レポート satsuke
←立雲峡にある看板を撮影
この写真でこ〜ちんを騙そうとしたのはkazuya
自宅のベッドでしか熟睡できないワタクシは、
仮眠状態のままウトウトしていると
夜が明けた頃ふと目を覚ましました。
外から何やらゴソゴソと物音がするので
覗いてみると、既にこ〜ちんが
身支度を終え出発準備を整えている最中でした。
そう、2日目のnekoちゃんに続き、こ〜ちんとも本日でお別れです。
今日からの日程は3人でのツーリングとなります。
一足早く出発するその雄姿を見届けようと表に出ると、
カメラを渡され出発シーンの動画撮影を託されました。
satsukeの要望で再び登場!
この後、Uターンしカメラを取りにまた戻って来た事は内緒にしておきましょう♪
さて、こちらも余りマッタリして居る訳にもいかないので、
1時間程で身支度を終え出発準備を整えます。
ところで中蒜山キャンプ場ですが2009年に一度訪れています。
過去レポでワタクシが映ってるので確かなのですが、
何故か二度目の懐かしさ感がほぼありません。
温泉に行ってもこんな所だったっけ?でした。記憶障害かな?
まぁ、一度訪れた場所でも数年経てば新鮮味を味わえるという意味で
徳した感有りなんで良しとしましょう。
本日のルートですが帰路に向かってひたすら東方向へ進み、
三桁国道を乗り継いで総距離212km先の
神鍋(かんなべ)高原キャンプ場を目指します。
立ち寄りや観光も予定してないので気持ち的にも余裕があったりもします。
キャンプ場から
国482に出ると直ぐ左手にLOWSONが見えたので
そこで朝食を取る事にします。
店内に休憩スペースがあったので、
そこで朝食採りながら30〜40分出足から根を生やしてしまいました。
国482と
国313の重複区間から再び
国482へ、
そこから
国179を右折し
国482を東方向へ。
次の休憩場所となる
道の駅はっとうを目指します。
流石に早朝の交通量の少なさと
三桁国道ならではの適度な小気味よいカーブの連続でペースも上がり、
10時前に
道の駅はっとうに到着し休憩することにします。
ここは元々予定していた訳じゃなくて、
走行時間&距離的に丁度良い場所だからと思い独断で停まった場所です。
用を足し、コーヒー飲みながら現在地とルートを照らし合わせると、
何と既に全工程のほぼ半分くらいを走破していることに気付きました。
時間は未だ10時ちょっと過ぎです。
このままルート通りキャンプ場向かうと昼過ぎには着いてしまうような勢いです。
kazuyaが
「今日は観光しないの?」
と基本、観光地に来ても観光しない人が言ってきたので違和感を覚えながらも、
「今日は観光入れて無いよ、明日は竹田城跡の観光予定入れてあるけどね」
と答え、念の為
竹田城跡までの地図を確認。
それ程の距離でもない事が判ったので、
「天気も程良く曇っているしパンフレットやHPの写真みたいな
日本のピチュピチュが見られるかも」
注:マチュピチュですがわざと言ってるそうです
と言うとkazuyaとiguの眼差しが少し輝いた様に見えました。
実はワタクシ当初、
竹田城跡そのものの観光だと思いルートを組んでいたのですが、
kazuyaとiguは景色が見られる場所に行きたいという要望だったようです。
流れとノリで今から
竹田城跡が高台から見えるという
「
立雲峡(りつうんきょう)」へ向かう事にしました。
目標が定まると、後の行動は早いもので
当初予定していた
地6をショートカットするように
国29から
地48に乗り
地6に合流そのまま
国9合流し養父市に入ります。
時間的に交通量も増えて来ていたので走りを楽しむというよりただの移動でした。
国9を走り始めて最初のGSで給油を済ませ、
竹田城跡方面へと繋ぐ
国312を右折し更に
県277へ。
立雲峡はそれなりに観光地化されているようで、
道中に大きな看板が挙がっていたのでさほど迷う事も無く駐車場まで到着しました。
案内所の人に、
「写真でよく見る絶景スポットは何処から撮ったものですか」
尋ねると一人は第二展望台というし、もう一人は第一展望台を言う始末で、
一体どっちなの論争の挙句、
第二展望台といった人が折れて第一展望台ということでまとまりました。
恐らく強制ではないのでしょうが環境整備料200円を支払い、
一番高い場所にある第一展望台目指します。
まぁ予想はしていましたが、ちょっとした登山道になっていて、
レザースーツにブーツで歩くような所じゃないです。
程なく第三展望台に辿り着き開けた景色を眺めると
視線の先についに見えました。これが日本のピチュピチュ
あれ!?
雲海にそびえ建つ日本のピチュピチュを想像していたので、
期待を膨らまし過ぎていたせいなのか良い景色なのはたしかですが、
何か感動が薄いです。
よし頑張って上を目指そうと第二展望台へ。
でも景色は第一展望台そんなに変わりません
ここに来ている理由はやはり第一展望台という最終ゴールの為なので、
重たい足を更に前に進めます。
勾配が更にきつくなり所要40分と書いてありましたが、
これより遥かに時間が掛かってます。平均以下の体力ってことかな。
それはさて置き最後の左のつづら折りを抜けるとようやく景色が開け、
第一展望台に辿り着きました。
はい。さほど変り映えしません。
ましてスマホのカメラで景色撮ってもこれが限界です。
ドローンでも飛ばしたくなりますね。
吉田ダムの水圧だけで転がる石球ほどのインパクトはありませんでしたが、
今回の旅で予定していたメーンイベントが一つ達成出来た満足感だけは残りました。
しばし休憩を挟み、呼吸が整った頃に下山を開始します。
登りとは違い下りは15〜20分で駐輪場まで付きました。
ふと時計に目をやると丁度昼過ぎだったので、
昼飯は何処にしようという話になりました。
ここへ来る途中は全く気に留めていなかったのですが
「国312沿いに、行列ついてたラーメン屋あったけどどう?」
とkazuyaとiguが口を揃えて言うのでそこを目指すことにしました。
国312をしばらく走ると、程なくして着きました。その名も『
希望軒!』
和田山店とあるのでおそらくチェーン店かと思われます。
ワタクシはオーソドックスに
とんこつラーメン+ミニ焼き飯と餃子二個セットになったサイドメニューをオーダー。
塩辛いとんこつスープに細麺がうまく絡んで普通に美味しかったです。
地元だと
真打のスープの味に近かったかな。
↑kazuyaがオーダーしたチャーシュー大盛。盛り付けが目を引きます。
さて腹を満たした後はキャンプ場を目指すのみです。
店を出て地図を開きキャンプ場までのルートを確認します。
予定通りのルートで行くと
国道の乗り継ぎだけで少し物足りない気がしたので、
ワタクシの先導車の特権というか何というか刺激が欲しかったので、
道の駅ハチ北過ぎた直ぐの
地89を左折し
県135から
国9へ合流する迂回ルートを敢えて選択してみることに。
しかしこれが、ツーリング史に残るほどのドハズレでした。
だんだん道が細くなり、ついに農耕車かバイクしか通れない程の道幅に。
全然楽しくありません。
周囲を見渡せば、畑仕事でクワを持った爺様がキョトンとした表情でこちらを見ています。
そして小さな集落の中を抜けてようやく
国9へ再合流。
何だかキャンプ場に早く着きたい気持ちが更に強くなりました。
国482を右折してから蘇武(そぶ)トンネルを抜けると景色が一気に高原っぽくなります。
ワタクシ、〇〇高原という響きが好きなので、
今回3拍中2泊を高原のキャンプ場を選んでいます。
どちらかというと海寄りの場所なのにスキー場があったり、
こういった高原があることに少し驚きというか違和感を覚えます。
ほどなくして
道の駅神鍋高原へ到着、キャンプ場は
道の駅のすぐ裏側にあります。
温泉もすぐ側だし施設が充実していて良い環境ではあるのですが
敷地が広大過ぎるのもある意味厄介です。
受付を済ませてキャンプサイトへ移動なのですが車両乗り入れ禁止なので
荷物はリヤカーに乗せ運びます。
設営場所が決まってテント設営を開始します。
もう3泊目なので段々と手際が良くなってきました。
3人ともサウスフィールドの3人用テント
satsukeもiguも入口が網戸になるのを知らなかったとkazuya談
テントを張り終えた時間は未だ16時です。
とりあえず汗を流したいのと夕食をどうしようという話で
夕食はコンビニのお惣菜で済ますことにしました。
風呂→最寄りのLOWSONの段取りで、再びバイクで出発。
「
神鍋温泉ゆとろぎ」は隣りなので即時到着しました。
施設も整い良い浴場でしたがGW中にも関わらず
露天風呂が設備故障か何かで使えなかったのが少し残念でした。
続いてLOWSONへ。そういえば意識していないけど
今回立寄るコンビニは何故かLOWSONが多いです。
(nanacoカード持って来てるんですが)
何だかんだで3千円分も買ってしまいました。焼肉BBQの方がよっぽど安いです…
キャンプ場に戻る頃には陽が落ち始め辺りは既に薄暗くなっていました。
そして、長い夜の始まりです
木製のテーブルとベンチがあるのでここで宴の開始です。
男の会話を楽しんでいると時間を忘れ4時間程があっと言う間に過ぎていました。
ふと気が付くと10時まわってます
隣りの家族連れも寝静まったので、そろそろお開きに。
テントの換気をする為入口扉をメッシュ形態にしていたせいか
中も随分冷え込んでいたので完全態?に戻します。
自宅のベッドでしか熟睡出来ないワタクシは、
今夜もありったけの厚着をして無理くり眠りに就きました。
END
iguレポートの4日目に続く
(本日の走行距離231.1km)