
今日は久しぶりに旧友でもある近所に住む後輩と会い、その後輩が購入したZC32Sスイフトスポーツの6MT車を長距離試乗させてもらいました。早速試乗して思ったことをメモします。
まずはシフトレバーに関して。ストロークは普通のクルマより少し短いかな?と思う程度。どのギヤもあまり引っかかりなく入りましたがややフニャっとした印象。ここは後輩とともにもう少しカチッとしてたほうがいいね、と話しました。
次にペダル。2chの書き込みによく見られた左足の置き場の問題、あれは慣れですかね。確かにクラッチのすぐ左側のスペースが狭く、フットレストに足を置くには一旦足を引いてから乗せる必要があります。ですがあんなに騒ぐほどのことではないかと。
エンジンは吹け上がりがよく、踏めばあっという間にレブまで回ります(許可は得たけど慣らしが終わってないのにブン回してごめんなさいw)。トルクはフラットな印象で、ほぼ全域で力強さを感じました。
特筆すべきはやはり足回り。各自動車雑誌でこれでもかというくらい絶賛されていた理由がようやく分かりました。カーブが連続する山道で自車の前をややハイペースで走る86がいたため、それについていく意味も含めてこちらもハイペースな走行をしてみたところ、ノーズがクイックに向きを変え、しなやかかつ大きめにストロークするリヤサスのおかげでグググッとクルマ全体を曲げていくようなフィールで、ステアリングを切るとそれ以上にクルマ自身がグイグイ曲げていこうとするような印象でした。上手くロールを抑えたセッティングとも相まって、飛ばし気味でコーナーに入っても余裕を持ってクリアすることができます。
時間はあっという間に過ぎてしまうもので、ほぼ正午頃に出発して途中で食事をしつつ走っていたらあっという間に夜になり、楽しいひとときは終わりました。
次期型のスイスポは1Lターボになるという噂がありますが、欧州のライバル車に対抗する車種でもあることを考えると十分その可能性はあり、近い将来貴重なテンロクNAのスイスポが新車で手に入らなくなってしまうかもしれません。これはNA車が好きな自分にとっては死活問題なので、早くスズキ渾身のこのクルマを新車のうちに手に入れたいです。
Posted at 2014/11/16 23:17:15 | |
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