まずはじめに、本文を読んで不愉快に思う人もいるかもしれない。
ホンダ厨がまたなんか言ってるよと思う人もいるかもしれない。
でも、それでも今日はあえて言わせて貰おう。
この世には色んな人がいて、色んなチューニングやドレスアップがあり、色んなパーツがある。
だからこそ、他人のイジリを見るのは楽しい。
皆がまったく同じ車にまったく同じパーツを付けててもつまらないし、イジり甲斐も無い。
だから私は基本的に他人がどんなパーツを装着しようと、マフラーを爆音にしようと否定する気も否定する資格もない。
ただ1つを除いては・・・
それは・・・
非Type R車のType Rエンブレムと赤バッヂの装着。
昔から賛否両論あるが、ホンダ好きとして、ホンダ乗りとして、絶対にこれだけはやってはいけないと思っている。
昨日クソみたいな勘違い赤バッジ装着フィットに遭遇し、同じフィット乗り、ホンダ乗りとしてとても恥ずかしい思いをした。
恐らく装着している人の8割以上がType Rの凄さや特別感を理解していないので、グッと押し殺していたこの想いを、本ブログに綴ろうと思う。
初めてType Rが登場したのは、1992年。
当時既にスポーツカーとして販売していたNSXのENG内部、シート、サスペンション、シャシーにまで手を入れ、車体は100KG以上も軽量化して市販した。
その後、インテグラ Type R、シビック Type Rと登場し、その全てにおいて、市販車にはやりすぎともいえるチューンが施されてきた。
赤バッヂとはホンダが公式に本気でチューンナップした車の証。
このやりすぎなホンダ、本気のホンダが私は大好きだし、皆もきっとそうだと思っている。
だからピュアサーキットスポーツでない、少しでも快適性、居住性を謳ったS2000やアコードEuro Rには赤バッジが装着されていないし、日本ではType Rを名乗っていない。
スポーツカーであるアコードEuro RやS2000でさえ赤バッヂでないのに、純正じゃスポーティーカーにもなり切れないフィットに赤バッヂを張るのは筋違い。
そういった点をふまえた上で、話は本題に戻る。
非Type R車両に赤バッヂを装着するのは、そんなホンダの想いや、ファンの想いを愚弄するものであり、個人的には絶対にしてはいけないことだと思う。
恐らく、装着している人に悪気は無く、ただ単にファッション感覚だと思うが、ホンダファンは少なからずそう想っていることを知って欲しい。
昔のディーラーは車検証が無ければType RのPartsは販売しないこともあった。
今は、P/Nさえわかれば簡単に販売するし、ネットやオークションでも簡単に注文できてしまう。
だからこそ、同じホンダ乗りとして、フィット乗りとして、前車がType Rでそれを引き継いだ等の特別な思い入れが無い限りは自粛して欲しく思う。
ショップが出している赤バッヂも結構。エンブレムの隙間に貼るステッカーも結構。
だが
本物の赤バッヂだけは、ダメ、ゼッタイ!
貼っているものを剥がせとは言わないが、装着するからにはそれくらい重みがあることを知って、今後ドライビングにあたって欲しい。
【追記】
なぜか3年前のブログに急に色んな反応があり、困惑しております。
当時は私も若く、少し過激な内容だったと自省しております。不愉快に思われた方がいらしたら申し訳ありません。
みんカラから遠ざかっておりまして、殆ど見ることもありませんが、一個人としての意見としてあまり深く考えずにお読みいただけますと幸いに存じます。
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Posted at
2015/03/12 17:43:25