
レポート内の地図索引は
ツーリングマップル中部北陸参照
一週間前…
kazuyaよりメールで受け取ったルートを
Web用に変換しながらルート確認
路線から路線のつながりが
どの方向へ行くのか書いてないが
地図を眺めてよりクネッた方向もしくは
市街よりはなれた方向を辿るとほぼ正解!
『いつも通り、変態じみたルーティグだな…』
とあるページにさしかかると
『なんだこれ?、ぐるぐる似たとこ回ってるぞ!?』
見開きを見渡すと
『ははぁ〜、俺も同じ事しそうだな〜』
(マップルで28ページ内で魔法陣ぐるぐる書いてます)
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前日の夕方、愛車を満タンにする為に近くのGSへ
ほんの10数分乗っただけですが
ケガして以来乗ってないので楽しくて楽しくてしょうがない!
このままどっか行って来ようかと思いましたが
そんな事しなくても明日はツーリング
今夜は早く寝なきゃ!

【薄曇りの中記念撮影】
早朝5:30に起床いつもの儀式の後いつもの待ち合わせ場所のサークルKに到着…
なんとそこにはiguの姿が!
『お見送り?』
バイクには荷物が満載!
『あれ?参加?』(当初ワタクシ、kazuya、satsukeの3人のみでした)
どうやらギリギリ仕事の都合が付いたようです
よかったよかった!
集合時間を過ぎると次々と参加者が集まってきます
その中にはsatsukeの後輩のtetsuと日帰りドタ参のtoraの姿が!
そして、珍しく時間通りにねこちゃんが来ると
kazuyaから『トラブルで遅れます』とメールが
『集合に遅れるなんて珍しいな?』しかし思い当たるふしがあります
kazuyaならではの理由
本人は愛車を『きびしく躾けてる』と言いますが……
前回乗ったのがいつだったか?ずいぶん経ってます
到着したkazuyaいわく『バッテリー上がってた』
『やっぱり〜』
しかも、念のため
ブースターケーブルを持って来る念の入れようにはあんぐり
3人のツーリングの予定でしたが
ふたを開けると7人の大所帯になってました!

【誰の人望で集まるのか?】
高速1,000円の恩恵にあずかり
加賀IC〜
岡崎IC[19-H3]まで移動
途中
Jctで高速を乗り継ぐので間違えないかいつも気がかりですが
事前に行くべき方向をしっかり確認しているので安心です
高速最後の休憩ポイント
上郷SA[27-G7]手前から混雑し始めとうとう渋滞になりました
早速、二輪専用道にレーンチェンジ
しかし、この快適なレーンをなんと四輪が走っているのです!
『コラ〜!、ここは四輪は走っちゃダメなんだぞ〜!』
ヘルメットの中で叫びましたが、どこからか『お前が言うな〜』と聞こえた気がしました
賤ヶ岳SA[48-C6]以降給油等でバラバラになってましたが
上郷SAで再び集結

【ここまでは順調だったのだ】
岡崎ICまであと少し、そのあといよいよ
三河湾スカイライン[19-I6]
皆がまちにまったワインディング!
日帰りのtoraさんはいきなり最後のメインイベント
ワクワク気分でETCゲートをくぐり抜けました!
しかしいきなりトラブルが発生!
ワタクシが先頭だったのですがいきなり道を間違えて
国1を西へ!
それだけなら別になんて事ないできごとですが
岡崎ICを出たタイミングから全員付いて来ていると思い込み
後ろの確認もそこそこに軌道修正
しかし、この時satsukeとiguが信号で引っかかっていたのでした…
そんな事には全く気づかず、本来のルートの
地26に戻ったのですが
はぐれた二人はこちらが軌道修正したのを知らずに追いつこうと
国1を爆進!
kazuyaの指摘ですぐに停車して
三河湾スカイライン入り口で待ち合わせしようと
メールで連絡し二人を待つことに
入り口に到着した時点で二人から返信がきていて
既にこちらに向かっているはずが1時間経過しても二人は現れない?
そんなに離れていないはずなのに…

【はぐれた二人を待っている…来た〜!】
やっと到着した二人に聞いたところ
国1から
国248を南下して合流するつもりが
国248の案内が見当たらずかなりの距離を走ってしまったとの事…
とにもかくにも、目の前におかれたご馳走(
三河湾スカイライン)にやっとありつける!
ここを走ったら帰宅のtoraさんなんか待ちきれずよだれジュルジュルのはず!
ワタクシを始め他もメンバーも我慢汁でべっとりです!
こんなおいしい所、先を争って飛び出すかと思ったらごく普通に発進…
『う〜ん、妻帯率が上がったせいかみんなおとなしくなったな〜』
やはり先頭はワタクシ、次に続いたのはtora!
待ちに待ったステージだけにtoraから発せられるオーラが目に見えるようです!
プレシャーに負けじとブレーキをがんばりアクセルを開けますが
軽量の(荷物もない)600ccを手足のように操るtoraは
『もっと行けもっと行け』とプッシュしてきます
『この辺で譲ろうかな?』と、思い始めたところ
地元の走り屋らしき集団が路肩に見えました
通過する際にチョットだけアピールしとこうと思いっきりアクセルを吹かして通過
しかし、すぐに下りの左コーナー
『ちょっとオーバースピード気味かも?』
ブレーキもハード気味にかけたところリヤが激しくホッピング!
でも、ちっともワタクシ慌てませんよ
伊達に痛い思いは人より多く経験してません
こんなシチュエーションも慣れっこです!
慌ててブレーキをリリースしてはオーバランしてしますので
リヤをコントロールしながら十分減速したのを確認してからリリース
感覚ではいつもより減速しきれてない感じですが
多分気のせいだと思いバンク
やはり、何の事無く曲がりました
別にドキドキはしませんでしたが
この後toraさんに譲ったんでは『怖じ気づいた』と思われるのでは?
と、いらぬ心配をし、もうひとふんばり
久しぶりのスポーツ走行にのどがカラカラになりました
まだツーリングは始まったばかり
いつも地図とにらめっこして
楽しそうな道を探しているkazuyaのルートはまだつづきます
この調子で走ればかなり体をしぼれそうです
toraは
音羽蒲郡IC[19-L5]から帰宅
ワレワレは先へと急ぎます
国1[19-L6]から
県322〜
県334を北上のはずでしたが
『北へ北へ…』と考えていたら
また道を間違えて
県377[19-L4]へ行ってしまいました…
地37沿いの
くらがり渓谷[20 -B3]で昼食

【おなかペコペコ、やっぱカツだね!】
食事の最中ワタクシの隣に居たsatsukeが
『実はネタがあるんやけど…』
こ〜ちん
『え?なに?、どんなん?』
satsuke
『いや、後で言うわ』
いったいどんなネタなのか?satsukeの事だし大した事無いと思いますが…
すぐそばの渓谷が観光出来るようですが予定に入ってないのと時間が押してるのとで
見たいのを我慢して次なるワインディング、
本宮スカイライン[20-C4]を走りま した
ところが
三河湾スカイラインが余りに良かった為、不完全燃焼…
体の渇きとは別に心が渇いてしまった
【昼食後、地37を走行】
いったん
国151へでて東へ、
鳳来山パークウェイ[20-H2]に向かいます
マップルで見る限りでは心の渇きは癒せそうにないですが
ライダーである以上このまま素通りは許されません!
国151を更に北上中
突然ねこちゃんが停止!
どうしたのかと思えばいつものトイレでした
止まったついでに少々休憩する事に
再スタートの時
皆が路肩に一列に並んで待ってるのにsatsukeがコンビニの駐車場でもたもたして
いつまでたっても出てきません
その時ワタクシ事態を理解しsatsukeに駆け寄りました!
satsuke
『だめや!あん時といっしょや!』
そう!お変路ツーリングの時と同じバッテリー上がりです
しかし、前回の後バッテリーを交換しているので
どうも原因はバッテリーではなさそうです
何度かの押しがけの後やっとCBRのエンジンがかかりましたが
更に時間が押してしまいました
目的地はマップルで2ページ上の『
和知野二瀬』[41-B6]
本来のルートである
地1[28-M6]を通らずに
地74[28-L5]を通って行こうと昼食時に話し合っていました
単に距離だけの事なら大して変わらないとお思いますが
地1には個人的に魅惑的な一文が添えてありました
『素堀のトンネル多い…』[29-A2,3]
素堀のトンネル、素堀のトン、素堀の…(エコー)
なんて探求心をくすぐる単語でしょう!
いったいどんなトンネルなのかこの目で確かめたいのですが
素堀のトンネルのある道がどんなものか容易に想像がつきます
日が早く暮れるこの時期、最優先すべきはキャンプ場への到着!
泣く泣くこのルートをあきらめ
地74〜
国151〜
県430にルート変更
霧のようだった雨が段々と粒の大きさを増し
レインスーツ着用の判断に迷いました
国151からいったん
地74に入る分岐のガソリンスタンドで[28-L5]
給油ついでにレインスーツをついに着用
ねこちゃんも追従
他のメンバーはずぶ濡れ上等なのか
はたまた晴れ男kazuyaを信じてかそのまま
走り出してしばらくして雨が本降りになり始め
レインスーツを着てないメンバーを哀れんだのも束の間
次第に雨は弱くなり地74を抜ける頃には雨は上がっていました
晴れ男kazuyaのご利益は絶大です!
いよいよキャンプ場に近づいたとき思わぬサプライズが!
国151にループがありますが[41-A6]小さい為
現地に行くまで全くワタクシ気づいてませんでした
程よいRでうまく走れば膝擦りしながら360°旋回できそうです!
ループと言えばお変路ツーリングの『
おろちループ』が思い出されます
(マップル中国・東北[14-H5])
二重にまいたループにワクワクしたものの
マップルの縮尺でも大きく掲載されているほどの建造物は
思った以上に巨大でバイクは全然バンクせずがっかりでした
で、このループは『
おろちループ』での落胆を払拭する
まさにわれわれが望んだ『
おろちループ』でした!
この後キャンプ場に着いた時satsukeが
『今のループが今日一番やった!』と言わしめた程
この名もなきループこそHeatHazeの『
心のおろちループ』です!
(サイズ的にはマムシループってとこでしょうか?)
しかし、今回のツーリングは『間違え』が多かったです
ワタクシが2回道を間違えた次はiguでした
キャンプ場に到着し予約のバンガローを確認したところ
今居る場所から階段を上がったところがバンガローでした
で、バンガローへはバイクで入って行けるので
kazuyaが『この上行って!』と言ったのを勘違いしてしまい
来た道を戻ってしまいました(しばらくして戻ってきました)
確かに坂道だったので『この上行って!』に対して間違ってはいないのですが…
こんな勘違いは本来ならsatsukeの仕事です
今日は二人で並んで走るのが多かったから感染ったのかな?

【綺麗なバンガロー、あたらしいのかな?】
自宅で八畳というと結構広い部屋ですが
建物自体が八畳の作りだと意外に狭く感じました
確かに6人とその荷物を入れると横になるだけで精一杯
でも、これだけ詰まっていれば夜は冷え込んでも暖かそうです
荷物を整理している間に辺りはすっかり暗くなってしまいました
設備は新しく綺麗なキャンプ場ですが外灯などが無く
明るいうちに到着出来てよかったと思いました
全員着替えが済んだところで旅先の楽しみの一つ温泉へ行きます
いわゆる秘湯のたたずまいで雰囲気バッチシ!
建物は今にも崩れ落ちそうですがしっかり営業してます
集落の老人達の憩いの場らしく
ワタクシ達がお邪魔した時も数人の人たちが談笑していました

【平屋の小さな温泉場、まさに秘湯】
湯船は家庭用を大きくしたような感じ、全員入れますが6人いっぺんに入ると
湯があふれてしまうので代わりばんこに浸かりました
泉質は不明ですが肌がツルツルになるので
アルカリ性かナトリウムが含まれているようです
湯上がりに自販機でビールを買ってバンガローに戻ると食事の支度
当初、各自スーパー等で総菜や弁当を買う予定でしたが
人数が増えた事でkazuyaが気を利かしていろいろ用意してくれました
用意して来たのはおでん!
さすがに市販のパックですが、熱いおでんとビールの組み合わせはこの時期うれしいです
他にも餃子や団子、ハンバーグもありました
翌朝はカレーを用意しているとの事で全員一致でハンバーグは
翌日にハンバーグカレーにする事に
ご飯の炊きあがりを待つ間に昼間satsukeが話しかけたネタについて聞いてみました
しかしこの期に及んで『いや、やっぱいいわ』と及び腰
『やはり大した内容じゃないんだ』と思いながらも
言いかけて話さないのは聞いてるこっちが気持ちよく無いので
しつこく聞くとやっと話してくれました…
ツーリング前日にレインスーツに防水スプレーをかけようと
手にした缶をシューッと腕を左右に振ったところ
なぜか黄色い模様が描かれたそうです
よく見ると手にした缶は黄色の缶塗料!
『そんな所に缶を置いた親が悪い』と言ってましたが
『確認しないsatsukeが悪い!』と全員から諭されました
『さっきスタンドでカッパ着たかったけどバレるし着なんだ』とも言ってました

【普通じゃあり得ないマンガみたいな失敗(笑)】
食事中いろいろ話しているうちに
ワタクシのミスで離ればなれになった件が話されました
二人を待ってる間もkazuyaに確認不足を指摘され反省しましたが
酒も入って来ているので更に攻められるのかと思ったら
合流が遅れたのはsatsukeの地図の読めなさが大きいと指摘されてました
確かに一番大きな原因らしいですがそもそもワタクシのミスが引き起こした事なので
明日はその辺さらに気をつけて行こうと思いました

【みんなでワイワイ、待ちに 待ったひととき】
ワタクシtetsuとは今回初めましてですsatsukeの後輩にあたるそうです
tetsuはお盆ツーリングにも参加したのですがワタクシ怪我のため不参加
(サーキットでハイサイド食らって鎖骨骨折で入院中でした)
このtetsuは今年二輪限定解除しYZF-R6を購入
そして、現時点で17,000Km走行している強者!
乗ってるバイクもそうですがキャンプツーリングも好きというHeatHaze向きな性格です
チームの若返りの為にも是非今後も仲間として付き合ってほしいです
で、そんな彼の恋愛話から各々の話になり
それぞれの考えや経験がどうのこうのとなり
結局ねこちゃんはいつ結婚するんだみたいな話に
まだまだネタは尽きませんがそろそろ就寝する事に
けっこう遅くまで話していた気がしましたが22:00
暖かい冬用のシュラフに入り目を閉じるといつの間にか夢を見ていました
つづく…

【本日の走行距離】