
昨晩バイク仲間としこたま飲んだせいか
目が覚めてもなんか頭がホワンホワン
しばらく布団でゴロゴロしますが
じっとしていられなくなったので起きます
天気がいいので外に出ようと子供達を誘うも
ゲームに一生懸命で断られ
しょうがないので一人で出かけますが
もうお昼間近なのであまり遠くへは行けません
『どこへ行こうかな?』
この日のルート
とりあえずついこの間行った
龍ヶ鼻ダムへ向かいます
前回時間がなくてダム湖畔の道路を全部走れなかったので
残りを走りに行きますが
ダムの上を走る道が作業中で通行禁止になっていたので
すぐにUターン
ひとまず勝山方面へ進みます
勝山に入って
国364から
地17大野市に向かって行くと
『浄法寺青少年旅行村』と言う看板があります
以前から気になっていたのでそこへ行ってみます
集落の狭い道を進んでいくと
私好みのクネクネ加減になって来ました
しかし路面はど言うわけが土がたくさん落ちていて
走りを楽しむことはできなかったです
道中
蛇谷(じゃだに)の滝があるので見に行こうと思ったのですが
はっきりした案内がなく
張り切って行こうと思ったのに…
滝と道路の位置からこの辺から行ける?と思しき場所に
橋が掛かっているも倒木でふさがっていたので滝見物は断念
青少年旅行村へ向かいます
浄(きよめ)の滝:道沿いにあります
浄の滝の上にある清浄の滝
見に行けなかった蛇谷の滝が見える?
かなり遠くで水が落ちてるか判別不能…
到着すると駐車場のたくさん車が止まっています
意外!と思ったら登山口にもなっているので登山客の車ようです
管理事務所で見学を申し出て施設内のキャンプ場を見回ります
山登りも楽しそうです
広く綺麗なサイト、キャンプファイヤー場もあるよ
公的だからか管理が行き届いている炊事場
ガス、水道、電気完備のバンガローもあるのでお気軽にお越しください
広くて綺麗なサイトでしかも麓を見下ろせる景観に優れる立地です
登山もできるし山から降りたらキャンプってのも面白いかも?
時間を確認すると13:00を過ぎてます
もう遠くへは無理です
龍ヶ鼻ダムへ行った流れで
永平寺ダムへ
その奥にある
虎斑滝(こはんのたき)を見てこようと思います
ワタクシ学習しましたよ!
いつもならそのまま現地に行って水分なしの強行軍をよくやってしまうのですが
今回はちゃんとコンビニで水分と行動食も用意しました
登山口にて:これで遭難の心配はありません
永平寺ダムに到着
管理棟を通り過ぎ奥へ進みますが
路面に石が転がり木の枝も張り出していて
あまり管理が行き届いてないみたいです
誰もいないと思ったら奥の駐車場がわりの広い路肩に一台クルマがあります
『おなじ登山目当ての人かな?』
その先の登山口にバイクを止めてダムの方を見ると
ダム湖で釣りをしている人がいましたクルマはその人のものみたいです
案内を読むと
虎斑滝まで0.7Km
大仏寺山(だいぶつじさん)山頂まで1.5Km
滝までは行くのは当然として山頂まではどの位かかるのかな?
なんだか登山道がものすごく荒れています
さらに進むと理由がわかりました
大雨の時斜面の沢から登山道を流れて地面を削ってしまったみたいです
それにしてもものすごい雨量だったみたいですがいつなんでしょうか?
そんなに昔でもないみたいですし
分かれ道、虎斑滝まで0.2Km
ここまで思ったより早いです、このペースなら山頂もいけると思います
水音が聞こえないので滝はまだまだ先かな?と思っていたら
唐突に目の前に
虎斑滝が現れました
見えた瞬間、綺麗な滝なので感動しました
岩の斜面を流れるように落ちるので激しい水音はしませんが
小さいのを数えると三段の滝になっていて
しかも本当にすぐ近くに行けるので存在感があります
さらに滝の横に階段があり上に登れます
上に立ってるの分かる?もっと上にも登れるよ
ところでなんで
虎斑滝と呼ばれてるんでしょう?
帰宅後しらべたら虎の縞模様のことだそうです
岩肌を流れる水の濃淡を虎縞に見立てたんでしょうかね?
風流を感じる命名です
さっきの分岐まで戻って来ました
時間は14:30ほど、ここまでのペースを考えると
大仏寺山山頂へ昇る時間は十分ありそうなです
本当は山頂はついでに行くんです
虎斑滝よりももっとワタクシの琴線に触れるものがこの先にあります
大仏寺跡
なんか遺跡とかかつての人の痕跡に郷愁を感じます
道元禅師が永平寺を開かれる前にこの山にこもったそうで
その時の居が大仏寺とか
この山の名前もそこから来てるんかな?
舐めてました…
ここから先はひたすら登りです
登り降り織り交ぜて後○Kmとかじゃなくて
ひたすら登りです!それも急勾配…
体力の無さを痛感
沢にある登山道なので降雨で崩れたのか
あまり綺麗ではありません
ロープが下がっている箇所も複数存在
流れた汗が目に入って辛いです
『大仏寺跡0.4Km』の看板見てからだいぶ登りましたが
次の0.2Kmの看板がまだ出て来ません
これは体力的よりも時間的に大変だな…
(今晩、町会の集まりがあり役員として遅刻ができないのです)
そう思い始めた時、『
御開山硯石(ごかいざんすずりいし)の水』なるものが
『ごかいざん、なんとか石の水?』
恥ずかしながら読み方知らない字ですが
道元禅師と関わりのある気がします
道元禅師が硯にここの水を使ったとされる伝説があるそうです
そこから数十メートルで
大仏寺跡がありました!
800年ほど前の事なのでさすがに建物自体はカケラすら残ってませんが
周囲の広がりから、かつて何かしかの建物があったと想像できます
石を積んだ祠に石仏が祀られてますがこれは当時のものでしょうか?
年代は判りませんが新しいもののようです
周囲の石は当時からあるものなのでしょうか?
他にも何体か石仏がありますRPGならイベントが起きるはず
それにしても昔とはいえこんな山奥でどのような生活をしていたのか?
想像してもサバイバル生活しか想像できません
昔のお坊さんってお経を手に入れるのに命がけの旅をしたっていうし
ここに居を構えた道元禅師もお坊さんっていうより冒険家ですね
山頂まであと0.2Km
ここからはつづら折れで道の勾配はゆるいので一気に登ります!
木々の間から空の明かりがたくさん見えるようになりました
山頂はもうすぐそこです!
はやる気持ちを抑えるために後数メートルをゆっくり登り
パッと視界が開けました!
麓を見下ろすとツーリングでよく通る道が見えます
まだ先へ道は続いてます『血脈の池0.7Km』
『近い…しかし…』
さすがに今日はここでです記念写真撮って下山します
霞んでなければ白山も見えるそうです
下山時刻は16:30
滝見物に時間かけた割に案外早かったです
ダム湖にはまだ釣り人がいましたが
クルマが変わっていたので昇る時とは違う人になってました
そこに行かないと見られない景色
ツーリングも登山もそれを見るのが楽しいですね
おまけ
帰宅途中新しく開通したために廃道?になった懐かしい峠道を走りました
路面の掃除さえすれば問題ないのでなんとか走れるようにして欲しいな…
なんか今日はツーリングより登山がメインでしたね
本日の走行距離
120.2Km
Posted at 2018/05/29 08:11:42 | |
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