ペットボトルで作る自作吸気サイクロンリングVer.3
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
金属で作る旧バージョンは手間が掛かるので、色んな車でも応用できる作り方を考えてみました。旧バージョンと考え方は同じです。
ここ直近の2000km、テストしている自作吸気サイクロンの作り方を紹介します。
1 空ペットボトルを用意します。炭酸飲料の入っていたボトルは2枚合わせの物が多いのでクズを吸引してしまうリスクが高くなるの注意して下さい。
2 縦3cm、横約18cmの短冊を作ります。
3 6枚羽なら約3cm毎の線をマジックで斜めにひきます。
4 3の線の右(左でも可)側に1.5cmの切り込みを描き、ハサミで切ります。
5 切り込みの深さは2cm程度です。
6 定規のかどを使って内側に折り込みます。
7 エアクリの内径(5.8cm)に合わせてビニールテープで繋ぎ合せます。
2
くびれの無い500mlのボトルなら4個程度作れますので、羽の大小の違いを試せますよ。
注意事項
1 切り屑の処理、誤って吸入する事の無いように良く点検後に装着して下さい。
2 テープの剥がれ防止に、引っ張って貼付けて下さい。暫く放置し、剥がれが無い事を確認、必要に応じテープに切り込みを入れて下さい。
3 羽根の折り目は、何度も折り込むと脆くなりますので2〜3回以内で止めておきましょう。白い折り目が付いたら羽根を除去するか、作り直しです。
4 コンピューターの再学習時は念のため取り外して下さい。恒久的に使いたい方はVer.2でお試し下さい。
5 取付1分、取り外し1分ですので効果が確認出来たら時々点検してやって下さい。
今は8枚羽根で遊んでいます。
3
Ver.2までは「モタツキ低減」とか「なめらかな変速」など体感的なことを言っていました。
数値による変化を観るためOBD2レーダーによる点火時期進角遅角をモニターしました。
サイクロン有りで低速坂道を走ると遅角の数値が小さくになりません。負荷の大きい坂では−2°〜0°程度の遅角で済みます。
サイクロンを外すとエンジンの唸りが聞こえると同時に遅角が-5°まで小さくなってしまいます。
一般的に低速での登坂等での遅角の点火時期である場合エンジン保護の為燃費やむ無しの制御になるそうです。
「0°の中立時期〜+進角°で済む程度のエンジン負荷と十分な吸気流入だから無駄に馬力と燃費を落とさないで済むよ〜」って云う効果が期待できます。
ネットで吸気サイクロンと燃費の関係を探すと5%位なので加速を楽しんでアクセルを踏み込んじゃうと効果も分からない程度です。
4
先日の高速道で岐阜→福島にクルコン105km/h設定で移動した際、新潟のGSで20L給油しました。それまではOBD2燃費計21.7Km/lでしたが、給油直後は重くなったのか20.5km/lに低下しました。
サイクロンは小さい羽タイプでした。
これらの燃費が良いのか悪いのか分かりませんが、ガソリンの質、オイルやスパークプラグの状態、インジェクターの噴霧状態など最良にして試したつもりです。
時間帯や天候に左右されますが、自分に合ったサイズ(*´∀`*)に気軽に作れますので、お試し下さい。
5
−−−−−2017/05/07 追記−−−−−
ダクトに挿入した際、少し緩めだったバージョンを使用していましたら、28℃と暑い日に動いてしまい、エンジン点検のチェックランプが点灯していました。
スロットルバルブに噛みこんでしまったので、両面テープで固定する必要性を身を持って体験してしましました^^;
6
アクセルをベタ踏みしても徒歩程度の徐行しか出来なくなり、自走できないレベルでした。
故障探求中に、念の為JAFを呼び20分ぐらいで来て貰えました。
結局自力で
1 スロットルバルブ取り外し
2 自作ペットボトルサイクロン撤去
3 市販OBD2接続スキャンツールでエラー消去
をやって、帰宅しました。
7
スマホソフトの「トルクPRO」です。
これと市販OBD2接続スキャンツールは、オッチョコチョイの自分には必要です^^;
エアフローセンサーコネクタ接続忘れとか過去にもヤラかしています。
8
「ECUから失敗コードを削除」を実行、MAINスイッチをオフ、これを2〜3回実行すればエンジンエラー検知した際のFAIL SAFE制御が解除出来ます。簡単に言えば強制的にSモードに近い制御です。
エラーログが車に記録されており、これを消去するにはディーラーに行く事をおすすめします。
自己責任での整備は何が起こるか分かりませんねぇ・・・
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