
今日、No.21を購入しました。
今週号のお話しはサイドミラーです。
運転中のドライバーが後方を確認するためのサイドミラーには、ドアミラーとフェンダーミラーの2タイプがある。
そもそも、日本でドアミラーが解禁になったのは、次のようないきさつがある。1980年初頭にアメリカの自動車業界から「ドアミラー装着を認めないのは非関税障壁である」との指摘を受け、1983年3月に規制緩和された。それ以降、国産車のドアミラー装着が可能となった。いわゆる゛外圧゛による解禁である。
フェンダーのラインがすっきり見えるドアミラーは、確かに車全体をスタイリッシュに見せる効果がある。特にフェンダーがくさび型のウェッジシェイプのスポーツカーでは顕著だ。しかも、フェンダーミラーより鏡面を大きくして見やすくできるというメリットもある。
しかし、フェンダーミラーにもメリットがないわけではない。ドアミラーに比べて死角が少なく、ドアミラーの視線移動が少なくて済む。また、ドライバーとボンネットの位置関係が明確で車両感覚をつかみやすいという点もある。そのため、タクシーでは今でもってフェンダーミラーが愛用されているのだ。
トヨタ2000GTのフェンダーミラー本体は、空気抵抗を低減するために砲弾型のスマートなものを採用。2000GT専用設計だ。ボディのクロームメッキが反射することを考慮して、ドライバー側はつや消しのグレーで塗装されている。ちなみに、後期型は全体がつや消し塗装仕上げとなった。もちろん、鏡面を手元で調整できるリモコン式ではなく、先端のネジを緩めて行う。
2000GTのフェンダーミラーは長いボンネットのフロントウインドウに近い位置に取り付けられているのが特徴。フロントタイヤの車軸よりも後方にある。同じようにロングノーズに直列6気筒を搭載する日産フェアレディZ(S30)は、フロントタイヤの車軸よりも前に取り付けている。
今では公用車以外、フェンダーミラー装着車は見ませんが、昔はタルボ型でリモコン式がお気に入りでした。初めてドアミラー装着車を買った時は外車に乗った気分でした。今は当たり前ですけどね…
ヴェルにフェンダーミラー付けたらメチャかっこ悪そう~(^^;)
あり得ねぇ~(笑)

Posted at 2012/05/08 23:22:39 | |
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