正式名称は「WAKO'S cup OPTION2 十勝耐久レース」!? もうSUN耐とは言わないのかな?
5/3のHGTSを自分のS2000で走るつもりが、トラブルにより走れず、今回が今年初走行となるため、体慣らしを兼ねて、なんと前々日の金曜日入り!
■5/21(金)
この日は平日のため入場料はかからなかったけど、サーキットライセンスを更新したら、4N一本無料券が付いてきたので、さっそくそれを使うことに♪
とりあえず、冬にフル補強した馬並さんのナポリン号に慣れるため、1本目タダで走行。目標タイムは、5/3のオーナーのベストである、32秒1。
コーナー進入でリアが出やすく、トラクションもかかりにくい「気がする」。。ベストタイム32秒9と撃チン(>_<)
2本目を前にリアのバネレートを落としてみたら、コーナー進入時のリアのスライド量が減った「気がして」、セッティングは正しいと確信。(笑)
でも相変わらず、リアのグリップ不足で、S2000最大の武器であるコーナリングスピードに不満。。
やっと、9000回転ブン回すことにも慣れてきたせいもあり、ベストタイムは32秒5に。。
3本目は、リアの減衰のみイジってみて、通常より柔らかめと硬めを試してみる。柔らかめも悪くはないけど、あまり動きに精彩がない感じ。硬めの方が挙動がつかみやすく、走りやすい~「気がした」。
でも、結局肝心のタイムは伸び悩み、更新できず。。(T_T)
新品タイヤの熱入れをするためにサラッと走ったりもしたけど、さすがに3本も走って汗だくになっちゃいましたとさ。(^_^;)
夜、パトロールも控えて、部屋で車載ビデオの確認と思って帰ったら、、
録画ボタン押すの忘れてて、何にも映ってなかったですが何か?(アホ)
■5/22(土)
1本目はオーナー馬並さんと、助っ人マツビーが走行。
「走りやすくセッティングしといたけど、どうさ~」と聞いたら、「こんなのおっかなくて乗れねー!!」と一蹴。。(爆)
たしか馬並さんが32秒3、マツビーが31秒9までタイムを出してくるも、二人の意見ですぐバネレートは元通りに。(笑) トホホ。。
ちゃんとそこそこのタイムを出して走ってセッティングしていかないと、中途半端に走ってあーだこーだ言っても、ダメなんでしょーねぇ。。反省・・・
2本目はマツビーが、セッティングの確認を兼ねて、まず走行開始。明らかに挙動が改善されたらしく、まずまずの様子。ところが、途中ドラチェン前からシフト操作が厳しいようで、どこも入りにくいとのこと。
乗ってみて、ピットロード出るときに早くも実感。。かなり硬くてたまにはじかれる始末。。かなり力が必要で、とてもタイムアタックするどころではないので、3周ぐらい走ってすぐに再度ピットイン。原因は、クラッチトラブルでした。
*5/27 高画質モード追加
3本目は後半に、溝の少ない練習用タイヤで存分に走っていいとの事だったので、スコスコ入りやすくなったシフトと、若干変更されたセッティングで走りやすくなったこともあり、なんなく31秒台に。自分のセッティング能力のなさにあきれちゃったけど、とりあえず31秒4までタイムアップしたところで、無理せずに終了~。
車載ビデオは、2本目までは撮れていたけど、3本目になってソケットがイカれたのか、ビデオカメラに電源が供給できなくなり、撮れず。。(-_-)
■5/23(日)
いよいよ当日!
全参加台数は15台と少ないものの、2クラスは自分たちを含めて3台で、他はいずれも優勝候補のアクシオンDC5と橋本商会DC5。激しい戦いになることが容易に想像できます。
予選はマツビーが出走。上位2台(ライア☆とも&ウメ×ドキドキ初参加 S2000/RX-7 29秒9!、アクシオンDC5 30秒4)が激速だけど、見事それらに続いての3番グリッドを獲得♪
橋本商会DC5は、予選4番手タイムを出しながら、クラッシュにより残念ながら決勝はリタイアに。。
これで完全にアクシオンDC5との一騎打ちの様相です!
(とも&ウメ組は車交代可能なチャレンジ1クラス)
決勝はスタートドライバーになり、予選ポールのとも&うめ組RX-7、予選2位のアクシオンDC5に続いて、ローリングスタート!!
たぶん、RX-7がまず前に出て、少しの間それをアクシオンDC5とともに追いかける展開になる・・・
かと思いきや、ともちゃんシフトミスしたらしく、失速。。1コーナーはアクシオンDC5に続いて2番手で。大本命ともいえるこのDC5は、一発タイムが速いだけでなく、決勝中のラップタイムも安定して速いし、おまけに燃費もS2000よりかなりいい。しかも、ドライバーも優秀ときてるので、明らかに勝つのは至難の業です。今までも、コース上では抜かれたことしかないネガティブな印象が。。(>_<)
セッティングで迷惑かけたり、メカニック的なことは何もできないし、また、今回はジーク号も参戦しておらず、否が応でも期待はナポリン号に集まっている状況を考えれば、必然的にその期待に応える必要があり、できる限りそのDC5を追いかけることに。
立ち上がり~ストレートは明らかに向こうが速く、ブレーキング~クリップまではこちらが速い。コーナリングスピードは悔しいけど一緒。おまけにミスらしいミスがないので、ちょっとこちらに甘いところがあると、すぐに間が離れ始める。
数周テールを拝むも、しだいに間があき始め、回転数を抑えようとしたけど、無線から「全開で追いかけろ!」との指示が。(@_@;)
そのうち、周回遅れの車が出始め、何度かうまく抜き損ねて、すっかりDC5が見えなく・・・(*_*)
すると今度は無線がダメになり、「ピー!!」と鳴り続けるのに耐えられず、ジャックを抜いて走ることに。抑えて走るのは簡単だけど、あまりマージンを築かせてはDC5を楽にさせてしまうし、かと言って燃費も心配ということで、「そこそこ(笑)」回しながら走ることに。
周回遅れの車をなるべくスムーズに抜くようにこころがけるも、一度イン側を閉められてしまい、車半分タンポポ畑に。(爆)
でも、懸命に走っていたら、ついに再び視界にDC5をとらえ始め、がぜんヤル気モード。でもそろそろ燃費が心配、、と思っていたら、やっぱり燃欠症状が!
無線はないけど、そのままGSへ。GS前でドラチェン&給油。
セカンドドライバーのオーナー馬並さんも順調なペースで快走。フル補強したおかげか、今までの車体がよっぽどひどかったのか(笑)、今回はみな明らかにレースラップがいい♪
通常32秒台で、後半は31秒台を連発して、いよいよ3人目のマツビーにドラチェン&給油、そしてタイヤ交換。
アクシオンDC5は少し前に給油に入ったものの、タイヤ交換&ドラチェンを終えて、ピットロードを出たときには、ついにナポリン号がトップに躍り出た!!しかも、その差約40秒!!
でも、その後すぐにレッドクロスが出たために、全車スロー走行後に再スタート!
してみたら、何とその差が約9秒!(@_@;)
もうマツビーに頼るしかなく、レースは完全に一騎打ち。しかし、意外とアクシオンDC5のタイムが伸びてこない。ストレートではわからなかったので、スタンド裏に行って数周見てみたら、どうやらDC5の3速がないようで、4→2→4速とシフトチェンジしている。
これではまともなタイムが出ないだろうなと、一瞬ホッとしたのも束の間、そんな手負いの状態で、32秒台を連発してきた!!(驚)そして、しまいには31秒台も出てますが。。唖然・・・
以前S2000で3速をなくしたのに気づいて、あっさりリタイアしちゃったことがあるのに、この執念には頭が下がります。
でも、そこはさすがのマツビー、巨大なプレッシャーの中で、15秒前後の差を維持しながら走行を続け、残り時間が刻々と少なくなっていく。
残り15分、、残り10分、、、そして残り5分を切り、オーナーの馬並さんはピットロードとピットの中を行ったり来たりと、挙動不審の「ソワソワ親父」に。。(笑)
ガソリン残量も心配だけど、何かと壊れやすいS2000、同じライア内のうめさん号S2000は原因不明のエンジントラブルによりストップしてしまったし、昨日うちらの車にはクラッチトラブルがあった。とにかく、マツビーにもS2000にも頑張ってくれという思いを、ピットのみんなが送り続け、全員の願いがついに成就するときがきました!!
自分自身としては、2003年8月に初めて、この十勝での耐久レースに出させてもらい、そこから・・・
数えてみました、なんと19回目!
ついについに、総合優勝することができました!!
こんな喜びに浸らせてくれたオーナーの馬並さん、相棒ドラのマツビー、そして、ライアファクトリーさん、自分の車もあって忙しいのにおいしいご飯作ってくれたともちゃん、手伝ってくれたスタッフのみなさんに感謝感謝です♪♪(^o^)丿
これで、6/11発売のオプ2発売が急に楽しみになってきました。(^○^)
前々日に、優勝者に贈られるオプ2楯とシャンパンを持って記念撮影しちゃってたけど、それは正夢へとつながっていました。(笑)
耐久レースでは、いつも乗せてもらう立場だけど、無事オーナーの顔を立てることができたことがうれしいです♪
今回は台数も少なくラッキーもあった。でも、「総合優勝」の事実には一点の曇りもないし、決勝の全員のラップタイムは、総合優勝にふさわしい好タイムでした。
できれば、1台でも多くのライバル車と競いあって勝つ方が喜びはきっとさらに大きくなると思うし、このイベント自体が盛り上がることを期待してやみません。