
週刊トヨタ2000GT、今週号は日産スカイラインGT-R(1970)です。
かつて存在した自動車メーカー、プリンス自動車の名が消滅してから45年以上経った今、この社名は人々の記憶から消えつつある。しかし日産と合併した後も、消えることなく語り継がれる名がある。おそらくこの先も日産自動車のひとつの看板として生き続けるであろう車名「スカイライン」だ。
そもそも「スカイライン」という車名は、プリンス自動車が送り出したスタイリッシュでパワフルなモデルの名称だ。国内の自動車事情とえは実用性が優先された時代にもかかわらず、他のメーカーよりも一歩先に乗用車の理想像を商品化していたプリンス自動車。その先見性を表すかのごとく、初代スカイラインは非常に目を引くボディをまとっていた。中でも「スカイライン・スポーツ」はイタリアのデザイナー、ミケロッティに依頼した国産車離れした派手なエクステリアデザインだった。
2代目はすっきりした印象とアグレッシブなスタイルが上手く融合したものとなり、実用性も確保されていた。搭載された1500ccの4気筒エンジンは同クラスの中では最強のパワーを誇り、スポーティーな走りを満喫するには十分だった。
しかし、ただスポーティーだけでは飽きたらず、レースのGTクラスで勝利すべく、新たなラインが生産された。さらなるパワーを得るためにボンネットを20cm延長し、グロリアスーパー6に搭載していた6気筒エンジンを押し込んだ「スカイラインGT」である。
そして、1969年ベースのスカイラインそのままの4ドアボディにDOHCの2000cc6気筒エンジンが搭載された「GT-R」が発売された。さらに1970年にはスカイラインにスタイリッシュな2ドアのハードトップが追加された。GT-Rもこちらのモデルをベースとするようになった。
ただ、完全にレースベース車として登場したGT-Rは、扱いもメンテナンスも気難しく、街乗りを主とするドライバーたちが完調を維持するには極めて困難だった。
記事はこの辺で終わります。
この車は私が免許を取る以前の車なので、あまり関わりはありません。後のケン&メリーのキャッチフレーズで大流行した「スカイライン」の方が馴染みが深いです。特にブルーの2ドアハードトップのGT-Xは凄い人気でした。
で、一番大好きなのがケンメリGT-Rです。今見ても、スタイルはカッコいいし、あの精悍な顔が何とも言えません!!!
現在のスカイラインは今一歩スポーティーさに欠けるような気がします。スカイラインの象徴だった丸型テールは、GT-Rに受け継がれているものの、元祖はスカイラインではと、思います。
トヨタ乗りが生意気言ってすみません(爆)
Posted at 2012/05/29 23:45:33 | |
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