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2007年04月02日 イイね!

ECUセッティング完了!(後編)

旦那です。

それでは、今回のパワーチェックの結果です。
自分のジーノはEVCで「ブースト:0.9k」・「ブースト:1.0k」の2種類を設定していますので、この2ケースについて「セッティング前」と「セッティング後」で計測して頂きました。

まずは「ブースト:0.9k」のグラフはこちら!
点線が「セッティング前」で実線が「セッティング後」です。
セッティング後の数値が上手く表示されていませんが、セッティング前は「75.1PS・8.9kg/m」に対してセッティング後は「77.3PS・9.7kg/m」となりました。



続いて「ブースト:1.0k」のグラフはこちら!
点線が「セッティング前」で実線が「セッティング後」です。
セッティング前は「82.2PS・9.8kg/m」に対してセッティング後は「85.6PS・10.7kg/m」となりました。



ブースト0.9kでは6,000回転で頭打ちとなっており、サーキットでは物足りない状態となっています。
ブースト1.0kまで許容しても既に頭打ちとなっており、大きな伸びは期待できませんが、辛うじて7,000回転まで使えるようになっています。

出力だけ見れば僅か3PS程度のアップとなりますが、これはパワーカーブを見て分かるとおり、純正タービンの能力が既に限界に来ているため、単純に上で伸びていないだけです。

それに対してトルクは1kg/m程度上昇しており、街乗りやサーキット走行で特に重要となってくる中間域では大幅にトルクが向上しています。

実際に乗ってみると以前乗っていたFCのブーストアップの時のような「こ、怖くて踏めねぇ!」と言うほどの感動はさすがにありませんが、今まで加速が鈍くて重さを感じていたジーノが、どこからでも加速できるようになりました。
そのため街乗りでも4速までポンポンポンとシフトアップしてしまい「あれ、もう5速しか残ってない?」と驚きました。

高速道路でも4,000回転付近は丁度100km/hrに当たるため、高速巡航も楽にこなせるようになり、やっと普通の車になった感じです(汗)
大きな声では言えませんがスピードメーターも簡単に振り切りました。

なお、トルクカーブの乱れの点で「ダイノパックの負荷に対してジーノがパワー負けするんですよ」と言われたのは内緒です(泣)

まだ、セッティング直後ですので、これから微調整が出てくると思いますが、参考になれば幸いです(既に特定の条件でフューエルカットのような症状がたまに発生しており、どの条件で発生するか確認中です)。
Posted at 2007/04/02 21:30:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | ジーノいじり | 日記
2007年04月01日 イイね!

ECUセッティング完了!(前編)

旦那です。

本日、ジーノを引き取ってきました。
無事にセッティング終了です!

長かった・・・ここまでの道のりはホントに長かった。
まずはお世話になったお店ですが、埼玉の「t-get」さんです。
「F-CONマイスター・エキスパート」の両方を取得しており、扱っている車を見ると軽自動車では敷居が高い気もしましたが思い切ってお願いし、快く作業を引き受けて頂けました。
結果は次回に報告しますが、とにかくバッチリな仕上がりとなりましたので、ECUで困っている方は一度相談してみてはどうでしょうか?

では、装着したブツの画像です。
いやいや、スケルトンモデルの憎いヤツですな(笑)
欲を言えばもう少しコンパクトだと装着場所にこだわれますが・・・今は嬉しくて仕方ないから気にしません!



それでは、パワーチェックの結果・・・の前にジーノの現状について自分のためにも覚書です。

(1)インジェクターの容量
自分のジーノは給排気交換のブーストアップ仕様ですが、今回はブースト1.0kで既にインジェクターの開度は100%となってしまい、今後はインジェクターを大容量の物に交換しなければタービン交換をしても意味がありません(もしかしたら燃料ポンプも交換が必要かもしれません)。

(2)プラグの番手
プラグはレーシングの熱価8番相当を使用していますが、ちょっとオーバースペックのため7番でOKとのことです。

(3)純正制御
広範囲にわたり純正フィードバックが働いたとのことで、今回はこれを対策するとともに、1.0k付近で入るブーストのリミッターと130km/hr付近で入るリミッターを両方ともカットしています。

(4)ノーマルタービン・エンジンの限界
3,000回転でほぼピークトルクに近い数値を発生します。
4,500回転付近でピークトルクを発生し、6,000回転までは緩やかに落ちて行くもののほぼフラットトルクとなっています。
それ以降は一気にトルクが落ち込み、パワーもここで頭打ちとなっています。
ようするに「6000回転以上は回しても意味がない」・「4,500回転以上をキープし続けないとシフトアップで加速が鈍る→ギヤ比の問題から仕方なく7,000回転まで回す」と言うことです。

(5)その他
自分のジーノは購入時から暖気時のみ発生する「息付き」の持病があります。
今回はこれも見て頂きましたが、回転落ちしているのは確認できたものの、明確な原因は分からず改善することは出来ませんでした。

なんか、文章が長くなったので次回に続きます(汗)
Posted at 2007/04/01 21:29:08 | コメント(5) | トラックバック(0) | ジーノいじり | 日記

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社会人になって購入したRX-7(FC3S)で車いじりにどっぷりとはまり、結婚を機にMira-Ginoに乗り換えました。 しかし、車いじりの癖は未だに治らず、現...
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