
4:00に目覚めましたが流石に早いのでしばし待機
夏キャンプのために用意した組み立て式コットは
背中の通気性もよく背中スッキリ!
昨日の日中の気温から熱帯夜かと思いましたが
涼しく個人的には快適に眠れました
4:30になったので静かに行動開始
一応5:00起床ですがじっとしてても勿体ないので
撤収作業にかかります
今回持参したファミリー用の2ルームテント
一応5人用ですが寝室におっさん4人は流石に狭くて暑苦しいので
私はリビングにコットを設置して寝てました
そのままだと虫に刺されるのポップアップ式の蚊帳をかぶせて対応
涼しかったとはいえ夏用シュラフを腹が冷えないように掛けてる程度だったので
暑くも寒くもないちょうどいい感じでした
着替えも終わり個人の荷物はほぼ片付いたので頃合い見て皆を起こします
寝起きざまに猫ちゃんが
『早いよ~』
と言いますが
そう言うヘタレ意見のために何度も時間をロスしてきました
ワタクシ、ソロツーリングの時は起床から30分後には出発してます
そこまでは求めませんが
ファミリーテントの撤収に時間がいつもよりかかるので
少しでも早くと思ったからです
撤収を待つテント
本日のルート
6:00過ぎに出発
坂道を下り
国179に出て南下、昨日通った道です
早朝にもかかわらず中学生くらいの集団が歩いていました
昨日温泉で見かけた子達でしょうか?
坂道の途中で公民館と思われる建物の前にリュックが沢山置いてありましたが
彼女たちのリュック?今から登山でもするのかな?
途中から
地56~
地66で真庭市久世へ、ここのコンビニで朝食
暑さに負けないように辛いラーメン食べます
バナナで栄養のバランスをとります
ここで少し打ち合わせ
今日の一番重要な事はできる限り早く
宮島に到着する事
その理由はキャンプ場が早いもの順で予約を受け付けてないからです
『今の時期混むかもしれないけど多分空きがあると思います』
と、問い合わせた時、頼もしい言葉をいただいたので
のんびり観光して悠々とキャンプ場入りしたら張るとこがない!
なんて事態になったら大変です
ワタクシ一人ならそのへんで野宿も辞さないですが
他の3人はまだそのステージまで達していません
しかし、単なる移動では幾ら何でもつまらないし到着が早すぎます
午前中は観光をしてあとは
高速で一気に移動の予定
まずは
井倉洞へと向かいますが
その道中でマップルに載っていた
高岡神社に寄ります
巨大な杉があるとかでワタクシ興味が湧きました
平安杉と呼ばれる巨大な御神木
まさに1000年は経ってると思わせる巨木です
しかし気になるのは参道入り口にある大鳥居
鳥居もかなりの大きさですが気になるのはそこじゃありません
『県下第二位の大きさ』こんな事が書かれていました
じゃあ岡山県の第一位はどこ?余計に気になります
ここはまたじっくり探索したい
せっかくなんでお参りしていこうと声をかけますが
急勾配の石階段を見たiguは
『行っておいでや、待っとるし』
ところが
猫ちゃん
『あれ?ここ上まで道あるんじゃね?』
確かに!
10段ほど階段を上ると参道を横切るように舗装された道路があります
乗り物でいけるとなるとさっきまで渋っていたiguもsatsukeも
『じゃ行ってみっか!』
あまり通る人がいないのか?路面は苔むしていて
今日のような晴れの日はいいですが雨だと滑りやすく
かなり難度の高い酷道になりそうです
おかげでiguも登れました
そのまま最奥の本殿まで到着
上り階段がきついので足腰の悪い参拝者のために作った道なのかな?
ここまで来て参拝しない訳にいきません!
ご利益として安産、子授かりとありますがその他
交通安全、
合格、
家
内安全、
五穀豊穣、
商売繁盛…
何でも屋さんでしょうか?
いえいえ、このお社は貫(つらぬき)神社で
通る→
貫く→
成就
の三段論法で幅広くご利益があるとの事だそうです
安産(スッキリ)祈願しときました
ここでも鳥居のように気になる情報が
先ほど登ってきた道の途中に
『竜王山遺跡』と書かれた看板があります
ちょうど本殿の裏側の辺りです
どのくらい登ればいいのか?完全に登山になるので
ものすごく気になりますが次回に持ち越しです
9:00頃、
井倉洞に到着
最初目についた駐車場へ入ろうとしましたが
よく見ると無料駐車場と書かれた看板があり誘われるようにそちらへ
結構離れたところに来たかと思いましたがぐるっと回り込んだだけで
案外近い場所でした、バイクはさらに奥へ案内され展示しているSLの脇へ
過去に走っていたのでしょうか?
まだ時間が早いせいか井倉洞へのお客さんはまばら
口の悪い猫ちゃん曰く
『寂れた観光地やね~』
確かに薄ら寂しい雰囲気です
洞内へのゲート前のお土産屋さんも大した品揃えじゃないし…
それより店内のテーブルには
ソフトクリーム、ピザの購入者以外は使わないでと書かれています
自販機で買っとはいえ店内で買ってるんですけど…
まあ、人が少ないので気にしないで使ってますが
休憩後いよいよ洞内探検です
橋を渡り川向こうの入り口の前に立つと
洞内から冷気が漂い急に気温が下がります
もぎりの女の子が
『(全長が)1.2Kmあります、狭いところもあるので気をつけて下さい』
なんて言ってました
『結構長いな』
でも正直、
秋芳洞を
すでに知っているワタクシ達は大して期待してませんでした
たまたま近くだから寄った井倉洞ですが予想外に良かった!
いや~凄かったです
経路がアップダウンの洞窟は他でも行きましたけど
ここまで立体的なのは初めてです!
秋芳洞以来感動がなかったですが久々に感動した洞窟です
洞窟から出ると駐車場はかなり埋まっていました
猫ちゃん!寂れたなんて一部だけ見て言っては失礼だぞ!
想定外の規模の
井倉洞だったのでこのあと予定していた
ベンガラ壁の
吹屋ふるさと村は通過
結構楽しみにしてた所でもあったのでまた次の機会に
山間部を抜け庄原市東城の
道の駅遊YOUさろん東城でお昼休憩
早く簡単に済ませるため蕎麦をいただきました
気温が高いせいか全員冷たい蕎麦
iguはザル、その他は山かけ蕎麦
山かけに乗ってる生卵がなんかスタミナつきそうです
そば粉の割合が多いのか?つなぎが若干弱い感じ
ここからは高速で移動します
道の駅遊YOUさろん東城のすぐ目の前にある
中国自動車道東城ICから
広島岩国道路廿日市(はつかいち)ICまでの約130Km
普段なら一気に走る距離ですが今日も気温は所によっては35℃超えの猛暑
中間の
本郷PAで休憩をとります
トイレに行った時水の入ったペットボトルがたくさん置かれているのに気づきました
初日、南条SAのテーブルに残されてたのはこれだったのか?
飲み水ではなさそうですが?
近付くと『車のメンテナンスにお使いください』と書いてあります
ワタクシ
『いまどき(ラジエーターに)水入れんなん車なんてないやろ!』
『昔の車じゃあるまいし』
振り返ると…
『使っとるんかい!』
ボンネットを開けてペットボトルの水を注いでいる旅行者の姿がありました
最近の車は故障が減りましたがそれゆえ普段のメンテをしなくなりましたから
たまに遠出するとこんなこともあるんですね
廿日市ICを降りたらフェリー乗り場はすぐそこです、冗談で
『あ、厳島神社の大鳥居見える!』
と、言ったらみんな探し始めたのは可笑しかった
ホントは見える距離ですけど建物で見えなかったんですけどね
事前に調べた所
宮島にはコンビニがなく
買い物ができる店も個人商店のような小規模の店しかないようなので
フェリーに乗る前に買い物をしていきます
給油時にGoogleで調べると
通り沿いに大型食料品店があり、ここでやはり肉を購入
当然昨晩の轍を踏まぬように今回は少量です
万一足りなかった時のためおつまみにスナック菓子を追加
これなら余っても日持ちします
晩酌用のビールもここで買っていきます
キャンプ場に売ってかったら困りますからね
当然保冷用の氷サービスがあるのが前提ですが
15:00前、フェリー乗り場に着きました
フェリー会社はJRと松大汽船の二社あり
ワタクシたちは松大汽船のカーフェリーに乗ります
案内に従い移動してドライブスルーでチケットを購入
大型二輪1,120円でした
もともとの予定では15:15の便に乗るはずでしたが
この時期、期待通り臨時便が出ており出発が15:00
乗船の待機所でくつろいでいたら今到着したフェリーのお客さんが下船したら
すぐに乗船開始で慌ててヘルメットを着用
宮島までほんの15分程度なので車両甲板で短い船旅を楽しみます
搭乗!
宮島に到着
フェリー乗り場もそうでしたが現地はさらに人で混雑してました
有名観光地ですから当然っちゃ当然
ちなみに観光は翌日、今日はここまでの移動で一旦終わり
更にちなみにワタクシ2016年に家族旅行ですでに
宮島へ来てますが
子供連れだとあちこち行けなかったのでリベンジ観光です
もっとちなみを言うと
iguは中学生の時修学旅行で来たことあるそうですが記憶が曖昧だそうです
主要地方道(県道)43を東に海岸沿いに進むと本日のキャンプ地
包ヶ浦(つつみがうら)自然公園キャンプ場です
海水浴客で賑わっている所にある管理棟で受付
一人900円なので4人2日分で7,200円
あとでみんなから回収しますがまとめて払うとなんか損した気分です
ワタクシが受付している間
他のメンバーは水着女子でも眺めて目の保養でもしてるかと思ったら
暑さでバテバテなのかその場で佇んでいるだけでした
そこはネタでも男気を発しないと!
キャンプサイトは受付から数百メートル奥へ進んだ林間のサイト
完全にフリーなのでどこへ設営しても良いのですが
それゆえ微妙な間隔でテントが並んでいます
奥の方が空いているっぽいので
ワタクシとiguがバイクで入れるとこまで入りますが
後から来た猫ちゃんが猛烈に抗議してきます
『そこ、車両入ったらあかんよ!』
どうやら進入禁止を見落としてたようですが
すでに入ってしまってるのでせめて設営場所を決めてしまおうと思うのですが
猫ちゃんは頑として
『バイク出さなダメやって!』
それはわかったから荷物くらい降ろさせてよ!
バイクの奥、ここを本日のキャンプ地とする!
うまく規制を潜り抜けるのが得意な猫ちゃんがこんなに頑固だとは思わなかった…
まあ、猫ちゃん曰く
『違法なことはしてないから~』
『制度をうまく利用しているだけだし~』
本当なだけに余計にムカつく!
て、言うかさ道中さんざんスピード違反しといて
なんでここで真面目くんになるんだよ!
あ、ワタクシ達バイクはちゃんと法規(放棄)運転してましたよ
テントを張り終えチェアを出すと疲れからか皆座り込んで無言でうつむきます
うつむくのはスマフォの画面見てるからなんですが
寝るためのキャンプが多かったから過ごし方を知らない…
とにかくこんなに時間に余裕があるツーリングは未体験なので
どうやって過ごして良いかわからずとりあえずスマフォです
ワタクシは島の南側へバイクで散策を目論んでましたが
そこまで時間はない16:30ごろ
satsukeが洗濯を始めたのでワタクシも
ジーンズを洗面所で水洗いします
昨日今日とたっぷり汗を吸い込んでいるので押し洗いすると水が濁ります
『こんなに汚れてたよ!』
と、画像を見せようと撮りましたが流石に綺麗ではないのでお蔵入り
立ち入り禁止のロープで干す、ライディングウェアは消臭スプレー済み
17:00になったので風呂にいきます
島内のホテルでの日帰り湯を予定してましたが
これ以上移動はしたくないとの意見で
受付時みつけた管理棟横にあった風呂へ徒歩にて
宮島の鹿は全て野良鹿です
しかし、入浴受付の張り紙に『OPEN AM11:00~PM4:30』
これは…
のんびりもいいけどヤルこと先にした方が良かったか…
ダメ元で呼び鈴鳴らして出てきた男性に聞いてみたら
『良いですよ、ゆっくり急いで入ってくださいね』ニッコリ
嫌味じゃなく、ゆっくり入って欲しいけど終了なんでそこは忖度してね!
て、意味だと理解しました入浴料は400円でした
海水浴客が入っているせいか脱衣所の床は砂が落ちてました
風呂も若干ぬるいかな?
まあ時間外に入れてもらったんで文句は言いません
猫ちゃん
『ふろ汚れてるやんけ!』
igu
『脱衣所汚ねかった!』
satsuke
『シャワー弱えし!』
みんなどんだけ育ちいいんだよ…
ワタクシなんか湯船に浸かれただけで極楽だったってのに…
安心してください、穿いてませんよ
帰りぎわ売店でノンアルビールを買っていきます
アルコール量は足りてますが味的にビールっぽいのがもっと欲しくなったからですが
値段が観光地価格、オールフリー350mlが240円とは…
夏になるとよく見る近所のおっさんの姿
サイトに戻りますが再びチェアに座り込んだまま
他のテントでは煙が上がり宴が始まろうとしてますが
igu
『まだ明るいし早えって』
と、炭への着火を許可しません
すぐ近くの若者グループも火を起こし始めたのでようやくこちらも着火
本日の肉は小さいパックが二つ
昨日に引き続き明るいうちから肉を焼き始めます
今日は残さず全部綺麗に食べられました
量も多すぎず少なすぎず
誰かが言いました
『こんな量しか食えんの見ると歳とったなって思うわ』
焚き火の炎を静かに見ながら何を思うか?
いや、そばの若者グループ(女っ気なし)の会話に皆聞き耳を立てます
恋愛観、結婚観など思い思いに語ってますが
igu
『やっぱ青いんな』
皆、コクリとうなずく
ワタクシ
『女はいずれ鬼になるのにな』
コクリ、ワタクシだけうなずく
iguが誘われたのはフラムトか?
21:00を過ぎたので寝ます
他のサイトではまだ宴が続いてますがワタクシ達の宮島観光は明日が本番
たっぷり歩くので早く寝て体を休めます
本日の走行距離
288.4Km