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2014年08月08日 イイね!

Miura

ここに京商サークルKサンクス1/64のミウラ(Lamborghini Miura)が2台あります。一見では色しか違わないようにも見えますが…



台座の表にはモデル名が書いてあるので全くの違いがおわかりいただけると思います。






一つはベルトーネ(Bertone)・マルチェロ・ガンディーニ(Marcello Gandini)のデザイン



Wikiから単純引用すると、

「マルチェロ・ガンディーニは1965年11月カロッツェリア・ギア(Carrozzeria Ghia)へ移籍したジョルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)の後任としてベルトーネに招かれ、チーフデザイナーなった。 ベルトーネでの彼の最初の作品、ランボルギーニ・ミウラでは、前任者ジウジアーロの代表作、シボレー・コルヴェア・テスチュード(1963年)、イソ・グリフォ・クーペ(1963年)、フィアット850スパイダー(1965年)などの特徴を融合、またフォード・GT40(1964年)やディーノ・206/246(1965年)など時代のスポーツカーの部分的エッセンスを巧みに取り入れ注目を集めた。」

ということらしい。



Miura P400は京商ランボルギーニ・ミニカーコレクション2や昨日のみんトモさんのブログで知った予約開始のコレクション5にも含まれているようですがこちらはコレクション4のもの、Miura Jotaとあります。




もう一つはワルター・デ・シルヴァ(Walter de' Silva)のデザイン



WebRossoから単純引用すると、

「20061月6日、ランボルギーニはミウラ・コンセプトという名を持つ1台のコンセプトカーを発表した。その名のとおり、姿カタチはかのミウラをイメージしたもので、これはミウラ40周年、最初の大規模国際モーターショーを発表の場として狙ったものだ。ポイントは、デ・シルヴァが初めて描いたランボルギーニ、だということである。
2005年夏に同じアウディ・グループ内であるセアトに「人事異動」したルク・ドンカーヴォルケの後を引き継ぐ形で、アウディ・グループのデザイン部門を取り仕切る、ドンカーヴォルケの上司にあたるデ・シルヴァは、自らランボルギーニ・デザインに取り組むことになった。それが正式に発表されたのは、12月1日のボローニャ・ショーでのこと。その後、初めて発表されるランボルギーニがこのミウラ・コンセプトであり、デ・シルヴァ=ランボルギーニをアピールする、絶好の機会だと言える。」

ということらしい。

で、これについて実際は全く違うのじゃないかとおもうのですが、それは後にして……
本当はこのミウラ・コンセプトの1/43ミニカーが絶対に有るはずなのに見つからない、うーむ、くやしいww



蛇足ながら今やイタルデザイン(ITALdesign)も「2010年5月25日、フォルクスワーゲングループによる買収が発表された」ということは「2007年1月に前アウディ会長のマルティン・ヴィンターコルンがフォルクスワーゲングループの会長に任命されたのに続き、デ・シルヴァは2007年2月をもってフォルクスワーゲングループ全体のデザインのトップに就任し、現在は全VWブランド(アウディ、ベントレー、ブガッティ、ランボルギーニ、セアト、シュコダ、フォルクスワーゲン)の全般的な戦略の指揮に関する責任者である。」ですからね…

ジウジアーロ自身もデ・シルヴァは自身のボスで…いやいやジウジアーロのボスという概念が存在しない……そんな感じで二人の対談インタビューで冗談交じりに答えています。





最近のAventadorとHuracanの現行2車種の皆様の試乗レポートなどを拝見しながら、(試乗は出来ませんでしたが実際に見てみました)個人的にはどういうふうに思えるのかを考えていたのですが……



「現在ランボルギーニのデザインディレクターであるフィリッポ・ペリーニ(filippo perini)はランボルギーニのデザイン部門、ランボルギーニ・チェントロ・スティーレのヘッドを務めるイタリア人デザイナー。2004年よりランボルギーニに加入」




さて、以前にガヤルドの事を書いたときに「そのあたりのいきさつが実は当時のEVO誌に出てたんですよ」と、日頃から仲良くさせていただいているみんトモさんに教えていただきました。
それによりますと、最終的にガヤルドをリリースする以前に長い物語があったようですが、概略は…

「カウンタック以降には危機的な状況を背景に社のオーナーの度重なる変更に伴うプロジェクトの中止や変更があった、但し一貫した考え方としてある程度は成功が見込まれる12気筒ビッグランボに対して常にベビーランボが求められてきた。社は様々な側面でGandini、ZAGATO、Bertone、IDEA、ITALdesign……様々な協力会社に委託、コンペ、共同などしつつ、特に1999〜2000年以降AUDI傘下のもとでルク・ドンカーヴォルケ、ランボルギーニ・チェントロ・スティーレのまとめによってディアブロからムルシェラゴへの移行やガヤルドの成功につなげることが出来た…」

と読みとれます。

実際にガヤルド10年の生産量がランボ社50年の歴史の総生産台数の半分を占めるという大ヒット作となったそうです。



であれば、すでに再生に大きな成果を上げてききたランボ社とAUDI社(VWグループ)にとっては、ミウラ・コンセプトはちょっとした転換点の表示にすぎなかったのでしょうね。

2006ミウラ・コンセプトを間にはさんで、2001ムルシェラゴ、2004ガヤルドまでと……2007レヴェトン、2011アヴェンタドール、2014ウラカンへと続く感じは違うように感じられます。









…あぁ、ミウラ・コンセプトですね、思い出していただけるならミウラは本来がビッグランボだったのです、今すでにこの位置には「スーパーカー」があります…ウチの商品は「クルマ」扱いではよろしくありません、より「根本的に」特殊でないと……ミウラコンセプトは逆説的にそれを示すためのリサーチだったのですよ……ってところでしょうか。







もしもそんな感じでだいたい合ってるならば、今の新しいランボをデザインとしてだけで考えたところであまり意味が無いと思えてきました。アヴェンタ以降はいよいよランボ社としてのCIとして熟成されてきた、それと一体であるカースタイリングも自社で行うのはむしろ当然です。

例えば、ウラカンの発表前に「ヘキサゴンプロジェクト」とティザー広告を行っていましたが、キャンペーン名称が「形態」を示していても、それがキャッチフレーズやモチーフとして繰り返されるときに、それはカタチの問題ではなくキャラクターの創造を目指したのでしょう。で、「キャラ」を好きになっていただけた対象となるカスタマー様におかれては何を置いてもオーダーを入れていただけるように努力いたします、ってことですね。





さて、何が言いたいかといいますと、考えてはみたたものの……おそらく1966ミウラ以降にミウラは無く…さかのぼってミウラはまだまだ「クルマ」と思っても良さそうです。




で、片や1974カウンタックは創造に対する「すげー!」ということでさまざま言説はつきません。カウンタックやガンディーニについて考えるのはもうすこし先にしようということでしたww
Posted at 2014/08/08 00:06:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | Design & Prototype | 日記
2014年07月28日 イイね!

Bulldog


今朝こんなニュースを見ました。



皆様、アストンはお好きでしょうか?
私はけっこう好きなんですね、残念ながら乗ったことは無いのですが。

最近で一番好きなのはV8 Vantageです。

発表直後、(おそらく)2005年の東京モーターショーで実際に見たときにはアイドルか女優さんでも見たような感じ、「パーフェクト ビューティー」ってやつですね!

逆に恐れ多くも同時に展示されていた上級モデルは何であんな不細工なパネル割りなのか全く理解できずw

もしも2人乗りが許されるなら必ずや候補になる感じがします。
いまの中古価格もかなり割安に感じますねー。



画像はN420ですか、数年前に近所のショールームで。
Gulfカラーな感じが今でも印象に残っています



40年近くも前の話ですか、小学校の時にもかなり好きなAston Martinがありました。

当時、60、70年代のDBシリーズやV8、ボンドカーなどには全く興味がなかったのですが、このセダンにすごく惹かれたのです。



Lagonda

Aston Martinサイト
Wikipedia

(特にwikiはなかなかわかりやすい解説です。)


もちろん惹かれたのは1976からのSeries2以降です。
アストンの正式な社名って今もAston Martin Lagonda Ltd. なんですよね。




驚くようなプロポーション。



Series2と3はリトラクタブルヘッドランプですが 下の写真のSeries4は固定の6灯ヘッドランプ。



Series4は現代でも通用しそうなほどにブラッシュアップされてますが、個人的には古い方がより特殊感が強くて好きです。



過去に何度か都内で見たことあります。

最近でも(って10年も経つかもしれませんが)目黒通り・環八あたりの車屋さんの駐車場に置いてあったのを見かけました。



デジパネもすごい。自動車史上最初のデジパネだそうで…



各種コントロールがタッチセンサーだったとか。
すぐにでも壊れそうですw

マイナーチェンジでデザインが数種あるようですがこれも古い方がよりすごい。




デジパネっていうよりコンソール。レトロフューチャーってやつですね。





コーチビルダーによってエステート版など作られたそうで、UKらしくってイイいいです!





持っていませんが、もちろんミニカーもあります。



Minichamps Aston Martin Lagonda 400137800 1:43 Grey Metallic Limited 2640 pcs




このLagonda、デザインされたのはWilliam Towns氏という方だそうです。
Reliant Scimitarなんかもこの方の作品なのだそうです。






で、そのLagonda Series2の4年後、1980年にはワンオフのこちらが発表されます。
子供が絵に描いたようなウェッジシェイプですが、同じくWilliam Towns氏のデザイン。



Bulldog

Aston Martinサイト
Wikipedia




このクルマについてはちゃんとした文献が手元にありました。
機構や性能面の凄さも強調されているものの、デザイン専門誌ですから概略こんな感じです。



CAR STYLING #32 1980 Autumn



British Leyland (BL社・当時Austin、Morris、MG、Triumph、Rover、Jaguar、Daimler、Vanden Plas、Land Roverを所有)は「Be British Buy British」という国産品購買運動を展開していた中、Aston Martinへの依頼というかたちでワンオフの象徴的なフラッグシップアイコンを発表した。また両社には開発生産能力があり他社にもこれを提供することが可能なことを証明。スタイリングは明快で個性的、グリーンハウスのプロポーションと垂直な面によるボディセクションはLagonda同様に成功していると言えるが、この面の張りのなさは、見る角度によってエッジが目立ちすぎいくぶん凹んだようにように見えてしまう。それ故このような面構成はフォトジェニックでは無い。巨大なガルウィングドアの1/3はドアの開閉機構とエンジンルームであり、乗降性も考慮してロッカーパネル最下端から電動油圧ポンプによって大きく開く。どうしてもの場合の譲渡価格は当時で約1億円程度、2件の真剣な引き合いが来ているという。」

さすが、言ってることきちんとしてます。






ミニカーも欲しい気はありますが、まあ、高い値段で買うほどのものでは無い感じもするw


Bang Seng 1/43 BSM01




で、こんなものを発見。





上記CAR STYLING誌の指摘どおりで、この面構成ならばペーパークラフトで、しかも、作らなくても十分ですねww





最後に、これに関連して連想したのは…

シド・ミード(Syd Mead)が映画「ブレードランナー」の美術で一般的に有名になるのはだいぶ後(1982)の話ですが…

なんか似たようなデザインのものがあったなと思って検索をかけてみると「Sentinl 400 Limo」



Matell Hot Wheels 2001 「SYD MEAD'S SENTINEL LIMO 400」 Seriesについて解説されているこちらの方によると

「ミードの画集「SENTINEL」には同じ「SENTINEL」シリーズのヴィークルが幾つも描かれています。イラストの元は1969年にユナイテッド・ステイツ・スティール社からリーフレット形式で出版された2種類のカタログ「INTERFACE」の再録」

ということだそうで、



時代的にシンクロしていた部分もあったのでしょうね。

Posted at 2014/07/28 22:22:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | Design & Prototype | 日記
2014年07月19日 イイね!

Mythos

クルマのデザインとして重要な順にと言うわけでなく、個人的に思い入れのある順で書いてます。

この一週間ちょこちょこ書いてたら、大作になってしまいましたw

何回かに分けようかとも思いましたが面倒なので一気に行っちゃいます、お付き合いいただければ幸いですww

--

Mythos



この車について、本来なら説明はいらないですよね。
まあ、カーデザインにおける一つの金字塔ですから。

この車が発表されたのは1989年のTokyo Moter Show!
今では考えられませんね。もう、見たときには失神ものですww



すでに私はクルマとは別の専門に進んでいましたが、何といいますか、根本的な意味での衝撃を受けた感じでした。

説明不要とは言いながらも、思うところを少し書いてみます。

このクルマの具体的なアイデアとしてはこれ以上無く単純だと思います。ミッドエンジンのボディ後半「ヴォリューム」とフロントからキャビン前半までの「ヴォリューム」をサイドにとったアウトレットをきっかけにして交差させただけにすぎないことは一目瞭然ですね。



このデザインが成立した秘訣はバルケッタという形式だったことは、実例をみるとおわかりいただけると思いますので後ほど引用しますが、この時グリーンハウスというものを消し去ることが許された、これがコンセプトカーの「それ」たる所以でしょう。



何が言いたいかというと、本来はフロントセクション、グリーンハウス、リアセクションの3要素があるために複雑になるカーデザインの一要素をなくしちゃった。スパイダー、カブリオレ、コンバーチブル…これとバルケッタは違いますね。完全に削る。



とたんに機能を内包する「枠組み」がこんなにも明快に表現できてしまった、「形態は機能に従う」という近代の機能主義を日常のクルマには必要な機能を潔く省いたことでこんなにも簡単にしかも美しく実体化してしまう。

でも、削ったと言ったってバルケッタって伝統的に存在する形式ですからね。
あぁ、その概念ってクルマでもできたんだって言う驚きです。

(え、形態は機能に従うってそもそもが第一次機械時代、自動車などから始まった話じゃないのってツッコミは今のところ無しにして下さいww、これについてはもっと考える必要が有りそうですが…またいづれ)



ごく簡単に言うと私にとっては(年代に多きく関わると思いますが)クルマのデザインって機械だけのようなクラシックを別にすればそれまでそこまで機能/形態の明快な表現の実例ははなく、むしろ機能というものがスピード感や実用性のような次レベルの機能表現に置き換えられた上でデザインされてきたものがほとんどのように思えていたんです。

少なくともぱっと思いつかないんですね。



彫刻的に見せるためにはすべてをミニマムに削ぎ落として…もちろんディテールにも相当気が使われたようで、パネルは一体整形。グリルもルーバーも、円形のリアランプさえも無しです。つまり造形をパネルの継ぎ目やキャラクターラインやアクセサリに「一切」頼らないこと…マジです。
そして「サーフェース」と「ヴォリューム」の決定的な違い。



やや堅い言葉になってしまいますが、「クルマとしての可能枠」の中で近代の理念を象徴する記念碑的な彫刻を創ってしまったんですね。

さて、このMythosのデザイナーですが、まともな文献が手元になく可能な範囲で確認した限りでは、Pininfarinaに30年にもわたって在籍し元PininfarinaのCEO、現FIATグループのスタイル部最高位のLorenzo Ramaciotti氏が1988年にGMに就任後ほぼ最初期の仕事としてサインオフしたものということで間違いないかと思います。もちろんSergio Pininfarina氏の下で。


Lorenzo Ramaciotti氏の作品歴とはそうそうたるもの。

ケン奥山氏も時系列からいって彼の下で勤務されていたわけですね。

私のいるような業種でも大人数でのデザインワークではチームリーダーやさらに管理職がいるのは当たり前ですが、特に製図版がスタジオから消えてコンピューター時代になると「それ」が誰のデザインなのかということがより見えづらくなっていく傾向だと思います。データはコピーができますし、一つの基本アイデアから展開してバリエーションを作る量とスピードが桁違いになりますので。しかし逆もまた有りで、デザインの世界では学生だって優秀なのはホント優秀なんです。きっと奥山氏も最初から優秀だったのでしょうね〜。

そこで比較したいのがこちら。

Ferrari Rossa Pininfarina Concept


Pininfarina 70周年記念モデルとして2000年にTorinoで発表されたこのクルマ、奥山氏に対してThe Best Concept Car of The Year awardが授与されているようです。



250Testarossaがモチーフだそうで、直筆スケッチにもこれを書き入れています。




しかし、個人的にはどう見てもMythosを参照しているようにしか見えませんw
だいぶ饒舌になってますが。



ベースがTestarossaから550Maranelloに変わって、「ヴォリューム」を前後入れ替えた。でもやっぱりバルケッタ。


(ちなみに実際に同年から448台のFerrari 550 Barchetta Pininfarinaがが販売されました。緊急用のスゴいソフトトップが備えられていたようですがw)




それにしてもRossaではエンジン位置の違いによる入れ替えが大成功したように思えます。ボリュームの扱いの単なる焼き直しに留まらず、現代FerrariやMaseratiに通じる数々の先見的なディテールをプレゼンできてますね。



思うにはこちらの方が丁寧に解説されているようなトリマラン型というよりは、当初のQPに通じるように思えるマスクや、現代Ferrariにも通じるようなサイドのエアロダイナミクスオリエンテッドな感じ、2002年Enzo(Ferrari創業55周年)以降たびたび登場する半埋めリアランプ、縦に長いヘッドランプ、
最近よく見かけたようなフロントフードカットアウトも。





こちらLookSmartでモデルカーがあるようですが未入手


Ferrari La Rossa Ref.LS050
ちょっと欲しいです。



さて前述したMythosの悪例?を一つ。

本来のMythosは売られず今も博物館にあるそうですが、ブルネイのスルタンHassanal Bolkiah氏がスパイダーとしてPininfarinaにオーダーしたモデルが2台!あるんだそうで…これは見るに耐えませんw



こちらもMRでモデルカーあります。まあ、いりませんね。


Ferrari Mythos 'Sultan of Brunei' (Dark Blue)
Item# MRC.MR135B
MR COLLECTION 1/43

氏が同じ「人類」なのかどうかも怪しいぐらいではありますが、こちらの「資産」の項を参照くださいw

Fだけで400台もあるのなら、いろんな変わったオーダーをかけてるようで有名なのはこんなのとかw

456 Venice Estate

いくらでもディテールはあるんですが、すでに長くなりすぎてます。



しかーし、こっからが本題(ミニカー)ですw

Mythos のモデルカーって数多くありますし、レジンキットなんかも1/43だけで4社(以上?)もあるようなことらしく全部を網羅するなんてことはあきらめてますw

で、今回私が入手したのは2種

HOサイズ (1/87)
Euro model J1592


私はHOサイズが大好きでして、カワイイし、安いし、場所もとらない。
比較でiPhone置いときます。



初代ロードスターはMythosと同年の1989年発売だったんです。金もないのにこの年に即ハンコを押したw



もう一個は1/43
ダイヤペット25周年記念モデル No.185-01788



スケール比較もかねてキッチンスケールと、ターンテーブルみたいでしょw
すごい重量感で374グラム、無垢か?ならむしろコンセプトに忠実です、さすが!


ここで、リアスポイラーが2つ付いていることに注目です。
Mythos、実はリアスポイラーが可動なのです。


ぜひ、こちらをご覧ください。
動くMythos




もう最高ですw



おまけ

今手元にある「Pininfarinaの60年」という本ではMythosはほぼ最後のページ。


写真のようにこの本は私のまだまだ若かりし頃、Sergio Pininfarina氏にサインをいただいたものです。

私が選んだページは512SでもMythosでもなく037、今となってはちょっと残念なんですが、意図としてはレーシングカーだって美しいのがすごいんだゼ、と血気盛んな時だったんですね、たぶんww
Posted at 2014/07/19 00:06:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | Design & Prototype | 日記
2014年07月12日 イイね!

512 S Berlinetta Speciale


ちょっと細かいことで、少し長くなってしまいますw



まさにスーパーカー世代、これにのめり込んだ小学校低学年ではMiura、CountachやDino、BB、(以降だいたいtestarossaまでw)…などのことだけで頭がいっぱいだったわけですが、小学校も高学年になってくると興味がもう少し次の段階に入っていきます。

なぜなのか全くわかりませんが、最初からむしろデザインに興味があった私は、徐々に車をカロッツェリアやメジャーなデザイナーで分類して見るようになります。もちろん最大の興味はPininfarina…

市販車以外で自分史上(笑)、最初に熱を上げたのがこれでした、1969年にトリノショーで発表されたという512 S Berlinetta Speciale。






当時、通常のスーパーカーのミニカーは様々あったと思いますがこの512Sはたった一つだけ。今はもう手元にないですし手に入れるすべもないのですが近所にあったスロットカーレーシングコースに置いてあった薄い透明ビニール型押しのボディシェル。これをずーーっと眺めていた記憶があります。



1995年ごろの「ニューエッジデザイン」はフォードから始まったものだったわけですが…この512 S Berlinetta Specialeについて改めて調べてみると面白い解説が見つけらました…こちらや、こちら。(どうも、このころのコンセプトカーのプレス写真はお姉さんといっしょが常識のようですねw)




後にフォードのブランドになったCarrozzeria Ghiaに2001年までマネージングディレクターとして在籍したFilippo Sapinoという方。512 S Berlinetta SpecialeはSapinoがGhiaに移籍するの前Pininfarinaに在籍した数年間の作品だということ。モンツァでクラッシュした312 Pスパイダー(s/n #0868 renumbered as #002)をFerrariがPininfarinaに供給、社内コンペを経て製作されたそうです。当然1台のみ。で、そのコンペ時の別案Paolo Martin氏の作品が後のModuloになったと。

Modulo concept(1970)


名前に反してエンジンは512でも312でもなく別途に612 P (s/n 0866) のCan-Am V12のエンジンブロックだけが別途供給されたということ。

つまり自走することはできなかった。撮影場所への移動にダンプに引かれている写真が残っています。



他のカロッツェリアの作品としてはAlfa Romeo Carabo(1968 Gandini-bertone),Lancia Stratos Zero(1970 bertone), Masterati Boomerand(1971 Giugiaro),Lamborghini Bravo(1973 Gandini-bertone)が強いwedgeshapeやFlipup canopyなど似たようなアイデアを提出。

しかし、P5 Concept(1968)に続くPinin2台目のコンセプトカーであった512 S Berlinetta Specialeで重要なのは「PininfarinaとFerrari」にとっての最初のウェッジシェイプデザインであっとことだそうで…。

P5 Concept(1968)

朝になって思い出して、pininfarinaの作品集を見てみたらスタジオの展示エリアの中にウッドバグ(であってるかどうか?パネルを作るための木で竜骨風に組んだ型)を発見。





FFのミニカーもだいたい終わったので、今度は、好きだったコンセプトカーのミニカーでも集めてみようか思って検索してみると面白いものを発見。手作りで作られてるという木のモデル、なせこんなマイナーモデルを…?
で、到着しました、フィリピンからww


fighterfactry item#390803038473 Ferrari Pininfaria 512S Speciale Concept Car Wood Model

スケールは明記が無いのですが当たってみるとほぼ1/18。もちろん木製
うーむ、良いですw


その他に2点イタリアから1/43のUsed、一台しか作られなかったのですから、赤も水色もあるはずないですがw


AUTO PILEN Mod325




もう一点は古いレジンキット、同じく1/43です。


ALEZAN Ferrari512 S

どれも大した値段じゃないです。



ところで、途中こんな記述が、
例のFiat Chrysler Automobiles investor dayからMってどういう意味か気になっていたんですが…

Note this one-off concept (512 S Berlinetta Speciale) shouldn't be confused by the 1970-1971 Ferrari 512 S Berlinetta Speciale racecars with the same name. To add to the confusion, most 512 S Berlinetta Speciale racecars were later converted to M (modificato) specifications. Therefore, their names changed to Ferrari 512 M.

Pinin-Ferrariの次のコンセプトカーFerrari 512 Modulo(1970)の意味はおそらく、フォルムやモジュールだと思いますが、Ferrariで一般的にはSは特別版、Mはモディファイ版と考えていいんですね。CalTはF149Mだそうで。あ、常識でしたかw

続きますww
Posted at 2014/07/12 01:18:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | Design & Prototype | 日記
2014年06月30日 イイね!

勝浦・鴨川・富津


ところで先日、房総方面に行って来ました。

バタバタであんまり写真が撮れていないのですが、一泊目は小湊のこちら



寂れつつある観光地だから期待しないようにということでご紹介いただいたのですが、イヤ、部屋も食事も逆にだいぶ良かったです。

あと、ちょうど季節で「蛍」を見に連れて行っていただきましたが、蛍って全く写真に写りませんw


別邸というところの内風呂(温泉)付きオーシャンビューがオススメです。


----


2泊目はこちらにしてみました。



築100年以上の古民家の柱梁を残して大きく改装したものだそうですが、和モダンになりきれず中途半端になるよりは古民家の雰囲気がまま残されていて好感が持てました。
宿泊はこの母屋に一組 離れの蔵を改装したところにもう一組と1日2組ですが、この日はウチだけ。

大きな民家に一組だけなので少し休まりました。



メイン料理はご主人が板の間の広間の囲炉裏で焼いてくれますが、少し洋も混ぜてオシャレにしてあるかな。問題なく美味しいですし、ボリュームも。



ところでこの宿の手前が田舎の竹林を抜ける細いあぜ道で、FFで入るのが大変でした。
半舗装路ではあるのですが横幅はほぼカツカツ、タイヤ幅の半分が土に乗ってます。リフターもいちおう使ってオクサマに前から誘導してもらいながらギリ出入りできました。
出来たのだから問題無かったとも言えますが、怖いことは怖いww
ちなみに、車幅1953です。



ハマーで来たお客さんは片輪を土手に乗り上げながら入って来たとか…w


さて、そもそもの目的は鴨川シーワールドとマザー牧場でしたが、梅雨の合間を縫って楽しく過ごすことができました。

もちろん飛ぶのは無しでw
Posted at 2014/06/30 21:05:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | FF | 日記

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