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つな吉のブログ一覧

2018年10月27日 イイね!

北海道旅行記(エピソード3)

北海道旅行記(エピソード3)【前回からの続き】

北海道3日目の朝は前日と打って変わって青空に。



晴れているとこれだけ遠くの山まで見渡せます。前日の霧がいかに濃かったかがお分かりいただけるかと思います。



ランドマークさんのダイニングです。ここで夕食と朝食をいただいておりました。
この日の夜からは帯広に滞在する予定だったので、最後の朝食です。
二日間お世話になりました。



朝食を終え、ランドマークのオーナーさんに見送られながら本日の目的地に向けて出発です。


この日のスケジュールです↓
1.前日行った青い池の撮影に再挑戦
2.前日に行けなかった「四季彩の丘」や美瑛周辺の観光
3.帯広へ移動



青い池に向かう途中、かみさんが「この電車の駅で写真を撮りたい。」というので、ちょっと寄り道。



JR富良野線の鹿討駅です。この辺は自動車がないと生活できなさそうなので、電車の利用者は少ないでしょうね。



山をバックに遠くまで真っ直ぐ伸びる線路。東京にいるとなかなかお目にかかれない光景です。



ふと、森山大道先生の「遠野物語」を思い出して撮ってみました。絵になりますね。



前日はドタバタでゆっくり見て回ることができなかった青い池に再訪です。案内板をパチリ。



宿を出るときは晴れていたのですが、青い池に着くと曇ってしまい、この日も青空には恵まれませんでした。



天気だけはどうしようもないので、曇りなら曇りを活かしたショットを目指します。
この日は風が強く、凪を捉えるのが大変でした。



風が収まるまで待っていると、私のそばに写真教室の講師と生徒らしき人たちが近づいてきました。
講師と生徒といっても、講師は20代〜30代ぐらいの若い男性で、生徒の方は老後の趣味を楽しんでいるような高齢の男性2人でした。



講師らしき男性が「空が入らないようにして撮ってみてください。空が入ると空の方が明るくて目立っちゃうんで、主題がボヤけちゃうんですよ。」とアドバイスしているのを聞いて、私も真似してみました。
確かに、作品として撮るならその方が理にかなってますね。
そうすると、必然的に水面に写り込むのは後ろにある木々だけになりますので、空の色はあまり関係ないということに、このとき気づきました。


その後、再び凪が訪れるのを待ったのですが、しばらく待っても風が収まらなかったので、青い池の撮影は切り上げて、次の目的地である「四季彩の丘」へ向うことにしました。



四季彩の丘」に到着です。
ファーム富田のようなところを想像していたので、まず、手前のトラクターバスに衝撃を受けました。斬新(笑)



施設の入場ゲートを抜けると、このロール君が出迎えてくれます。ちなみに、女の子のロールちゃんもいますが、諸事情により画像は省略します。



先のトラクターバスは「ノロッコ号」というそうです。「ノロい」のノロと「トロッコ」をかけたのでしょうか。なかなか粋なネーミングです。
施設に入ってすぐのところにもトラクターが展示されているのですが、とにかく後輪のデカさに驚かされます。



園内は結構アップダウンが激しく、歩いていたら汗ばんできました。



綺麗に彩られたガーデニングをバックにロッタのポートレート撮影。



曇り空でしたがロッタも暑そうでした。



カラフルなお花畑でとても綺麗です。紫色の花はラベンダーだと思っていたのですが、リアトリスという花なんだそうです。



サルビアです。なぜか「紅の豚」を思い出しました。あれはセリビアか。



広角レンズで撮影。なかなかスケール感を出すのが難しいです。



ハナビシソウという花だそうです。



この白い草?がとても気になりました。シロタエギクというそうです。
wikiの解説では「単独で植えてもあまり美しくなく〜」などと酷いこと書かれてますが、私はなんだかミステリアスな感じがして好きです。クリスマスの飾り付けに映えそうじゃないですか?
あ、でも、それじゃ単独で植えることにならないか。う〜ん。


そんなこんなで、この四季彩の丘で1時間半ほど遊んでから、美瑛の観光に向かいました。




久しぶりに訪れたケンとメリーの木です。前回訪れたのは14年ほど前ですが、犬を連れて再びこの地を訪れるなんて、当時は思いも寄りませんでした。



お昼をまだ食べていなかったので、近くにある「カフェ ツリーテラス」で休むことにしました。



中に入ると、美瑛の景色を見ながら飲食ができます。



この日は、ペンションで出た朝食が結構なボリュームだったせいか、空腹というほどお腹が減っていなかったので、軽めに「ケンメリサンデー」をいただきました。



ちなみに、ベンチから見える景色はこんな感じです。



ロッタも一休み。我々が食べているケンメリサンデーを羨ましそうに見つめていました。


しばらくまったりした後、帯広に向けて出発するまで少し時間があったので、セブンスターの木を見に行くことにしました。



セブンスターの木の近くにある駐車場です。観光客が少ないので、駐車場も停め放題です。



セブンスターの木です。ケンメリの木もそうですが、当時のCMなどを見ていないので、「これがあの木か!」となれないのが残念です。



セブンスターの木の向かいにある広大な農地です。広いっすね〜。



なんだかWindowsPCの壁紙にありそうな風景です。



セブンスターの木の下に続く道です。この辺は、みんな建物の外観がオシャレな感じがします。



近くに白樺の並木がありました。この木をバックに車を走らせて写真を撮ったら絵になりそうですね。



しばらく写真を撮った後、次の滞在地である帯広へ向かいました。



次回に続く!





Posted at 2018/10/29 00:18:23 | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2018年10月20日 イイね!

北海道旅行記(エピソード2)

北海道旅行記(エピソード2)【前回からの続き】

北海道上陸後の2日目は、濃い霧に包まれて朝を迎えました。





朝の散歩がわりにロッタをドッグランに放牧。久しぶりのノーリードで楽しそうでした。



前日は遠くの山まで見晴らせた景色も、このときは視程約30mといったところでしょうか。
こういうときは車の運転はしたくないですね。



そんな霧の中、ドッグランで朝の運動をこなすロッタとかみさん。出すものも出して一安心です。



朝食は8:00からなので、それまで一休み。
家から持ってきた毛布を、備え付けのトイレ用トレーに敷いてベッドとして使わせてもらいました。ちょうど良い大きさでgood!


この日のスケジュールです↓
1.いつもドッグフードを通販で購入している旭川のお店を表敬訪問
2.ペンションのオーナーさんから勧めてもらった「四季彩の丘」や美瑛周辺の観光
3.「青い池」で写真撮影


ペンションで朝食を済ませた後、まず、ドッグフード屋さんへ向かいます。

ドッグフード屋さんで挨拶を済ませ、ロッタ用に鹿の角、かみさんが支援している「キドックス」に送るためのドッグフードを購入し、お店を後に。

別れ際、お店のご主人に「北海道で食べたいものありますか?」と訊かれたので、「ラーメン」と答えると、近くにあるオススメのラーメン屋さんと犬も入れるカフェを教えてもらいました。

あまりお腹は空いていなかったのですが、その後のスケジュールを考えると、途中でまともな昼食を取れる場所がなさそうだったので、少し早いお昼ですが、早速、教えてもらったラーメン屋に行くことにしました。



地元では有名というラーメン屋さん「よし乃」です。お昼時は凄く混むので、行くなら早めが良いと勧められていたため、11:30頃にお店に到着。



味噌ラーメンが美味しいとのことなので、私は味噌月見ラーメンをいただきました。
想像していた味噌ラーメンの味と違い、何が要因か考えたところ、ニンニクであることがわかりました。(前情報を全く仕入れずに訪れたため、ニンニクが入っていることを知らなかったのです…。)
なんだか、ラーメン二郎を思い出す味付けで、なかなかこってり系の味噌ラーメンです。
そして、少し辛いです。ですが、辛いものに弱い私でも食べられるぐらいのピリ辛ですので、とても食欲をそそります。
お腹が空いていなくても美味しく食べられました。
みなさんも、北海道に行かれましたら、ぜひ、お試しください。


ラーメンを食べた後は四季彩の丘に行く予定でしたが、天気が思わしくなかったため、行こうか行くまいか悩んでいたところ、かみさんが「とりあえず、さっき教えてもらったカフェに行ってから考えよう。」と提案したので、そのままカフェに行くことにしました。



左手奥に見える建物が「cafe good life」というカフェです。



敷地内に、はっきりとした看板がないため、どれがカフェの建物かわからず、ウロウロしてしまいました。



同じ敷地内?に池があったり、不思議な感じのところでした。コンセプトは「フィンランド」の田舎とのことです。



ようやくカフェらしき建物を見つけ、かみさんが中に入って行くと、テラスの方へ案内されました。



なかなか趣のある建物で、女性客が多かったです。自然の中なので、虫がブンブン飛んでいて、私は気が気じゃありませんでしたが…(汗)



とりあえず、コーヒーを注文し、一息つくことに。
先のドッグフード屋さんで聞いた話だと、以前は大きな茶色のラブラドールが看板犬としていたそうなのですが、昨年、亡くなってしまったそうです。
コーヒーの横に置いてあるクッキーは、その看板犬を模して作られたクッキーなんだそうです。
看板犬の存命中は商品として販売していたそうなのですが、もういなくなってしまったため、商品として出すわけにもいかないとのことで、在庫を無償で提供してくれました。
おそらく、ロッタが同じラブラドールなので、気を利かせてくれたのでしょう。



ドッグフード屋さんで買った鹿の角をかじるロッタ。
ロッタを看板犬と間違えた女性に可愛がられるというハプニングもありましたが、大人しく待ってくれていました。



その後、ロッタの存在を聞きつけたのか、店のオーナーの奥さんが現れ、「あら、足が長いからアメリカンタイプね。」と言って微笑ましくロッタを見ていました。



このカフェに女性客が多いのは、いろんなところが手作り感で溢れているからでしょうか。
随所に味わい深い品々が展示されているので、ついつい写真を撮りたくなります。
いわゆる「インスタ映え」ってやつですかね。違うか。


カフェでまったりした後、四季彩の丘に行くことも検討したのですが、天気が怪しかったことと、前日のフェリーでの疲れもあったので、早めにペンションに戻って翌日に備えることにしました。


次の日も移動距離は長くなる予定だったので、早めに給油をしておこうと思いガソリンスタンドで給油をしていると、徐々に天候が持ち直してきました。




せっかく北海道まで来たことだし、このままペンションに戻ってもやることがなかったので、急遽、ダメ元で青い池に行くことにしました。



そんなこんなで青い池に到着。確かに、青いといえば青いですね。青というよりは薄いエメラルドグリーンに近い感じです。




天気や陽の入り方などで見え方が変わりそうです。観光地としてPRしているだけあって、そこそこ観光客がいました。半分以上は中国人だったと思いますが…。



何枚か写真を撮ったのですが、終始曇りだったので、もっと晴れている状態で撮影してみたいと思い、翌日、また訪れることにしました。



この日も前日と同じランドマークさんに宿泊です。ロッタも少し慣れてきたようで、この日はご飯を食べたらすぐにウトウトしていました。



次回に続く!
Posted at 2018/10/20 22:41:15 | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2018年10月13日 イイね!

北海道旅行記(エピソード1)

 北海道旅行記(エピソード1)【前回からの続き】

無事に夕飯にありつけた我々でしたが、この日の太平洋沖は低気圧の影響により、やや時化ているとの事前の情報があったこともあり、結構揺れました。


バイキング形式のため、プレートを持ちながらあちこち食事を取りに歩き回るのですが、船が揺れるたびにフラフラと危なっかしい動きになります。


船に強い私でも若干クラクラしたぐらいだったので、船に弱い人にはかなりキツイ環境だったのではないでしょうか。


席に着き、いざ食べ始めると、先に酒を飲んで出来上がっていたおっさんが、プレートを返却するために立ち上がったところ、船の揺れに対応できず、プレートを持ったまま転んで、残飯を辺り一面にブチまけていました。


私の席のすぐ後ろでやらかしてくれたので、乗船からレストランまでのドタバタ劇に追い打ちをかけるような出来事を目の当たりにし、夕飯の味も何もあったもんじゃありません。


しかも、かみさんが酔い止めを飲み忘れていたため、食事中に「結構きついかも…」と漏らし始める始末…。


かみさんは、新婚旅行で沖縄に行った際、ホエールウォッチングをするために乗った船でゲーゲー吐きまくって、肝心のクジラを全く見ずに終わったという苦い経験があるため、とっとと食べ終えて、客室へ戻りました。


部屋に戻ると、かみさんは酔い止めを飲んで、そのまますぐにベッドで横になって寝てしまいました。


私も、自宅から大洗までのドライブで疲れていたので、その日は、そのまま横になって休むことにしました。


しかし、なかなか寝つけません。


聞きなれない船のエンジン音、揺れによる縦方向や横方向への重力変化、隣の部屋から聞こえる赤ちゃんの夜泣き…etc.


睡眠を妨害する様々なファクターにより、ウトウトしては目が覚めての繰り返しで、全く寝た気がしませんでした。


そんなことを繰り返しているうちに外の様子が気になり、窓から外を覗いてみたところ、すでに夜が明けてきていました。


ふと、前日の船内アナウンスで、「明日の日の出は5:20頃です。」と言っていたことを思い出し、退屈しのぎにカメラを持って日の出を撮りに外へ出ました。



まだ、日が昇る前の水平線です。もう、太陽がすぐそこまで来ているのがわかります。



太陽が出てきました。光が強すぎてカメラの露出設定が慌ただしくなります。



太陽が昇りきったところで、たまたま船が太陽の下を通っていました。レンズ越しでは全く目に入らないぐらい小さいシルエットなので、家で拡大するまで気付きませんでした。



晴れていたこともあり、結構、他の乗客も日の出を見に来ていました。まぁ、私と同じくよく眠れなかったという人も多かったでしょうね。



夜は不気味だった甲板も、その全貌をようやく見ることができました。



さんふらわあのトレードマークと朝陽。



反対側に目を向けると、朝霧の中に陸が見えました。この時間帯は岩手県宮古市辺りを航行中でした。



なんか、シルエットが良い感じだったので撮ってしまいました。



日の出を撮影した後、朝食まで時間があったので、昨晩、ゆっくり見て回れなかった船内を散策してみました。



夜明けのプロムナードの様子です。大部屋の人でしょうか?ソファで寝ている人がいました。



キッズランドという幼児用のプレイルームです。



6階のプロムナードの様子。朝陽が直撃するので、この時間帯は眩しいでしょうね。



我々が宿泊した部屋と同じ5階にある「コンフォート」という、カプセルホテル風な宿泊施設に繋がる廊下です。


自室に戻った後、出発前に、兄から「さんふらわあの大浴場は良いよ」と勧められたことを思い出し、朝食の前に一風呂浴びることにしました。

大浴場は「展望浴場」という名称で、朝は6:30から利用できます。

風呂場の窓から朝陽が差し込む中、水平線を見ながら湯船に浸かっていると、何とも贅沢な気分になれました。

展望浴場、オススメです。


風呂から出た後は、朝食を取るためレストランへ向かいます。


この日の私の朝食です。野菜が全く入っておりませんが、気にしないでください。

念のため、誤解のないように説明しますが、バイキングのメニューの中に野菜がないわけではありません。私が自主的に取らなかっただけです。何せプレートの面積には限界がありますからね…、フフッ。



朝食を取った後、一人寂しくペットルームで過ごしているロッタを解放すべく、ペットルームへ向かい、ドッグランに連れ出しました。



慣れないところでしたが、意外とすぐに大きい方をしてくれたので助かりました。本人もすっきりしたようです。



ロッタと少し遊んであげた後、自室に戻り、下船までの時間を過ごします。スマホの電波は、船が陸地に近づくと受信しますが、陸地から離れるとすぐに電波がなくなってしまうため、あまり使えませんでした。

やることがない上に寝不足だったこともあり、居眠りしては起きてを繰り返しているうちに、下船の案内をするために船員が我々の部屋を訪ねてきました。

「苫小牧港の到着は13:45を予定しています。お客様は一番最初に降りていただきますので、苫小牧到着の30分前までにエレベーター前にお集まりください。」とのこと。

間際でドタバタするのも嫌なので、早めに荷造りをして待つことにしました。


しばらくすると、別の船員さんが来て、「そろそろご準備お願いします。」とのこと。



まず、ロッタをペットカートに押し込みます。このままエレベーターで車を駐車したデッキまで下ります。



周りのトラックの運ちゃんたちも同じタイミングで下船の案内をされていたため、運ちゃんたちに混ざって各々自車へ乗り込みます。



乗船したときは積まれていなかったトラックが後ろにビッシリ積まれていました。



車に荷物を積んだら、そのまま案内があるまで車内で待機するよう指示があるのですが、下船の案内用の紙に「指示があるまでエンジンをかけてはいけません。」と書いてあるため、暑くても窓を開けるぐらいしかできません。車載デッキはエアコンがないため、窓を開けても暑さは変わらず、結構辛かったです。

10分ほど経ってから周りのトラックが動き出し、続いて我々もランプウェイまで案内してもらいました。



降りる際も作業員の方が丁寧に誘導してくれ、無事に北海道上陸!
画像の奥にさんふらわあの後ろ姿が見えます。



この日の宿泊先は富良野のペンションだったので、そのまま富良野へ直行します。十数年振りの北海道ドライブです。相変わらずの真っ直ぐな道で走りやすかったです。(スピードの出しすぎに注意!)



今回、富良野の拠点にさせてもらった「ランドマーク」さんです。苫小牧を14:00頃出発して、ここに着いたのが17:00ちょっと前でした。



さっそくロッタをドッグランに連れ出します。ここのペンションは、部屋からドッグランが直結しているのが売りになっており、ちょっとした運動をさせるのには便利でした。



我々が泊まった部屋は2人用の部屋なのですが、このぐらいの広さがあります。なお、テレビ等の娯楽設備は何一つありませんので、自分で暇つぶし用の何かを持ち込まないと退屈するかもしれません。



風呂と洗面所とトイレは共用です。ホテルというよりは合宿所っぽいですね。



他の部屋は最大4名まで泊まれる部屋もあるようです。この日は、おじいちゃんから孫まで3世代で利用している家族も泊まっていました。


夕飯は18:00と決められているので、その時間に合わせてダイニングへ移動します。この日は、他のお客さんは外へ食べに行ったらしく、ダイニングを利用しているのは我々だけでした。



次の日も移動距離が多いので、夕食を食べ終えたら風呂に入ってすぐ就寝。ロッタは「またよくわからないところで一晩過ごすのね…」と不安そうですが、我慢してもらいます。



次回に続く!
Posted at 2018/10/14 16:59:52 | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2018年10月08日 イイね!

北海道旅行記(プロローグ)

北海道旅行記(プロローグ)西日本の豪雨災害、北海道胆振東部地震により、被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方々とご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。


最近の日本は、今後どうなってしまうのかと思うほど異常な気象や災害が続き、各地で甚大な被害が出ておりますが、首都圏在住の我々も、いつ同じような状況になってもおかしくありませんので、日頃から災害への心構えと備えは万全にしておきたいと思う今日この頃です。



さて、表題のとおり、先日、北海道旅行に行ってまいりました。


随分前から計画していたのですが、出発直前に胆振東部地震が発生したときは、被害の大きさを目の当たりにし、中止も検討しました。


その後、ニュースで「北海道全体が震災の被害に遭っているようなイメージがついてしまい、北海道の各地で観光客が激減している。」との報道を目にしました。


そのニュースの中で、あるホテルの支配人の方が「うちは安全ですので、ぜひお越しください。」とメッセージを送っているのを見て、被害に遭われた方々に対する後ろめたさと葛藤した末、予定どおり旅行を決行することにしました。


出発ぎりぎりまで発電所の状況が改善しなかったため、正直、迷いましたが、出発直前になって、発電所のうちの1機が再稼働するという報道があり、札幌の夜の街に灯りが戻った映像を見て決心しました。


また、予約していた宿泊先からも特に連絡がなかったため、おそらく地震の影響はほとんどないのだろうと推測でき、これでキャンセルすれば、先のニュースのホテルのように観光業がダメージを受ける結果を招いてしまうという懸念もありましたので、多少のリスクは承知のうえでお邪魔させていただくことにしました。


ボランティア活動などに貢献できれば一番良いのですが、全員が一部の作業に集中するよりもそれぞれの役割を果たす方が効率的ではないか、などと都合の良い解釈をしつつ、我々はお金を落とすことにより復興に貢献できればと思うことで良心の呵責に苦しまないようにしました。


というわけで、長々と言い訳めいたことを書いたところで本題に入りたいと思います。


今回の旅行は、「ワンコと一緒に北海道に行く」というのがメインテーマなので、どうやって犬を北海道に運ぶか?がまず課題になりました。


飛行機で移動した後、向こうでレンタカーを借りて旅行するというのが時間的に最も効率的なのですが、ロッタ一人を荷室に預けるということに不安があったことと、個人的に「マイカーで北海道を走る」という野望が以前から少しだけあったので、この機会に実現してみようと思い、車ごとフェリーで行くことにしました。


北海道内での移動も、慣れた車ならロッタの負担も少しは軽くなるかな?なんて思いつつ、時間も費用もかかりますが、こういう機会でもないと、普段、フェリーなんて利用しませんので、これはこれで良い経験になるのではないかと前向きに考えながら、旅行のスケジュールを組みました。


今回利用するフェリーは商船三井フェリーの「さんふらわあ」です。


さんふらわあと言えば、機動警察パトレイバーのOVA第6話「二課の一番長い日(後編)」で初めてその名を耳にし、その後、その名称が実際にある船の名前であることを知って驚いたぐらいの認識しかなかった私ですが、今回、奇くもそのさんふらわあに乗船することになり、個人的にかなり楽しみにしておりました。


また、フェリー自体、幼少の頃に親と乗って以来の利用になりますので、だいぶ昔のことながら「あまり揺れなかった」という記憶があり、船酔いもそれほど懸念しておりませんでした。(元々、私は船の揺れには強いので。)


しかし、このフェリーでの移動には我が家ならではの懸念材料があり、そこをクリアできるのかどうかは実際に乗船するまでわかりませんでした。


その懸念材料とは、ズバリ「車高」です。


そう、我が家のRX-8はご存知(?)のとおり、車高を下げたあげくエアロパーツを装着しているという、いわゆる「シャコタン」なのです。


フェリーのホームページには「お車の形状や当日の潮位・港内波浪状況 並びに本船の状態等により、場合によってはご乗船できない事もございます。」とだけ記載されていて、地上から何cmなら乗船可能などの具体的な情報は特に記載されていません。


事前の乗船テストができないので、私に限らず、初めてフェリーを利用するシャコタンのみなさんは「当たって砕けろ」精神で臨むことになります。


ちなみに、うちのRX-8のエアロ下端から地面までは約12cmです。


サスは、マツダのオフィシャルアフターパーツメーカーであるAUTOEXE推奨の下げ幅なので、そこまで激しく下がっているわけではありませんが、街中のちょっとした段差や傾斜でエアロを擦ることはよくあります。


「まぁ、割れたら割れたで…」と腹を括り、乗船場所である大洗港へと向かいました。


今回利用するのは、19:45大洗発苫小牧行の便です。


夜出航なので、自宅を昼頃に出れば間に合う計算になり、ゆっくり準備ができました。


また、連休初日で最も混雑する時間帯を避けて移動できましたので、夜出航というのはなかなか使いやすいなと思いました。


出発の2日前ぐらいに商船三井フェリーからメールが届き、「出航の1時間前ぐらいから車を積み始めるので、乗船手続きは出航時刻の2時間前ぐらいまでに済ませてくれ」との案内がありました。



というわけで、大洗にある商船三井フェリーに16:00過ぎに到着。


すでに乗船手続きの窓口には数組の乗客が列を作っており、我々もその列の後ろに並んで手続きを待ちます。



建物内のあちこちにガルパンの幟やらパネルやらが設置されており、大洗町がアニメで町興しをしていることがひしひしと伝わってきます。(私は作品の内容もキャラ名も存じ上げませんが…)


そんなガルパンのパネルを見ながら待つこと十数分、ついに我々が手続きをする番になりました。


まず、予約状況の確認をした後、「ペット同伴のご乗船に関する誓約書」の提出を求められます。

我々は事前に印刷して記入した状態で持って行ったので、その場で提出して終わりでしたが、用紙の準備をしていない場合は、その場で記入するよう求められます。

その後、車検証の確認をして、車の改造の有無を確認されます。

うちのRX-8は車高が下がっているので、その旨を伝えると「車高が低い場合、乗船の順番が一番最後になってしまうので、乗船が開始しても、実際に乗船できるまでかなりお待たせすることになります。」とのこと。

そこは覚悟の上なのでそのまま了承し、乗船が始まる18:00まで港をひととおり見て回って暇を潰すことにしました。



これが今回利用する「さんふらわあ さっぽろ」です。



車はこのランプウェイから船内へと入っていくことになります。私の経験上、この程度の勾配ならうちのRX-8でも擦らずに登れそうな気がしますが、船会社からすれば、擦った際のトラブルは極力回避したいでしょうから、少しでも擦る可能性があれば、このランプウェイは使わせたくないのでしょうね。気持ちはよくわかります。



港のそばにある「大洗マリンタワー」です。

「町のシンボル」というわりにはホームページのクオリティがアレですが(笑)、全面鏡張りで綺麗な建物です。

中は展望台のようになっているらしく、夜景が綺麗に見えそうなので、デートなんかで訪れるのには良いんじゃないでしょうか。



乗船時間が近づくにつれて陽が落ちていきます。晴れていたので夕暮れが綺麗でした。



18:00を過ぎてから乗船の案内があり、まず、自転車とバイクから乗船を開始します。その次に乗用車が乗船します。下船は逆の順番で降りることになります。

貨物は、船体の後部にある別の搬入口から並行して積んでいきます。フェリーの構造についてはコチラをご参照ください。



積荷の作業員の人に「案内しますのでここで待っていてください。」と言われ、他の自動車とは別のレーンで待機することに。



普通の乗用車で乗船する場合、運転手だけが車で乗船し、他の人は乗船用のタラップから直接デッキへ入ります。


乗船開始から1時間ほど経過し、出航30分前になろうかという時間帯になっても我々の乗船案内がなく、内心「忘れられているのではないか?」と不安になり始めた頃、ようやく先ほどの作業員が「ご案内しますので付いてきてください。」といって、自動車で先導してくれました。




先ほどのランプウェイとは逆の方向に進み、船の後端に近づいたところで停車。「ここで待っていてください。」と言われ、再び待つことに。(トラックの後ろに見えるのが船のお尻です。)

5分ほど待ったところで、突然、前でトラックを誘導していた作業員が我々に向かって「行け行け」とサインを出したので、慌てて貨物用のランプウェイへ。

貨物用のランプウェイは、ホイールベースの長い貨物車でも搬入できるように勾配が緩くなっており、相当なシャコタン車でなければ、大抵の乗用車はほぼ乗船可能と思われます。(とはいえ、保証はできませんので、チャレンジする際は自己責任でお願いします。)

陸地とランプウェイの境目が段差になっているものの、うちのRX-8であれば問題にならないぐらいの高さでしたので、特に心配はしていませんでしたが、それでも作業員の方が慎重に隙間を確認してくれますので、安心して侵入できます。

ちなみに、シャコタンで最後に乗船する場合、同乗者も車に乗ったまま乗船することができます。



乗船後、ランプウェイ方向を見た風景。この後、さらに貨物車両が後ろに積み込まれます。



貨物車両と同じ場所に積載されますので、周りはトラックだらけです(笑)なんだか場違いな車が停まってるので不思議な感じがしました。

なお、ペットと一緒に乗船する場合、通常は同乗者が先にペットを入れるカートを船から借りてきて、カートにペットを入れた状態でデッキへと入りますが、貨物の搬入口から同乗者も一緒に車で乗船する場合は、船の乗務員がカートを持ってエレベーター入り口まで迎えに来てくれます。



ようやく入れた船内ですが、とりあえず、荷物を置きに客室へ。行きの便はこの部屋しか取れなかったのですが、最大4名が宿泊できるという部屋なので、それなりの広さがあり快適でした。

予約時に窓がある部屋とない部屋のような表示があり、この部屋は特に窓があるという表示がなかったので、てっきり外は見れないと思っていたのですが、奥の丸い部分が窓になっており、そこから外の様子を見ることができました。

ネットで最初に部屋の種類だけ予約をした後、出航2日目に予約案内のメールが届き、そのメールで案内されるサイトを開くと部屋の位置を指定できるようになっていました。
初めて利用するため、要領を得ていなかったこともあり、窓のことなど忘れて適当に取った部屋がたまたま窓側の部屋だったようです。ラッキ〜♪

ちなみに、このメールの案内で事前に部屋の指定をしないと、乗船当日の乗船手続きの際に窓口で部屋を選ぶことになります。
部屋の指定は早い者勝ちなので、希望の部屋があるのであれば、メールが届いてからすぐに部屋を指定してしまった方が良いと思います。



部屋の入り口はこんな感じです。右手前の扉を開けるとトイレと浴室があります。



客室の廊下です。人と人がすれ違うので精一杯ぐらいの幅しかありません。狭い…。



客室と反対側にはプロムナードがあります。結構、いろんな人がここで時間を潰していました。部屋が窮屈なんでしょうか。



上の6階がレストランフロアで、下の5階にショップや展望風呂、ペットルームがあります。我々は5階の客室に泊まりました。



ペットルームの入り口です。客室のカードキーで開けられます。



ペットルームの中はそれぞれのゲージが設置されています。奥に大型犬用のゲージがあります。



行きの便はペットルームの利用者が少なく、ロッタはこの大型犬用のゲージを貸してもらいました。結構、ガタがきてるゲージでしたが、まだ大丈夫そうです。



ドッグランです。おもちゃ禁止なので、歩かせて排泄させるのがメインの利用方法になると思われます。



「ここどこ〜?」という感じで柵から覗くロッタ。周りは真っ暗で何も見えませんけどね。



展望デッキです。周りに灯りがないので、薄暗く、不気味です。バイオハザードのステージっぽい雰囲気を醸し出しています。



展望デッキ先端(正確には後端か?)から、船室側を見た風景です。階段の下にドッグランがあります。




大洗の港を離れていきます。よく見ると、奥にもう一隻さんふらわあが停まっています。今気づきました(笑)


ひととおり船内を散策していると「レストランの夕食は20:30で終了です。チケットは20:00までにお買い求めください。」とのアナウンスが。時計を見ると19:55でした。

「乗船してからまだ30分も経ってないのに!」と焦ってレストランへ。



なんとかギリギリ間に合い、夕飯難民にならずに済みました。
レストランはバイキング形式になっており、プレートに好きなものを盛り付けていきます。
これで1食1,500円ですから、まぁ、安くはないですね。

シャコタンで利用すると、こういうところで時間的な余裕がなくなることがありますので、ご注意ください。



次回に続く!
Posted at 2018/10/08 19:27:56 | トラックバック(0) | 旅行 | 日記

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プジョー その他 プジョ吉(ウソです) (プジョー その他)
あれは…、もう遥か昔、確か2004年頃のことだったでしょうか…。 当時、港区白金などとい ...
ホンダ モンキー モン吉 (ホンダ モンキー)
約10年間所有しましたが、その間に400kmちょっとしか走らなかったため、2022年5月 ...

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