
「SEDAN STYLE」の編集長です。ここでは、この本がどのような誌面作りをし、そしてどのような目的を持っているのかを、お伝えしていければと思います。
もともと私は、ニッポン大好き人間です。世界で一番優れていて、そして世界で一番伝統にあふれている民族が大和民族だと自負しています。そんなことを言うと国粋主義者だと勘違いしてしまう人も多いかも知れませんが、半分当たっているかも知れません(笑)。
まぁ~、余談はさておき、昨今の国産セダンの伸張は著しいと思いませんか? 私はゼロクラウン辺りから、国内メーカーの考え方が大きく変わったと考え、走れるセダン本の創刊に憧れを抱いていました。でも、そんなことを迂闊にも口走ってしまうと、すぐに「やれっ!」となってしまうので、密かに心の中で暖めていたものです。
そんなある日、会社からセダン誌の編集長を命ぜられ、何か天命のような気がして、即座に引き受けたのです。請われれば、我武者羅に取り組むのが私のいい所なのです(本当か?)。
さて、「SEDAN STYLE」をどのような本にしていくかでは、そこに私の個人的ポリシーを織り交ぜることにしました。
とにかく、「日本車最高!」、 「日本のカスタマイズ文化最高!」、「日本のクルマ好きオーナー最高!」という、点を根幹にし、それを大切します。
高級3ナンバーセダンにおいては、メルセデスやBMWに、まだまだステータスを感じている人が多いはずです。外車=成功者みたいな方程式がまだまだ残ってしまっています。
私はこの方程式を消し去りたいと思っています。「レクサス」、「インフィニティー」、「アキュラ」と、続々と国内に新ディーラー網が完備される日も近いでしょう。その中で、国産各社が一番力を入れる部分が、セダンだというのは自身を持って断言できます。
それだけに、国内のセダンフリークが手に取り、愛着を持って読んでもらえるセダン誌の創刊に携わることを決意しました。
「SEDAN STYLE」の読者の皆様、これからも宜しくお願いします。
最後に一つ気になることが、レクサスのカスタマイズを否定する動きです。多数のアリストオーナーが、GSを選ばずに、BMWを選んでいると噂に聞きます。今はまだいいのでしょうが、これから数年後にレクサス車も、中古車市場に多数出回ってくるはずです。その時の主要顧客層であるはずの、若者にカスタマイズをヤラせない。またカスタマイズ行なったクルマは、レクサス店は出入り禁止なのでしょうか? そんなブランドのクルマは成功しないと、100%断言しておきましょう。
早ければ、今年末ぐらいからは、レクサス店の対応は変わってくる可能性もあります。カッコ付けていても、売れなければ意味がありません。この現状を打破するためにも、読者諸氏はレクサス店に遊びに行き、カスタマイズの魅力と、それが車種選びのキーポイントになるとアピールしましょう。なぜならば、ディーラーの力に一番弱いのが、自動車メーカーと言えるのだから……。
これからも、読者諸氏からの叱咤激励をお待ちしております。
※追伸
SEDAN STYLEについてのご意見をお聞かせください。
Posted at 2006/07/05 21:30:32 | |
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