
夏祭りで息子が金魚すくいにチャレンジ。
当然、一匹も取れずに終了なんだけど、残念賞が金魚っつうのが相場ですよね。
金魚が取れんかったのに、金魚プレゼントってどんなゲームなんだ(;^_^A
で、この金魚が生き延びちゃったから、父ちゃん金魚飼育にハマっているんです(笑
とは言え、何の知識も無い所から始めたから、現在に至るまでに多くの可愛い幼魚たちを★に変えております。

この子たちも、2週間にわたる努力の甲斐も無く、★になった可愛い琉金たちです。★になった翌日に雨の中マンション裏に埋葬してあげましたが、可愛がってあげたくて買ったのに、この結末って、寂しいものです。
ちなみに、初めて失った金魚は、金魚すくいでもらえる金魚と同じ和金っつうやつです。
フラフラして体調悪そうだなぁ・・・と思って会社へ行き、帰ったら水槽からいなくなってました。
嫁に、どっか別の場所に移したの?・・と聞くも、そんなことしてないとの返事。
よくよく探してみると、ブクブク(空気出すヤツね)の底に張り付いていました。
ブクブクって小さな水流があるんです。元気なら何の問題も無い水流なのですが、瀕死の金魚には水流に抵抗できず、そのまま☆になってしまったんです。
結構、衝撃でした。
まぁ、なるべくなら、そんな想いはしたくないので、これまで得た知識、経験から初心者が大胆にもアクアリウム入門を呟いてみるのです。
まっ、金魚友達が欲しいだけっつう感じです(笑
そして、またダラダラ書きます・・・が、ちゃんと知識があれば、そこそこ簡単!っつう結論なので、興味があれば見てみてください。最後にはエロ画像があるかもしれないし(オイww
さて、そもそも金魚が、犬や猫と大きく違うのは水中で生活する変温動物ってことです。
ですので、金魚を飼う上で水質管理・温度管理が重要になるんだと思います。
特に、集合住宅でのアクアリウムは、小さな水槽の中での飼育なのでなおさらです。
そこで、以下では、水質管理と温度管理に分けて説明したいと思います。
【1.水質管理】
<1-1.水質とは>
そもそも、魚にとって良い水質とは何なのでしょう。
①酸素が豊富
②有害成分が無い
ということだと思います。
酸素が豊富なのは、良くあるブクブク(エアレーションと言います)によって水に酸素を取り込むことができるので、これがあればOKということになります。これは簡単です。
難しいのは有害物質が無い状態ということになります。
金魚は幸いにも人間と同じで水道水が比較的良質な水と言えるそうです。
ただ、ご存知の通り、水道水にはカルキ(塩素)が入っており、金魚にとってはその濃度は有害になります。
また、仮に塩素の無い水だとしても、魚自身の排泄物やエサの食べ残しが、水槽と言う閉じられた空間で増えていきます。この排泄物、食べ残しは、アンモニアを発生するのですが、これも有害です。
これらの有害成分の濃度が高いと、割とあっさり金魚が浮いてきます。。。
<1-2.水質を維持する>
さて、塩素とアンモニア、これが有害な訳なので、これを低濃度に押さえておくことが水質を維持することになります。
まず、塩素については、バケツに汲み置いた水を2日ほど放置する。もしくは、チオ硫酸ナトリウムによって中和してあげれば良いことになります。中和方法は、ハイポ(商品名かな?)を適量入れてあげればOKっつう簡単な方法です。
また、アンモニアが発生しても塩素を中和した水道水に入れ替えてアンモニア濃度を下げてあげればOK牧場。
あれ?大袈裟に書いた割には、ハイポ入れて適宜水換えだけ。あっさり解決。
なんだ、金魚飼うの簡単じゃん!・・・ってことになるのですが、、、、
唯一大変なのは、水換えの頻度。
平日忙しいサラリーマンにとってはそれが頻繁だと結構大変なんです。
でっかい水槽に少数の金魚を飼ってる状態(1匹あたりの水の量が20L超)であれば、1週間に1回だけ、1/3程度の水を入れ替えてあげれば良いのかもしれません(←単に少ない経験に基づく予想です)。
しっかし、実際は小さい水槽に沢山仲間を増やしてあげたいというのが、人情と言うモノ。
・・・・っつうか、人間の余計なお世話なんですけどね(笑
水槽には、沢山の種類がいた方が鑑賞しがいがあるし。
ってことで、魚には過酷でも過密飼育したいじゃん☆
現在、57Lの水槽に小さめではあるものの金魚5匹とどじょう2匹を養っているわけなのですが、1/3の水換えを行っても3日目には、また交換しなければなりません。
20Lもの水を頻繁に入れ替えってのもシンドイし、面倒臭いし、忙しい平日に金魚に構ってるわけにもいきません。
<1-3.バクテリアろ過システム>
そこで、この水換えの頻度を緩和するのがバクテリアろ過システムっつうことになります。
バクテリアろ過?
何のことって感じですが、自然界に存在する生態系の浄化システムを作りましょうってことです。
自然界には有害成分を分解するバクテリアがいます。
バクテリアはもちろん水槽の中でも繁殖するので、魚の出すフンやエサの食べ残しによって増加するアンモニアの量をすべて分解できれば、水換えは殆どいらないことになります。
バクテリアによるアンモニアの分解浄化についてもう少し詳しく説明します。
アンモニアは「ニトロソモナス」というバクテリアによって亜硝酸に分解されます。
そして、亜硝酸は「ニトロバクター」というバクテリアによって硝酸塩に分解されます。
アンモニア・亜硝酸に比べて硝酸塩は有害度が低いため、この2つのバクテリアが発生すれば水換えの頻度はグッと減ることになります。
金魚にとっては長期間何もしなくてもキレイな水が維持されることになります。
これがバクテリアろ過システムです♪
(また、水草などを入れておくと、バクテリアによって生成された硝酸塩は浄化されるので、メンテフリーっつうことになります。)
<1-4.水槽立ち上げ>
このバクテリアによるろ過システムが完成した水槽を初めから準備できれば、そこに購入してきた金魚を入れてやれば良いだけなので何の問題もありません。1~2週間に1回、1/3水換えをすればOK。
しかしながら、実際は、水槽と一緒に金魚を購入して帰宅ってことになるんだと思います。この場合、水槽を立ち上げながら金魚の飼育をすることになるのですが、この立ち上げ期が結構注意が必要になります。
当然、最初の水槽には何も存在しません。
それぞれのバクテリアは、アンモニア、亜硝酸があれば発生してくるものなので、金魚を飼いながら立ち上げて行けば1ヶ月後には自然界のバクテリアろ過システムが完成することになるのです。
しかしながら、バクテリアは分解すべき有害成分が存在しないと発生しません。
つまり、ニトロソモナスは比較的早期に発生し、アンモニアを亜硝酸に分解するのですが、亜硝酸を分解するためのニトロバクターは亜硝酸が発生して初めて繁殖を始めるんですが、なかなか発生しません。
その間は、亜硝酸の濃度が上がり過ぎないように水換えをするんですが、亜硝酸濃度の上昇速度ってなんか異常に速い気がします。
現在、水槽立ち上げまっただ中なので、亜硝酸テスターを使ってみました。
淡水の場合、亜硝酸濃度は5mg/Lが水換えの上限らしいのですが、1/3水換えを行って1日で写真の通り。。。。
元がどれくらいの濃度だったのか分からないので何とも言えませんが、亜硝酸が出てくる時期ってかなりマメに水換えするのが良いと思います。金魚が弱ってからだと結構ドキドキするし。
ってことで、亜硝酸が発生する時期を頻繁な水換えで乗り切って、ニトロバクターが発生してくれれば水槽立ち上げ完了ってことになります。ニトロバクターが発生前の水槽って水換えしても白っぽいのですが、いったん発生すると驚くほど透明な水になります。
こうなると、水槽の大きさと、金魚の数に依存しますが、水換えの頻度をグッと減らしてもOKです。
本当に水は急激に変化するので、今はその日が来るのを心待ちにしています。
<1-5.バクテリアの定着場所>
ということで、多忙なサラリーマンが金魚を飼い続けるためには、安定した水質を提供するバクテリアろ過システムが必要なわけですが、バクテリアが繁殖するための場所が必要になります。
それが、フィルターや底砂ってことになります。
フィルターってゴミを取り除くだけではなく、バクテリアが定着する場所でもあるのでかなり重要です。
上部設置式、投げ込み式、外部設置式、底面式等、選択枝はいくつかありますが、飼ってる金魚の数と水槽の容量に応じて決めてあげれば良いと思います。
過密飼育をしている場合は、2つを組み合わせる等してバクテリアろ過の容量を充分にしてあげる必要があると思います。自分の場合は、上部フィルターと底面フィルターの組み合わせで、安定した水質を狙っています☆
ってことで、温度管理のお話は次回へ。
車ネタを探しに来た人はゴメンなさい。今日は何もありません。
エロ画像を期待した人は、TSUTAYAへGOです(オイww
つづく