
スイスポのメンテナンス等々を受けている最中、それなりに待ち時間があったため展示車両のスペーシアカスタムを舐めるように見たり触ったりしました。
昨年の発売以降母がこの車に注目しており、退職後の足車として乗り換えを視野に入れているみたいです。
そうなると私も気になってくるというもので、ネットや雑誌の記事に注目したり今回のように隙あらば実車を眺めるようになりました。
今回展示してあったのはNAエンジンのハイブリッドXS. 色はモノトーンのピュアホワイトパールでした。
先代と比べ多少落ち着きましたが、いかついフロントフェイスです。
かつてのパレットSWのようにシンプルかつクールな表情が好みですが、ターゲット的には迫力があったほうが良いのでしょう。
フロントにシーケンシャルターンシグナルを備えていますが、リアウインカーはなんと電球というチグハグさです。
流行り物を押さえつつケチるところはケチるのが悪い意味でスズキらしいです。
目玉装備のマルチユースフラップを備えた後席です。
マルチユースフラップを回転させて上に向けると……
荷物のずり落ちを防止できます。
下に向けた状態で前方に引き出すとオットマンに。
後席が特等席です。シートバックテーブルにスマホ・タブレットを立てられる溝、様々な形状・サイズに対応したドリンクホルダー、コンビニフックを備えています。
背もたれの上部には大小2つのポケットがあり、小さい方はスマホをサッと入れるのにぴったり。
サンシェードを引き上げて日差しを和らげることができ、簡易的な目隠しにもなります。
至れり尽くせりな後席まわりですが、助手席下のマイルドハイブリッド用バッテリーはむき出しの状態で搭載されていました。
安全性に問題はないのでしょうが見た目も良くないし、何より後席に座った子供が蹴っ飛ばしたりふざけて触ったりした時のことを考えるとちょっといただけないです。
前席に移動しました。助手席側にはスマホを置くのにちょうどいいトレーとUSBソケット、コンビニ弁当を乗せられる大きなトレーがあります。
トレーの下には引き出し状のボックスを装備。
ただし、メーカーオプションの全方位モニター付きナビと組み合わせてDVD/CDスロットを装着するとこのトレーは使えなくなります(ナビ大きいんだから一体にすればいいのに…)。
運転席まわりです。ステアリングに加えシフトノブまで本革です。
最近のスズキ車に共通してエアコン操作がしづらいのは割と問題だと思います。
温度と風量調節をダイヤル式にしてくれるだけでもブラインド操作しやすいんですがね。
電動パーキングブレーキとブレーキホールドを装備。
信号の多い市街地や長距離ドライブが楽になりそうです。
アームレストボックスは運転席側から開くので出し入れらくらく。
ボルドーカラーの加飾は雰囲気、質感ともにまずまずといったところ。
シート表皮はざっくりした触感のファブリックとレザー風のコンビネーション。
こちらも質感はぼちぼち。
元々スーパーハイトワゴンは価格が高くなりがちですが、快適装備・先進安全装備満載でさらに物価高・円安の影響でこのスペーシアはなんとほぼ200万円というプライス。
少し前までは軽に200万円なんて、と思っていましたが最近は感覚が麻痺してきました。
そんなこともあり、これまで新車を買ってきた母も「次は中古でもいいかな」と呟いていました。
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Posted at
2024/06/02 18:33:16