
6:00アラームで起きる
と言うか既に目覚めていて
アラーム止める為に体を起こした
今日がツーリングのメインの日
散々引っ張ってきましたが
ある目的とはなんのか?
もうちょっと引っ張ります
朝食は6:40からなので荷物をまとめておきます
のんびりしすぎているnekoちゃんを促し朝食のために1Fに降ります
ワタクシ達は8F最上階に泊まってました
朝食バイキング種類が豊富で良かったです!
外を見ると予報通り曇天
しかし雨は降ってるのか降ってないのか?そんな感じ
これはギリギリ降られないで行けるか?
neko
「今だけやこの後ひどくなるよ」
だ〜か〜ら〜
毎回そう言うネガティブ発言されると気持ちが萎えるから言わないでほしいな!
8:00前にホテルをチェックアウト
いざ出発!と思ったら無線機のSENAが見当たらない
「あれ?部屋出る時に忘れ物見たんだけど…」
フロントで忘れ物を告げ再確認
あ!思い出した
昨晩サイドテーブルから何か落ちた音がした
テーブルの下を除くとそこにSENAがありました!
やっと出発です
こう言う時のために時間が余ったら出発時間を遅らせるんじゃなくて
早く出て現地で待つようにするのがいいのです
まあ今回はその余裕を若干使いましたが
これがギリギリの出発だと、この後あわてて事故になりかねません
気持ちにゆとりが持てるように行動するのが鉄則です
ある目的の時間はまだ先なので一旦観光にします
目指す先は
人道の丘
そう、東洋のシンドラーと言われた
杉原千畝(すぎはらちうね)の記念館です
そこへのルートはナビではなく自分で検索
マップルで抜け道っぽい広域農道らしいところを見つたので
そこへ、その後はナビ任せで走ります
距離は最短で行けるはずですが…
気がついたら険道走ってました
どこからなのか
県408の表記が路肩に出てます
ナビも案内してるんで通り抜けはできるはずですが…
事前にわかってれば公開用に撮ってたのに
雨は出発時よりも多くなってきていて
落ち葉に狭小路と神経をすり減らします
決して意図的に通った道じゃないのですが
後ろのnekoちゃんからは
neko
「なんで朝からこんな道行くんやって!」
と、イヤミが
険道区間を抜けると何やら見覚えがあります
「あ〜!ここ前に来たことあるわ!」
以前ダムカードを貰いにきた
中野方ダムのそばでした
この後もしばらく山間の
県道を通りますが
県408ほどじゃないのでnekoちゃんに文句言われなくて良かった
国418に入ってしばらく行くと「人道の丘→」の案内が
時間は9:20ごろ
施設の開館が9:30なので丁度良かった!
と、思ったら…
こう言うのも楽しまないとね!
月曜日休館(祝日除く)
そうだ自分らは休みでも世間じゃ平日だった…
ある目的の予約時間は11:30なので約2時間どうやって過ごそうか?
数回この辺りを訪れたワタクシは特に行きたいところが浮かばず
そしたらnekoちゃんが
neko
「ロックガーデンひちそうっ所行ってみん?」
ああ、あそこか!
確かにあそこは面白い所です
はい、そこにも以前行ってます
道の駅ロックガーデンひちそうに隣接した
日本最古の石博物館
子供受けするような演出もあったりして意外に大人も楽しめます(はずです)
ここからはバイクを降りてnekoちゃんの車で行動
片道30分ほどかかるので現地であまりのんびりできませんが
ただボーッと待つより有意義です
(サムネは日本最古の石博物館に展示の日本最古の石です)
なんか又来たくなります
そろそろ時間なので戻ります
そうです!
ある目的の時が来たのです!
バンジージャンプ!
知ってる人はなんとなく察していたかもですが
杉原千畝記念館のそば
国418にかかる
新旅足橋(しんたびそこばし)
そこから飛び降りる
高低差215mもある日本一のバンジージャンプです!
ネット記事で見かけて当初そんなに興味が湧かなく
日本一ならそのうち飛んでみようかな?って程度だったのですが
HPを見ると一飛び
36,000円(税込)!!
「たっけ〜!!」
しかし、現在は期間限定コロナ割引で
20,000円(税込)!
「それでもたっけ〜!!」
とは言え、飛ぶなら割引価格の今しかない!
と、言うわけで一番最短で飛べる日を予約しようとしましたが
同行を募ってる間に休日が埋まってしまいやむなく平日の今日になったのです
本日のルート
新旅足橋ジャンプ台より少し西にある小型バスとコンテナハウスが受付です
実は
杉原千畝記念館へ行く前に一度立ち寄って集合時間の確認をしてました
簡易トイレもあるので事前に済ませておきましょう
受付はバスのなかで行います
ワタクシ達の他は女の子2人組の計4人
そこでチョット嬉しいことがありました
受付の女の子
「あれ、お兄さんバイクどうしたんですか?」
え!お兄さん?…お兄さん…お兄…さん…さん…さん…
20代前半に見えるその子からしたら
場合によっちゃワタクシお父さんかも知れんですよ?
なのに「お兄さん」とは
なんか嬉しくなりました!
多分マスクで年齢が分かりにくいので無難に対応しただけなんでしょうけどね
受付はタブレットに記入します
危険なスポーツなので万一があることを承知しますってサインします
その後、外国人スタッフによるハーネスの取り付けとレクチャーを受けます
「ゴ…ヨン…サン…ニ…イチ…デ、マエニトンデクダサイ」
若干たどたどしいですがちゃんと会話できます
なんかつられてこちらも片言で話してしまいます
準備ができたら記念写真を参加者全員で撮ります
万一の際に遺影になると思うと表情がこわばります
スタッフが運転する車でジャンプ台まで移動
駐車場からジャンプ台まで少し歩きます
その間に飛ぶ順番を決めますがワタクシ一番を名乗り出ます
こう言うのは後になるほど冷静になって怖くなるものですから
テンション上がってる今のうちに勢いで飛ぶ作戦です
要は一番の小心者なんです
ジャンプ台で足首にも装具を身につけロープに繋がれます
ここまで流れるように進むのであれよあれよのうちに
とうとうジャンプ台の先端に立たされました
「ツマサキヲ、モットマエニ」
赤い印より親指第一関節ほどはみ出します
「モットモット」
え〜?これ以上出たら落っこちちゃうよ〜
親指の付け根の盛り上がった部分まで突き出すと
唐突にカウントダウンが始まります
「ゴ…ヨン…サン…ニ…イチ…バンジー!」
ワタクシの心の中
「え!バンジーって言うの?それ俺も言いたかったよ〜」
なんて思い終わるか終わらないか
なんか流れで体が動いて飛び降りました!
戦いに敗れた言うことは、こーいうー事だー!
高速で迫ってくる谷底は映画のワンシーンのようです
でもCGじゃなく本物!もしロープがきれたら?
結構長い時間に思えましたが
動画の通りほんの数秒でテンションがかかり体が跳ねます
自分じゃわかりませんでしたがバラエティー番組なんかで
吊るしたマネキンが跳ねるみたいになってますね
足元のロックを外すと体が上向きになり引き揚げられるのを待ちます
恐怖によるものなのか高揚からなのか
若干小刻みに手が震えます
ロープの反動が収まった状態で下まで100m以上あるでしょうか?
なかなかの眺めです
雨がちょっと嫌かな?って思ってましたが
橋の排水管から降り注ぐ雨水の粒がキラキラとまるで真珠かダイヤモンドのようで
ワタクシの勇気ある挑戦を祝福してくれてるように思えました
お次はnekoちゃん
nekoちゃんは水泳をしていたせいで
neko
「飛び込みで頭を入れてたら少し裏返った」
動画を見てもそれがよくわかります
この紅葉に真っ赤な彩りを添えてみせましょう!
女の子達も臆すことなく飛び降りて
「女の方が肝っ玉座ってるって聞くけど本当だな〜」
とnekoちゃんと二人で感心してました
人それぞれなんでしょうけど
ワタクシは飛び降りるまでが怖かったですが
nekoちゃんは引き揚げを待ってる時が怖かったそうです
受付に戻りバンジー映像のUSBと認定証がもらえるので待ってると
次の時間帯のジャンパーが次々集まってきました
いい記念品になりますね!
USBメモリは小型タイプ
その中にカップルがいて二人とも飛ぶかと思ったら女の子だけと聞き
nekoちゃんと顔を見合わせ
「女の方が肝っ玉座ってるって聞くけど本当だな〜」
バイクを停めてる
杉原千畝記念館の駐車場へ戻ります
昼食をどうしようか?と思ってると
すぐ隣の食堂がやっているようです
「ここでいいっか〜?」
平日でお客さんはワレワレの二人
老夫婦で切り盛りしているようです
突然の来客に驚いたのか?
おかみさん
「いらっしゃ…ゴホゲフォ、いら…ゲフゲフ、いらっさいゲフンゲフン」
ワタクシ
「あ、いや、落ち着いてからでいいですから…」
えらく長く咽せてましたが誤嚥しないか心配になりました
かなり高齢のようでテーブルにお茶を運んできた時もつまずきそうで
さらに心配になりました
メニューは大きく分けて二種類
松茸釜飯と中華そば
この中で選ぶならそりゃ釜飯でしょう!
(他にもありましたが会席料理でした)
で、松茸入りなら多分量は少ないだろうと
単品ではなく釜飯定食2,000円を注文したのですが…
盆や正月に田舎の祖父母の家に泊まりに行ったのかと思うくらい
大量のご馳走が出てきました!
同じ体験をする者同士でしか解り合えないことがある
この年になると田舎料理が体になじみます
日本酒でちびちびとやるのが良さそうですが
運転があるのでそこはガマン
しかし、マジでメインの釜飯よりもおかずの量が多すぎです!
昭和生まれのワレワレは残すまいと頑張りましたが
もう無理…わずかですがのこしてしまいました
後ちょっとでメインの釜飯ですら残してしまう所でした…
そういや昨日から外食のメニューは全部nekoちゃんと一緒だったな
俺らそんな仲良かったっけ?
元の予定ではこの後もツーリングを楽しむはずでしたが
雨も降り止まず時間も14:00になります
あまり暗くならないうちに帰りたいのでストレートに帰ります
東海環状自動車道 美濃賀茂ICより有料道路へ
中部縦貫道 白鳥西ICより油坂峠道路を通過して下車(二輪1,550円)
道の駅九頭龍で最後の休憩してnekoちゃんとは流れ解散
帰宅途中にメモリアル発生!
福井県坂井市丸岡町から石川県加賀市山中温泉へ抜ける
国364で走行距離
50,000Kmに達しました!
キリ番が近づくとソワソワします
家に帰り風呂に入ってから今日の偉業を称え
自分に乾杯!
昨日も結構飲んだけど今日もいいよね!
おわり
本日の走行距離
245.1Km
GoToツーリングでの総走行距離
614.1Km