
降りを考慮すると酷道レベル★★+もしくは★★★でしょうか?
スピードを出さずゆっくと走ればそれほど危険は無いでしょう
距離は大したこと無いですが長時間神経張り詰めた状態だったので
走り抜けた時はちょっとした疲労感が心地よかったです
ちなみに(私設)酷道認定協会のレベル評価は以下の通りです
★・・・・ 路面は結構綺麗だが狭小路
★★・・・ ★に加え路面が荒れている(舗装のひび割れ、落石、落ち葉)
★★★・・ ★★が更に悪化、初心者は転倒の危険性あり
★★★★・ ベテランも転倒に注意!(前回の酷道471はこれ)
★★★★★ どなた様も転倒前提でお越しください
それぞれ -(マイナス)+(プラス)で修正
★★★-ならレベル3より若干低い
★★+はレベル2を若干超える程度
今回の
国471の酷道評価は★★★天候で一部★★★★にもなるので気をつけて下さい
なお★★★★★は普通ではありえません、廃道など未管理道路とか災害路などです
国360と合流する地点で酷道は終了この時点でまだ午前10時です
しかし、心はすでに折り返しといってもいい状態です
それほどやった感をiguさんと二人で感じてました
いつもの様にこのまま高山入りして国八で昼食じゃ代わり映えしないので
とりあえず遠くに向かって頃合い見て帰路にすることとなりました
ひとまず
国41を南下し
地88、
国158そして
国361でひたすら南下
とにかく普段通らない
国361をひたすら走る
御嶽山の麓に来た頃お昼になり目に止まった店に入ります
すでにここは木曽地内そば処です
当然入った店も蕎麦屋です
時間も時間で行列です
しかし、蕎麦だから回転早いだろうと思っていましたが
席に着くまでに30分以上かかり注文してから出てくるまでにも30分位かかりました
本格派の蕎麦は時間がかかりますね
あ!まさか?
挽きたて、打ちたて、茹でたての三たてなんかな?
iguさんはザル、ワタクシすんきそば定食を注文しました
すんきそばって何かわかりませんがあえて何も聞かずに注文
一体何が出てくるのか?と思っていたら
見た目山菜が乗ってる暖かいそばでした
山菜そばが別にあるのですんきというのがなんなのか更に分からなくなり
店員さんがそばに来た時(そば屋だけに)聞こうと思ってたら
その前に完食、店を後にしました
すんきの謎の解明は次回に持ち越しです
食後、バイクも満腹にしてやって近くの地蔵峠で腹ごなし
目的は峠を攻めるわけじゃなくその先にある
唐沢の滝です
100名瀑になってないとはいえ落差100mもあります!
大瀑布?
ではなく段階を経て水が落ちてくるので
滝壺も深くなく
子供が水遊びしても危険は無いほど
大迫力では無いですが
しっとりと静かに落ちてくる
綺麗な印象の滝です
なんで100名瀑から漏れたんだろう?
解説には道路工事で高さが
低くなったとあったけど
一部手が入ったのが原因なのかな?
もう午後2時です
さすがに帰路に着かないと
昔は明るいうちは遠くへ向かい暗くなってから帰るなんて事してましたが
ワタクシもiguさんも家庭がある身ですから独身の時の様なわけにはいきません
唐沢の滝から南下し
国361、
国19から
地20を北上し再び
国361
県道入り口にあったレストラン食事した事あったんだけどな…
鈴蘭スカイライン
県463〜
県435〜
県441〜
県437通って
国41を北上
この県道繋ぐルートも昔は舗装がひどかったりしましたが今は綺麗になってしまい
険道リストから外れそうですね
道の駅飛騨小坂はなももでソフトを食う、この後落ちた…
高山市内からは馴染みの
国158〜
国156で白鳥です
この辺りで日没次第に暗くなり始めました
不思議なもので行きは気持ちもペースものんびりだったはずが
帰りとなると気持ちが急くのかペースも若干上がり気味
でも気を引き締めて安全に留意します
九頭竜湖を過ぎたあたりから後ろのiguさんが離れ気味です
あっそうか!
iguさんのヘルメットのシールドはスモークでした
暗くて見えづらいんでしょう
気持ちペースを落とすと付いてくるので大丈夫かな?
しかし、すでに時間も空も夜です
山中温泉につながる
国364ではかなり見づらいのかiguさん追い越した車に煽られてます
安全のため一旦停車して車を先に行かせました
山中温泉のコンビニで解散しようと思ったら
なんか賑やかで所々交通規制されてます
あとで知りましたがタレントの間寛平さんを招待してのマラソン大会だったそうです
スーパーマルエーの駐車場でツーリングは終了
帰宅の電話かな?
あとは流れ解散となりました
ワタクシ帰宅は20時ごろでしたが
遠いiguさんは21時位だったでしょうか?
久しぶりに体力消費したツーリングでした

本日の走行距離
530.2Km実は+30Km