スメタナ弦楽四重奏団
私が高校のときですから、つい昨日のように思える、30 年ぐらい前 (^^;)
当時、チェコが世界に誇る、唯一無比の楽団で、ひとりずつでも、世界の 1 ~ 2 を争うほどの腕前の人が 4 人集まって、最高の音楽を奏でた。誰か一人でも、抜きん出た人が混ざるとダメで、正味拮抗した技の者が集まらないとダメ。
その中でも、チャイコフスキーの弦楽四重奏曲 第一番 二長調 作品番号 11 が最高で、これを聞かずして、チャイコフスキーを語るべからずとまで雑誌に書かれていました。
チャイコフスキー、大スキーな私は、どうしても聞いてみたくなり、レコード屋・図書館など探したけど当然ありません。で、レコード屋で予約したが、クラッシックは著作権の関係からか安いこともあり、 『 ありません、予約できません 』 『 他ならあります 』 ってな事で、断られ続けたが、町で一軒しかない小さいレコード屋に何回も通い続けて、この熱い情熱に押し切られて、あちこち連絡して取り寄せ、待つこと一ヶ月以上、やっと手に入れた一品です。
他の演奏者といろいろ聞き比べてみたが、全然違いますね。
すんばらし~い \(^_^)/
と、書いても、なんのこっちゃ分からないかも。
『 エイコーラー ♪ ・エイコーラー ♪ 』 って聞いたこと無いですか、あれです。
チャイコフスキーが散歩していて、偶然聞こえてきた、鍛冶屋さんの作業歌です。
愛国心をテーマに求められていたようで、それを取り入れて作った曲です。
それがこの、第二楽章 アンダンテ・カンタービレ です。
この曲は、第四楽章までありますが、第二楽章以外聞くことは、まず無いと思います。ピアノ・バイオリン・チェロなどの独奏は多いですが、ほんとうは四重奏なんですよ。
牧歌的で哀愁があるため、四人で演奏すると、どうしても陳腐になりがちですが、全く陳腐に聞こえないのは、この方達だけだと思いますね。
ちなみに、エイコーラーと聞こえる部分はありません。それを基に作ったって事です。
これは、いくらお金を積んでも、まず手に入らないですよ。
と、一気に自分の趣味を書いてしまいましたが、このレコードをデジタル化するために、お金も無いのに、わざわざ USB 接続のレコードプレイヤーを買ったんですぅ。
あぁ~ 最高 \(^_^)/ もう~涙ちょちょぎれ
Posted at 2008/09/02 17:13:40 | |
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