
PAOちゃんを事実上おシャカにしてしまって以来、
オイルについてかなり勉強してます。
写真はお別れ直前のPAOのオイル注入口。ヒ、ヒドいスラッジ、、、
以前からオイルの減りが激しいことは認識していましたが、駐車場にオイルがにじんだ形跡はなく、ピストンの摩耗による燃焼異常で燃やされているのだろう、いずれはオーバーホールか・・・・・・と決めつけていました。
そして前回、結局未修理のまま返却される際、日産ディーラーで現状説明を受けた中でもっとも強調されたのが「オイル交換の重要性」でした。
担当者曰く、「オイルは生ものです」と。
まとめるとこんな話でした。
●エンジンオイルはエンジンだけでなく、トランスミッション(ATフルードは別系統)を含め、さまざまな部位に循環している、いわば血液である
●毎日走っても止めていても酸化する
⇒だから○○kmもしくは○ヶ月で交換、としている
●原理的に100%完全燃焼させられないレシプロエンジンは、時間と距離の経過に伴ってスラッジが蓄積され、調子が悪くなる=故障しやすくなる
●鉱物油でも化学合成油でも、下降曲線の違いがあるだけで、劣化は免れない
●不純物であるスラッジが蓄積したオイルは、シール・ガスケットなどを侵食し、オイルがにじみ出てくる
●1回の交換で化学合成油に高い費用をかけるよりは、最安の鉱物油でマメに交換する(3,000kmからせいぜい5,000km)
確かに化学合成油も、元をたどれば有機質ですからね。
かつてのカストロール社やF1レースでも、植物油が使用されていたほど、植物油は良いみたい。裏を返せば、それだけライフサイクルが短い、ということですね。
担当者は工場長も経験した元メカニックで、PAOを新車の頃から熟知している人。
そんな人からこんな説明を受けたのことが、乗り換えを決意した一番の理由でした。
そいうえば、藤沢市役所の土木課の人と雑談した時、なぜかクルマの話題で盛り上がり、「オイル交換をマメにやって、ハイエースを21年乗り続けた」と得意げに話していたことあったなぁ。
N3プジョー306ももちろんだけど、今度のPAOこそ労ってずっと乗り続けたいなぁ、とネットを漁るこの頃です。
Posted at 2011/07/08 06:44:41 | |
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