IPF LED HEAD LAMP BULB X2 H4 141HLB2  

IPFのセパレートタイプLEDバルブです。

（序文）なかなかいい値段がしますが、飛んで行く諭吉をベッドの上や棺桶の中で後悔はしないだろうと思える製品です。
特に燈火類や制動装置は自他共に命に直結したり、間接的に関わるものなので一時的な感情に振り回されず、性能の満足したものを選択し、巷に溢れる粗悪品や事実と反する情報に惑わされないようにしましょう。
また、どのような部品にも共通して言えることですが、車検にすら通らない悪質な粗悪品を装着、または装着を要求して検査員や整備士を困らせないようにしましょう。

（本文a）公私共にちょくちょく遠出をするのでさすがにハロゲンの薄ぼんやりした明かりに不満を持ったため、高輝度な前照灯球への交換を検討しました。以前の経験からとっかえひっかえして最終的に殻割りを行い、プロジェクター化する羽目になったHIDは申し訳ないがNGとして、樹脂レンズである以上ハイワッテージバルブはメッキにもレンズにもよくないのでパス。結果LEDに落ち着きましたが、その中でもピンキリなので選択肢としてはIPF、PIAA、PHILIPS、有象無象の4候補になりましたが最終的にIPF製品に行きつきました。

（本文b）JB64になってウォッシャタンクの容量が大きくなったことの弊害が存分に発揮され、オールインワンタイプやファン付きタイプが付かなくなりました。しかし別にオールインワンじゃなくてもいいかと思えるほどには明るく、ハロゲン球と同じくらいきれいなカットラインが出ます。

（問題点）ただ何点か難点を挙げる（激ウマギャグ）としたら、色温度が高すぎることと悪天候時の視界に不安があることです。
色温度に関しては6500K（公称）で、最悪はレンズにフィルムを貼るなりして対処ができますし、悪天候時でもフォグランプを光軸を少し高くして併用すれば何とかなるでしょう。ただしどちらの手段も史上最低の手段で、できればやりたくはありません。
やはりLED化をするなら純正フォグに切替スイッチをかませた上で同社製のランプステーを併用し、これまた同社製のドライビングランプ（ドライビング/スポット）を併用するのがスマートなやり方と言えるでしょう。（媚を売る）