
いま、ちょっとおもしろい雑誌が出ています。「レーシング・オン」誌の473号で、特集テーマは「ADVAN」。80~00年代のモータースポーツ・シーンで独自のポジションを築いた、あの「アドバン」です。
表紙を飾るクルマは「東名サニー」、このマシンが活躍した伝説のカテゴリーである富士の「マイナー・ツーリング」レースにも多くのページが割かれています。そして、アドバンに関わった多くのドライバーも誌面に登場。さらに、メーカー(横浜ゴム)側からの証言が貴重です。
私もアドバンの歴史についての一文を寄せています。下記はその一部です。
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この「アドバン・ブランド」を告知して、マーケットに認知させるためにヨコハマが採った行動は、ちょっと想像を超えたものだった。「アドバン」という名とカラーリングのクルマが、コンペティション・シーンを走りはじめたのである。
それはまず、1978年の富士スピードウェイで始まった。当時の“通好み”のカテゴリーだったマイナー・ツーリングカー・レースに、黒を基調に、赤を印象的に絡ませた“アドバン・サニー”が出現したのだ。
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たとえばトップ・カテゴリーのF3000、あるいは富士グラチャンで、この「アドバン・カラー」はみな、応援しがいのあるチームでもあった。いまの言葉でいう“キャラの立つ”ドライバーが操縦し、決して遅くはないけど、でも、なかなか勝てないという微妙な位置にいた。惜しい! 悔しいなあ、よし、また来るぞ! そして、そうやって応援していると、年に一度か二度、そんなファンの期待に応えて、和田孝夫が勝利して見せる。
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書店に行かれた際にでも、お手にとっていただければ幸いです。
Posted at 2014/10/03 10:17:10 | |
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モータースポーツ | 日記