
明け方目が覚めたとき
肩こりからものすごい頭痛…
飲んで寝ると寝返りしないせいか
すぐ凝るんですよね
嬉しくない体質です
でも6:00ごろ目覚めたときはほぐれてました
ツーリング2日目の始まり!
まずは朝食です
簡単にすますためみんなパンですが
ワタクシは暖かいものが欲しいのでカップ麺
さていつもよりのんびりしてますが
実は今日のメインの目的地はものすごく近いんです
本日のルート
↑見てわかる通り目的地は黒部ダムです!
あ、言っときますけどkazuyaの提案なんですよ
ダムカードの為にワタクシがゴリ押ししたわけじゃないです
地6を走って
立山駅まで移動この周辺に駐車場が沢山あるので
余裕で駐められると思ったら駅周辺は満車で
結構離れた駐車場に駐めるないといけない様子
ところが
駐車場の入り口の誘導員さんが
「バイクは駅前に行ってください」
え、いいの?
『よっしゃラッキー!』
駅前の駐車場は満車でしたが
バイクはてきとうに邪魔にならないところに駐めていいそうです
う〜んバイクで良かった
さて、いよいよアルペンルートで
黒部ダムへ行きます!
と、意気込んだもののチケット売り場は長蛇の列
最後尾に並ぶとスタッフさんが「現在1時間待ちです」
もっと早く来たかった…
今8:30です、チケット買って9:30
ここから黒部ダムまで約2時間、途中乗り換えがあるので
待ち時間を考慮するとダムへ着くのはお昼過ぎでしょうか?
やっぱり行動は早くしないとダメですね…
今回ワタクシは下見と割り切って来てるので
本格的に景色を楽しむのは次回家族旅行の時でいいです
(今シーズンはいけないので来シーズンになりますが)
今日はダムカードGETの為に来ている様なもんですから
並んでいる間もどんどん列は伸びて行き
そのうち「現在2時間待ちです」なんて聞こえて来ました
おそるべし黒部アルペンルート!
チケットを購入できたのはやはり1時間後の9:30頃
黒部ダムまでの往復で大人10,790円です
並んでいる間に調べたらチケットは事前に
WEB予約できる様です次は絶対利用します
高山駅から乗るケーブルカーは10:20分発
チケット購入の際にちゃんと乗車できる様に時間で人数を区切ってます
ワタクシがチケットを購入した時10:20発が残り6枚
窓口が複数あるので次のiguが別便になるかも…
大丈夫、ちゃんと一緒に乗れました
窓口のおばさんが気を使ってあらかじめ確保してくれてました
ケーブルカーを駅舎内で待とうと中に入ると…
サムネのポスターが
『ツーリングに合わせた様にブラタモリで黒部ダムとは!』
ピコン!閃いた!
ケーブルカー初乗車ですが
混雑してるので階段状のホームや斜めのケーブルカーをじっくりと撮影できませんでした
10数分で美女平に到着
人が多くて立ち止まってられません
ここから高原バスに乗り換えて室堂まで約1時間です
流れる様に乗り換えできる時間割でほとんど待ち時間もなくバスに乗車
運良く窓際に座れました
時間があれば途中下車して遊歩道を散策したかったのですが
チケット買う段階で時間的余裕がないので観光を期待してなかったのですが
このバス移動で十分景色を堪能することができました
車内ビデオの案内に合わせて一時停車してくれたり
景観のいいところではゆっくり走ってくれたり
バスから見た素晴らしい景色
トレッキングを楽しむなら現地に泊まらないと堪能できないですね
長時間の移動も苦にならないサービスで気づいたら
室堂に到着
アルペンルート最標高2450m地点です
ここから有名な剣岳が近いです
このまま剣岳を目指したくなる気分です
そういえばワタクシここへ来るのは2度目でした
とは言っても記憶すらない幼い頃の話です(多分二歳頃)
昔、父母に連れられて立山登山した写真は
鎖場で背負われている場面でした
今考えてもタマヒュンになります…
次はトロリーバスに乗ります
これも高原バスを降りてトロリーバス乗り場に行ったらすぐに乗車して出発!
かなりの人で混雑してますがトラブルがない様に時間管理抜群です
係りの人も慣れているようで誘導や案内も早めにしてくれてイライラすることはないです
トロリーバスって電気で走るバスですが電気バスと何が違うんだろう?
バスをよく見るとバスの屋根からアンテナみたいなものが天井に伸びてます
そのアンテナみたいのがトンネルの天井部を張っているワイヤーと繋がっています
『あ〜そこから電気をもらっとるんだな〜』
トロリーバスはトンネル内を走るので窓から景色は見えません
しかし、ものすごい見応えでした!
途中すれ違いできる様に広くなってる箇所がありますが
バスの横幅ギリギリの狭いトンネルをびっくりする速度で走ります
しかも2台がこれまた煽ってるんじゃないかという車間距離で
ウネウネ曲がっているトンネル内を疾走します
高原バスに続き隣同士のsatsukeが
「けっこうスピードだしてるな」
ワタクシ
『60Km/hくらい出てるんじゃね?』
satsuke
「ありえん!レールの上走ってるんかな?」
ワタクシ
『いや、タイヤ履いてたし…もしかして全自動?』
大観峰、ロープウェイ乗り場に着きました
トロリーバスを降りる時前方を見ると運転手さんがいます
『ハンドルで運転してたんですか?』
運転手さん
「はい、そうですよ」
ワタクシ
『ええ!こんな狭いところですごいですね!』
運転手さん
「ありがとうございます」
いや〜まさに匠の技でした
支柱がないとなんか落ちそうで怖い
ロープウェイに乗るのに待ち時間があります
一度に輸送できる人数がそれほど多くないので順番待ちです
その順番もちゃんと人数分の整理券を配っていて
順番が来ると放送がかかるので安心して展望台で観光です
吸いこまれそうなほど紅葉が綺麗な斜面
眼下にはダム湖の黒部湖が見えます
斜面も色づいてまさに紅葉
今が一番いい季節で天気もいいので人だかりはしょうがないですね
放送で整理券の70番が呼ばれましたワタクシたちの番号です
列をなして待っているとお立ち台に上がったロープウェイ関係者の男性が
待ち時間を退屈しないようにと黒部の説明を始めました
独特の節回しや時々入る冗談が面白くてみんなの視線は彼に釘付けです
しかも最後の最後までネタっぽい事してくれるんでみんな笑顔です
最後に販売する写真集結局買いましたよ
ロープウェイが到着、うまい具合に進行方向の窓際に乗れました
なんか違和感というか変な印象のロープウィですが
それもそのはずロープの途中に柱が一本もないワンスパン方式なんです
ワタクシが育った加賀市山中温泉(当時は江沼郡山中町)には昔
町営のロープウェイがありまして小さい頃は近い非日常空間でした
その見慣れたロープウェイは支柱があるので
ここのロープウェイは知ってるのに知らないなんだか既視感を覚えます
ついでに言うとiguは高所恐怖症でかなり心拍数が上がったそうです
特にロープウェイが発進時ガクッと一瞬揺れたのでビクッとしたとか
高所恐怖症だと見れないかも?
ロープウェイを降りてやっと黒部ダム!
と思ったらまだケーブルカーが控えてました
遠い…遠いよ黒部ダム…
整備された観光路でこんなに大変なんだから
工事していた当時はどれだけ大変だったんだろう?
そして、これらの施設がなかった頃の景色はどんなだったんだろうか?
気軽に来られる様になって嬉しい反面
人の手がほとんど入ってない頃の黒部立山も見て見たいと思いました
全線地下のケーブルカーはここだけ!
ケーブルカーを降りて構内を少し歩くとついにたどり着きました
黒部ダム!
到着時刻12:40
予想どうりとはいえ時間かかったな〜
そしてあまりのんびりしてられません
ここで果たさすミッションは
ダムカードGET(ワタクシのみ)&ダムカレーを喰う!
向こうに見える建物でカードGETと食事ができそうなので急ごうとしますが
観光放水が迫力満点で何度も場所を変え覗き込んでしまいます
iguは手すりの隙間から覗いてます
「体乗り出すなんてありえんわ!」
やっと食堂に到着
待ち時間があるのでワタクシ一人離脱してダムカードをもらいに行きます
食堂の下、一階の売店で配布しているそうでレジにてGET!
ワタクシの後方で若い声が聞こえます
「ダムカードってのがあるんだって、俺らも貰おう」
そのままワタクシは記念撮影のためダムの放水が見える場所へ走りパチリ!
スマフォだと画質わるいですね
kazuyaたちと合流しようと先ほどの売店の前を通ると
「このカードってなんなんだ?」
「トレーディングカードみたいだけど交換するのかな?」
先ほどワタクシの後でカードを受け取った若者たちです
これを機会にカード集めするのかな?したらいいなあ
合流すると食券購入の順番がすぐでした
しかし店内は満員で席について食事はできそうもありません
kazuyaがなにやら店の奥に行くと
「そこから外に出れるし外で食べよっさ」
注文したそれぞれのカレーをカウンターで受け取り
外のゆるい坂道に腰を降ろして待望のダムカレーを頬張ります
ワタクシ、kazuya、satsukeは“黒部ダムカレー”
辛いの苦手なiguは中辛の“アーチダムカレー”
どちらもご飯はアーチダムの形に盛られていて
黒部ダムカレーに至ってはダム湖の色を再現しているのかグリーンカレーとなっています
ピリッとしてますがそんなに辛くないです
辛い辛いとみんな言ってましたが
ワタクシとしてはもっと辛いのが好み
でも、辛さとは別に美味しいカレーでした

黒部ダムに来てから1時間ほどですがそろそろ戻らないといけません
その前にみんなで放水をバックに記念撮影
もっとアングルをこだわりたかったけど
さすがに時間がないので
ケーブルカー乗り場に向かおうと
目の前の何十段かの階段を上がると
登りきったところで
kazuyaとiguの顔色が悪いです
まさか高山病?
いえ、階段を登っただけで息切れだそうです…
ワタクシとsatsukeは平気でしたが
年齢を重ねるとこう言うネタが増えてきます
ケーブルカーは臨時便が出ているおかげで
乗継もあまり待たなくて来るときよりも早く戻れました
今回は黒部ダムの往復だけでしたが
途中の弥陀ヶ原や天狗平の遊歩道を楽しむのは
ホテルに泊まってないと無理っぽいですね
下界から歩いて山頂まで行くこともできますが
どちらにせよ本格登山なんで現状むずかしいな
とりあえず家族と来るときは
早め早めの行動を意識したいと思います
ダムの上から:正面の土台は工事の時のクレーンの土台だそうです
帰路は室堂から立山駅まで直行バスに乗れたので
予想より早く16:30ごろ駐車場に戻れました
さて今から夕食の買い出しをして
温泉、宴の黄金パターンです
今日も肉だらけ
しめにワタクシはうどん
明日は帰宅のみで特筆するようなことはないので
レポートはこれにて終了
実は、
帰宅ルートは今季中に今回行けなかった
称名滝(しょうみょうだき)へ行くときに通るので
そのときは色々寄り道するつもりです
今回は通過するだけなのであえてレポートは必要ないかな?と言うことです
本日の走行距離
39.0Km
3日間の走行距離
566.2Km