2014年01月26日
昔むかし...
姉は天気の悪い朝とかには、バス通学をしていた。
そんな日は、親父が夕刻にバス停に迎にいっていた。
気が向けば自分もお供でついて行ったこともある。
待つのはバス停近くの広めの駐車場。
バスがくるまでの時間まではそこで待つのが慣例...
まあ、通勤・通学時間帯のバスなので、いつも時間通りにくる訳もなく、
たまには遅れたりする訳でして...
そんな待ちぼうけの時間つぶしのつもりか、
ある日、親父が唐突に「ちょっとこっち側に座ってみろ」と
自分を運転席側へ座らせた。
当時、自分は小学生...
シートを目一杯前にして、ぎりぎりペダルに届くほどの背丈。
エンジンは掛かった状態。車はマニュアル変速機。
親父からの注意点は、
「シフトノブは触るな」「踏むのはクラッチペダルだけ」
自分はクラッチペダルを思いっきり踏む。
親父がギアを1速に入れ、
エンストしない様に少しだけアクセルを踏み、
「ペダルを徐々に上げていけ」と言う親父。
ゆっくりと足を上げていく自分。
足を上げていくと、途中からエンジンの音色が変わる。
変わったところで親父が「そこでやめ。思いっきりペダル踏め」
自分がもう一度クラッチペダルを踏み込むと、親父がすかさずギアをニュートラルにし、
「今の場所がクラッチの繋がり始めたところだ。憶えておけ」と。
その後、同じ事を数度繰り返し、終了。
自分の自動車の運転のさわり。
たとえ駐車場でも、運転免許資格を持っていないものを運転させるのは×
ってのを知ったのは教習所での講義で知った。
もう昔むかしの話なので、時効だ。
親父ももう他界してるし...
って訳で、「みんカラ」始めます。
Posted at 2014/01/26 22:54:14 | |
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