
手塚治虫生誕90周年を記念して
まさに漫画文化の最功労者である
氏の誕生日である文化の日に出かけてきます!
と、言うのは実は全く関係ありません
単にワタクシ手塚ファンだと言うだけ
先月の体育の日の休日に走ろうと思いながら
走れなかった
日帰りルート
仲間に『どう?』と冗談で聞いたところ
ある意味本気にされて『泊まりで行くなら…』と、及び腰の返事
まあ、こちらも暮れるのが早いこの時期に日帰りなんて本気じゃなかったんですが
satsuke、iguの両名共、泊まりなら行く!と本気だった模様
それをハッキリ伝えてくれればいのに後日なぜかkazuya経由で聞きました
なんだ行く気ならこっちもそのつもりで段取りしなきゃ!
この日のルート
加賀市内のコンビニで待ち合わせ
家を出るときはまだ日が昇らないので真っ暗でしたが
集合時間の6:00になる頃には明るくなり気持ちも高ぶります
今回はワタクシとigu、satsukeの3人
kazuyaは鈴鹿で行われるYZFミーティングに参加で昨日から出かけています
さて、出発前にやることがあります
今年導入した無線機のSENAのペアリング
つい最近のワタクシが居ないツーリングでは
うまく設定できず
その日まともに通話できなかったそうです
今日は全員スマフォに設定アプリをインストールしてあり
本体とスマフォのペアリングも完了済み
あとはアプリ画面から何回かタップするだけで
30Kの独自機能メッシュプライベート通話開始!
satsuke
『まえ、あんだけ苦労したのはなんやったんや?』
それはiguがアプリをインストールしてなかった為
手動で設定するも誰も説明書をちゃんと読んでなかったから
走行中にこれまで会話をしなかったので話す事あるのかな?
なんて思ってましたが
見かけたチョットした事でもお互いに反応したり
これまで以上に楽しさアップです!
あまり楽しいもんですからつい喋りすぎて郡上に着く頃には
ワタクシの声が枯れ気味に…
国256の迂回路で
Ninja1000の走行距離が30,000Kmに
国256はまだ通行止めだったので迂回路で
道の駅和良(わら)へ
本日最初の目的の
横谷峡(よこ
たにきょう)まで大して距離はありませんが
現地に売店がないのでここで水分などを補給しておきます
satsuke
『蛇穴(じゃあな)ってここから近いんか?』
ワタクシ
『まあ、近いといえば近いよ』
『でも駐車場ないし台数多いと近所迷惑かも?』
satsuke
『ほんなら歩いて行くんか?』
ワタクシ、igu
『??』
事前に走行ルートを教えていたのに…
今日は
横谷峡に
行くと今朝言ったのに…
なんで
蛇穴に行
くと思ったんだろう?
こういうのもコレクションしだした
らキリがないな…
『じゃあな!』と
蛇穴に
行きたいsatsukeと別れてiguと出発!
は、冗談で3人一緒に横谷峡を目指します
その道中誰もがいつかやってしまうのではと恐れていたことが起きました
『なんじゃ!、ふにゃらコニャラ!気に入らんのか!』
(実際は不明ですがこんな感じに聞こえた)
突然インカムのスピーカーから前後会話と脈絡のない言葉が響きました!
ワタクシ
『どうしたん?satsuke』
satsuke
『あ~考え事しとったらつい独り言言うてもた』
igu
『なんやそれ!』
帰宅までにsatsukeの意味不明な独り言を後3回ほど聞くことになります
主要地方道86号か
ら案内に従って横道に入っていきます
駐車場にバイクを止めてここからは歩いて
横谷峡四つの滝見物
川沿いに舗装道路があるので車両で見て回ることも可能ですが
センターラインのない狭い道路なので身勝手な路上駐車は迷惑です
satsukeじゃま!
一番最初の滝、
白滝(しらた
き)に来ました
落差5、6mくらいでしょうか?
あまりパッとしないと言ったら失礼でしょうが
水の筋が上から下まで乱れず綺麗に一本に繋がっていて
上品な白い絹の反物のような滝です
そこから200m先に次なる滝、
二
見滝(ふたみたき)があります
二つ目だから二見?
道路から階段で水辺に降りていきます
最初見えて来たのが落差の小さい滝だったので
『なんだ大したことないな』
と思って下まで降りて滝の前に立つと
『おお!』
なんと二段の滝です!
変わった形の二段滝
一段目のえぐれ方が捻れてるのは流れのせいでしょうか?
しかも一段目を道路脇から上から覗き込めそうです
もしかしてそう言う意味で二見滝?
危ないから近づいちゃダメよ!
三番目の滝までは800m
坂道を歩いていると前方の路肩に軽トラックが数台停まっています
山中から音が聞こえてくるので何かの作業でしょうか?
そのトラックの停まっている付近から滝までの遊歩道が
川沿いに続いているのでここからは遊歩道を歩きます
もうそろそろ滝かな?と言うところで道が崩れています
ここへくるまでにも水没した形跡があったので
増水した時に崩れたのでしょうか?
わずかな段差ですがおっさん三人三様のへっぴり腰で降ります
紅葉滝(もみじたき)に
到着です
数人作業している人がいます
紅葉があるから紅葉滝だそうです
なんだろうと思っていると話しかけられました
この方達は地元の観光協会の方々で
7月の大雨の災害状況と復旧方針を決める為現地調査しているとのことでした
確かに7月は雨が続いて各地で災害が起きました
さらに話を聞くとその時の雨量は100mmを超えたそうです
ワタクシ
『へぇ~1日100mmとは凄いですね~』
観光協会の人
『いやいや、1時間に100mmだったんですよ』
われわれ3人
『ふぁ?』
『い、1時間にひゃ、100mmって…』
観光協会の人
『ほら、あの辺まで水につかったんですよ』
指差した方を見ると今ワタクシたちが立っている水辺より2m以上も高い位置
この川幅で2m以上も水位が上がるほどの雨量って…想像できません…
iguがポロっと
『そん時の滝ってどんなんか見てみたいな』
死ぬぞ!
自然の為すことは人間のだいぶ斜め
上を行ってる
紅葉滝のすぐそばの階段も崩れてましたがなんとか登って道路へ
その階段の降り口は当然封鎖されてますが
やはりおっさんです乗り越えるにも運動不足が露呈する始末
ワタクシは一跨ぎできたので問題なかったです
いよいよ四つ目の
鶏鳴滝(けい
めいたき)へ来ました
この滝のそばには駐車所があるので一応車で来ることができます
ここは滝の他にもすぐそばに
黄
金淵(こがねぶち)があり
まずはそこへ行こうとしますが何度も登り降りが面倒なiguとsatsukeは
『先に滝へ行っとるわ』
黄金淵への道も崩れていました
この淵のいわれは定かではありませんが
ここから見える鶏鳴滝にはお伽話のような伝説があります
詳細はググれば出てくるのでわざわざ説明しませんが
滝の名前の由来になった通り元旦の明け方に鶏の鳴き声がするそうです
さすが最後に控えるだけあって四つ
の中で一番立派な滝
ここでハッとしました
鶏、姫、四つ、伝説
何やらゼルダっぽいです
ゲーム好きのiguに話しますがあまり乗って来ませんでした
実はこの周辺にもう一つ
愛蓮の
滝(あいれんのたき)と言うのがあり
当初satsukeがそこも行こうと言ってたのですが
現在位置からでは登山道のような遊歩道を登らないといけないので
手のひらを返したみたいに
『登りはなしやな』
iguも一緒になって
『登りはありえんわ!』
『じゃ次回に!』と無理やり約束して次へ
時計を見るともうお昼です
最寄りの
道の駅かれんに
入ります
ここは5月にソロで一度来たことありました
その時食べた鶏ちゃん定食は大してうまくなかった思い出
やはり昼時のせいかレストランの順番待ちが発生してます
別の場所へ行っても大して変わらないと思うのでこのまま待ちます
待ってる間に食いそうになったク
レープ、iguはみたらしが嫌いだそうです
後一組でワタクシたちの順番と思ったら、そのサイトウさんは居ないようで
約20分ほどの待ち時間でで入店
鶏ちゃんはワタクシ今回はパスしようと思いましたが
iguが『みそにんにくの鶏ちゃん旨そう』の一言で
にんにく好きのワタクシのスイッチが入りiguと同じ
みそにんにくの鶏ちゃん定食にしました(前回はしょうゆ味)
satsukeは飛騨牛カルビ丼でした
みそにんにく味はまあまあでした
そういや2年前の起訴ツーリングの時
杉の子で食べた鶏ちゃんを超える味に出会ってません
値段が高いとかメンバーから不満が出ましたが
今思えばそれが旨さの自信の現れだったようです
見た目は味の8割をしめます
食事中店員さんがなんども『サイトウ様いらっしゃいませんか~』
と、聞いてました
普通一回ないし二回までだと思いますが5、6回は聞いてます
以前なんかトラブルでもあったんでしょうか?
立ち去るなら名前を消して行くのがマナーですよ!サイトウさん!
食事を終えて次なる観光地へ行きたいとこですが
時期的に時間が押して来ました
まだ13:30前ですが予約したキャンプ場はここから100Km先です
本当はもっと手前にしたかったのですが
ほとんどが10月末までの営業
11月まで営業していてもすでに予約がいっぱいと
予想外にキャンプ人気が高くて驚きました!
結果、電話をかけるたびにどんどん遠くになり
最終的に飯田市の
沢城湖牧場
キャンプ場になったです
キャンプ場への希望到着時刻は15:00ですが絶対無理!
一応予約時に17:00と伝えてますが
暗くなり始める時間なのでできるだけ早く到着したいです
途中休憩に止まった
道の駅き
りら坂下
ほとんど敷地内に買い物ができるショピングセンターがあるので
ここで晩の食材を買っていきます
多分チーム公式の泊まりツーリングは今年最後になるので
贅沢に肉は全て国産です!
道の駅なのか?、ショッピングセン
ターなのか?
食材を分散して積んでいると岐阜ナンバーのライダーが話しかけて来ました
最近、能登へ訪れたとかで石川ナンバーを見て声をかけて来たそうです
いつもなら嬉しいのですが
時間的に早く行きたいけどおざなりな対応もできないし…
おまけにスマフォで撮った写真見せてきましたよ
なんとか話を切り上げ先を急ぎます
沢城湖牧場キャンプ場に
着いたのは16:30
予約がいっぱいでここへ行き着いたのですが
以外にもここはすいてます
我々の他は一組、と言うかソロライダーが居るだけです
料金は一人2,000円ホームページには1,200円でしたが更新してなかったんでしょうか?
あと、ゴミ処理代として一人300円(何日居ても一回分でOKです)
焚き火もするので薪も購入、こちらは600円
受付した山荘のすぐ前のサイトでテント設営の準備をしていると
軽トラックで管理人さんが乗り込んできました
何事かと思ったら薪を持って来たくれたのですが
他のキャンプ場なら600円ならこんなもんと思っていた量の三倍ほどの薪でした!
だから軽トラでもって来たのか
この後すぐ暗くなりました
ギリギリ日が落ちないうちにテントを設営できました
お腹が減ってますがやはり風呂に入ってさっぱりしたいので近くの温泉にいきます
スマフォで検索して最寄りの施設へ、念のため日帰り湯可能か聞きます
さあ!と思ったらサイト入り口のゲートが閉まってます
施錠はされてなかったので出ることはできましたが
黙って侵入して勝手にキャンプしていく人がいるための措置のようです
温泉施設へは15分程度の距離ですが
到着する頃にはすっかり暗くなり夜です
のんびりゆったり浸かればいいのですが
これだけ暗いとなんだか夜遅い気がして落ち着きません
風呂から出て時計を見るとまだ18:00を回ったばかりでした
ここから先はNG
キャンプ場に戻ってすぐに火起こし
相変わらずユニフレームのチャコスタ最強です!
食材や食器を準備しているうちに火起こし完了
すぐ肉を焼ける状態です
ビールで乾杯し(iguはお茶)宴の始まり
黒毛和牛から焼き始めます
歳をとると脂っ濃いものは…これは
別!
同時にラインの着信、kazuyaでした
一人鈴鹿で泊まりですが寂しくて連絡して来たようです
しかし、こちらは普段食べない国産牛&国産豚の贅沢な宴の真っ最中!
だんだんkazuyaへの対応がおろそかなり
そのうち
satsuke
『kazuyaに悪いけど肉が優先やしな!』
ワタクシとiguは無言でうなずく
ホルモンはご飯が欲しくなる
肉を平らげた後、締めのカップ麺
夜は冷えるので暖かい汁物が欲しくて買って来ましたが
大量の薪のおかげで躊躇なく炎をあげられたので
逆に熱いほどでした
薪を消費するのが大変!
さて、そろそろ就寝
ワタクシは冬でもキャンプするので防寒装備に不安はないのですが
satsukeとiguは着込めばなんとかなるだろうと
毎回春先と秋口に寒い思いをしてました
『いい加減買ったら?』
何年も前からなんども言いましたがその都度
『来年(次シーズン)のツーリングまでに買うわ!』
ワタクシは行かなかったのですが
10月に茂木へmotoGP観戦に行った時satsukeは寒さに耐えきれず
iguの布団に潜り込んだ経験から(satsukeはシュラフiguは布団持参)
今回新しいシュラフを持って来ました
しかもモンベルの4万円もするモデル(ダウンハガー800 #1)だそうです
ちょっとどころかかなりオーバースペック過ぎますが寒いよりいいです
で、iguはと言うと特に装備に変更なし、着込んで対応だそうです
だろうと思って、ワタクシiguのためにウォームアップカバーを持って来ました
これで全員凍えず朝を迎えられるでしょう!
本日の走行距離
308Km