
また、うな垂れてます (^^;)
暇なので、ネット徘徊していると、秋田の山村で、 3 月末までのど短期で、臨時の職員募集のお知らせがあり、応募したがダメでした (>_<)
村と言っても、数軒の集落をひっくるめて村なので、広さで言うと、市以上はあると思われます。その中で、自力で農作業が出来ないところは、切り捨てられ、廃集落となるようです。
今回のミッションは、まだ自力で農作業をしているところで、高齢者が多く住み、村役場から遠いところへ、農作業の手伝いと、送り迎えなどの雑用です。
給料 16 万で、住居は提供してもらえるが、電気・ガス・水道などは自腹と言う、たぶんここでは破格の待遇と思われます。
具体的には、村役場から 20 キロほど離れ、かなり狭い山道を行ったところに数軒の家があり、そこに住む方のお世話をする。介護ではない。
病院やスーパーなどは村役場の近くに集中していて、バスも廃線となり、ボランティアの送り迎えも途中までしか来ない。この時期からですと、雪下ろしは必須で、並みの体力では難しいと思われます。
正直、給料からすると割に合わないが、なぜ応募したかと言うと、興味があったから。
以前他の地区ですが、同じようなシチュエーションで、足が無いから、仕事の手の空いたときに、送り迎えをしていた人が逮捕される事件がありました。
当初は無料でしていたが、される方の人たちが、ガソリン代として一人一回千円を渡すようになり、これが白タク行為であるとして訴えられた。有罪だが執行猶予で保釈され、自宅に帰ると、人々が彼を待っていた。
彼も若くは無いが、彼以外は皆老人で、彼が居ないとどこへも行けない。役場に掛け合っても、予算が無いのでバスを復活させることは出来ず、タクシーを利用するように言われる。が、そんな余裕も無い。
そして、また繰り返して、逮捕され自宅に帰される。どうしたら良いのか・・・で番組は終わっていたが、結局このようなことは都会に居てもありえると思う。
善意だけでは、どうしようもなく、税金も使えない。なにか良い策は無いものか、探すために応募したけど、応募者多数のため断られました。興味のある方が多くて、ちょっとホッとしますが、この仕事自体の継続は難しく、結局その集落に住む人々が亡くなるか、他へ移転するかして、廃村になるのを待つのだろう。
命が尽きるのを待つ我慢比べみたいだ。
Posted at 2009/10/30 02:50:06 | |
トラックバック(0) | 日記