2009年03月10日
牽引一種
●2月23日(月) 第1回
今回は珍しく午後の試験を予約してました。
ホントは13日に受験のはずが、諸般の事情により延び延びで23日に。
それが祟ってか、中型で乗り慣れたUD車でなく日野車での試験となりました。
アクセルとハンドル、それとミッションの感触は日野が好きだけど、空荷ならブレーキはUDのが好きです・・・。
結果は不合格でしたが、自分としてはかなり感触は良かったし、試験官にも初回とは思えないと言われました。
まずはコースのすべての行程を、安全かつ円滑かつ無難に完走できたこと。
この辺は同等の単車で中型の試験を受けてた経験が役立ちました。
そして、牽引車の運転における最大の難関と言われる方向変換が一発で決まったこと。
これは全くの練習なしで挑みましたが、正直言って何の問題も無かったです。
S字や交差点の左右折も、あのサイズでは何が難しいのか。。。
リラックスしすぎて笑ってたぐらいですw
とか言っておきながらの不合格の原因は、なんと凡ミス中の凡ミスとも言える「脱輪(大)」でしたw
実は方向変換のポケットに入れた時、左バックにも関わらず結構右寄りに入れてしまったので、目一杯下がってから頭を左に振って右に出る作戦に出たんですよ。
で、荷台後端がポールに当たらなければ他もどこにも当たらないと思って死ぬ気で下がったんですが、なんとあの車両とポケットだと車体が当たる前にタイヤが縁石に当たるんですって。
まさか当たってるとは思わずに完了申告して右に出たため、その時点で試験終了してたんだそうです。
気づいて前進してから完了申告してれば、ただの接輪と切り返し1回でたった5点の減点だったのにー。
完走はお情けだったのねぇ・・・。
というわけで、次回は25日の午後です。
次は受かるかなー。案外また凡ミスで落ちる気がする。
まぁがんばってきます。
●2月25日(水) 第2回
落ちてすぐに予約入れたら、2回目の試験はなんと2日後になりました。
今回も試験車両は日野のレンジャー+フルハーフのトレーラー。
幅は標準で繋いだ長さが11mぐらいでしょうか。
そして・・・そして不得意な右バックのコースでした。
みんなは左バックが苦手って言うけど、オレは右バックのほうが比べ物にならないぐらい苦手。
結果は不合格でした。
今回は牽引らしい落ち方で、方向変換の切り返し回数超過で試験中止です。
苦手な右バックはやっぱり苦手なわけで、残念ながらどうやっても出られなかったです。
今回もお情けで完走はさせてくれたけど、車両にもだいぶ慣れてきて前回よりもまともに走れたと思います。
Sの入り口で2速に落とそうとしてバックに入ったのは焦ったけどw
でもってここで新事実が発覚。
発着点に戻った後の試験官との会話で、方向変換の時に1回目で入ってたのになんで申告せずに切り返しし始めたの?と聞かれた意味がわからなくて、へ?だって車体が斜めだったじゃないですか?と質問に質問で返すと、あのねーアタマと台車が真っすぐになってればあとはどうでもいいんだよー、と言われました。
つまり、車庫入れじゃなくて方向変換なので、斜めでもスペースに収まって反対に出て行ければいいみたい。
牽引車と被牽引車を直列にするのは、ただのオマケだそうです。
なんだよー。1回目で受かってたじゃねーかよー。。
そんな簡単なんだったら、1回目だって縁石に対しての真っすぐを意識して右寄りに入っちまうこともなかったし、今回だって一発で収まって出られてたのにーーー。
って、このことは試験前の説明で話してるはずだそうです。
前説なんて毎回一語一句同じなので、その間ぢゅうひたすら別のことを考えてました。
これは非常に悔しい。。
ちなみにこれは二種でも同じなんだそうです。
ということは、一種と二種の違いって、合格点がそれぞれ70点と80点ってだけなのね。
ということなので、次回は間違いなく合格できるでしょう。
●3月6日(金) 最終回!?
前回から少し開きましたが、予告どおりに今回が最終回となりました。
今回も試験車両は日野車だったんで、牽引に関しては一度もUDに乗車することなく終わりました。
聞いたところによるとUDの牽引車はフルワイドらしく、台車も少し長めで乗りやすいとのことだったんで、いつか出てくるのを期待してたのに。。
コースは今回も右バックのAコース。聞いた話だと、左バックのコースはめったに使わないんだそうですね。
余談ですが、3月に入ってから大型も中型も一種は日野車になってました。
今月は日野月間なんだろうか。
大型一種は安ーーいクオンで受けたかったのにw
今回の試験内容はと言えば、九死に一生って状況が一カ所ありましたwww
それはなんと試験官に補助ブレーキを踏まれそうになったことです。
見通しの悪い同幅員の交差点で左から大型二種が進行してくるのに気づかず、3速のまま徐行してたら試験官の足がサッと動いたので、それを見逃さずに試験官よりも早くブレーキ踏んでクラッチ切って、なんとか左方優先無視での試験中止を免れました。
しかし、完全に止まってから大型二種の存在に気づいたので、試験官の動きまで観察していない人だったら間違いなく補助ブレーキ→試験終了となったことでしょう。
こういうところが、試験場ならではのトラップですねぇ。
あとは特に問題は無く、前回落とされた方向変換も切り返し0回でクリアし、元々問題なかったSや踏み切りなんかも余裕で通過。
方向変換は前回の教訓を踏まえて思いっきり斜めに入れてやるぞ、と思ってはみたもののヘッドを起こすタイミングを誤ったために、若干斜めかなぐらいで特に面白いことはできませんでした。。
バックも慣れてきてシートベルトを外さずに窓も開けず、最初と最後の目視確認のために首を回したぐらいで、あとは全部左右のミラーでいけました。
トレーラーがミラーで見えるって楽でいいです。
ということで、こっちは午後から予定があるってのに1時過ぎまで散々待たされた挙句、寝ぼけた面の免許証を返納して更に寝ぼけた面の免許証を受け取ってきました。
ご存じの通り中型の限定解除は済んでいるし目は良いので、久々に条件等や裏書きが真っ白な気持ちの良い免許証です。
まぁこの免許証も1カ月もしないで返納するのですがw
中型、け引のみの表記ではまだまだ寂しい。
次回の試験は3月18日です。
何の試験かって? 大型一種の仮免です。
大型特種と大型一種のどっちを先にするか散々悩み、敢えて面倒な方を先に選びました。
できることなら、車両も小さくて場内のみで試験ができたころに取りたかったけど、経験は必ず役に立つはずなのでがんばってみます。
ということで、大型一種を取得して3年以上の方か大型二種を取得して0日以上の方で、仮免合格後の路上練習申告書を書いてくださる方を真剣に募集中です。
●総括
牽引でまったく練習なしで3回なら、まぁ早いほうじゃないでしょうか。
試験場で出会った人たちは8回とか12回とかザラで、方向変換より先に進めたことがないって人が多かったです。
車種によらずバックが苦手な人はたいてい想像力が足らないだけなので、理屈はわかっててもいつまで経っても受からないと思います。
そういう人はここでハンドル何回転切って、あそこでヘッド起こしてって感じで覚えるしかありません。
実戦で何の役にも立たないことは目に見えてるけど。
緩いと言われる府中で唯一他より厳しいと言われる牽引ですが、その場の状況を冷静に見下ろしの図として脳内に描ければ軽自動車だろうが牽引車だろうが、その想像力をミラーと目で確認するだけでクルマは思った通りに動きます。
コースだってそれで合格する人がいる以上は、必ずそこを通れるように設計されているんです。
道が狭いという言い訳は見苦しい。
これから受ける人はがんばってください。
オレが受かるんだから!
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Posted at
2009/03/10 03:02:12
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