菊菱工廠のブログ一覧

先日、太平洋を一跨ぎして到着した初期型グリル。
エンブレムもそろったので、待ちに待った取付けをしてみました。

それにしても捻りのない題名…


今回購入のグリルは、上下にモール穴のあるMB319461。
取付けにあたっての課題として、

・モール穴の処理
・輸出仕様なら、ネームプレートの取付け金具の準備

がありました。

迷った末に、今回は海外仕様で作ることにしました。
モール穴は黒のカッティングシートを貼って埋めて、金具は自作です。

できた金具がこちら。



表面アルマイト済みらしき、アルミフラットバーの端材で作りました。
どこかで見た純正金具の図も、こんな感じだったと思います。

ネームプレートを付けると、



こうなります。
ビスは5×10のトラスタッピング、一応の養生として、RCで使っていたアルミグラステープを貼りました。


↓は車体に取付けた状態です。



顔だけ83,4年あたりの輸出仕様風になりました。



正面。
MITSUBISHIのプレートが中央に来るため、グリルガードを付けても見えやすくなりました。



右前から寄り。
スリーダイヤは、前回のエントリと同じものですが、MMCエンブレムの中古セットに偶然入っていたものです。
それっぽい大きさですが、本物の海外仕様の画像と比べると若干小さいようです。

モール穴も上手く目隠しできたと思います。
黒の利点で、かなり近寄らないと目立たなくなりました。


最後に余談ですが…

昨日、年末に預けていたラリーアートホイールの修理が終わったため引き取ってきました。
元々の見積もりより超えてしまいましたが、その代わりかなり綺麗になりました。
夏タイヤに交換する時に使いますが、写真貼りはその時までとっておきます(ただのネタ貯金)。

久しぶりの新部品購入ネタです。

本日、何度もトラッキングをかけつつ待っていたものが到着しました。
正確には「揃いました」。

タイトル通りですが、パジェロの初期型グリルです。

後にも先にも、鉄板プレスのグリルは歴代でこれだけ…という、L型初期のやつ。
(自衛隊パジェロこと、1/2tトラックは別ね)

アメリカはebayにて、「Only Qty 1 VERY RARE!!! 」という紹介で出品されていたのを発見し、
物は試しと、代行サービスである「セカイモン」を使ってみました。

セカイモンは、ユーザからの評価がかなり別れるもののようなので、それの簡単なレポートと
ともに書いてみたいと思います。


出品発見までのことは置いておくとしまして、意を決して落札したのが今月の14日。
国内の某オクでは300件弱の経験があるものの、結構勇気が要りました。

同じ出品者から即決で2つの部品(グリルとネームプレート)を落札しました。
そこからの流れとしましては、

出品者→セカイモンのセンター(LA)→日本到着(税関)→配達

という感じです。まぁ公式サイトにも大きく書いてありますが(笑)

アメリカの出品者から買った場合、配達までの平均日数は15日ほどだそうですが、
今回は先に着いた方の荷物で17日でしたので、大体合っているようです。
↓はセカイモンのマイページから見られる追跡の画面。



現地の出品者からの発送～配達されるまで、通して追跡できます。
ただ、センター発送が午前5時5分、通関が午後9時30分に決まって反映&メール通知されるようで、
日本到着後は配達業者のページで追跡した方が早い模様。
とはいえ、今回の2回だけしか経験がないので、そういう仕組みなのかどうかは不明です。

今回は同じ出品者から2つ購入したため、てっきり同梱されてくるものと思いましたが…
センターに着いた時に分けられました。
サイズオーバーや破損の恐れ等々で、敢えて同梱をしないことがあるよ、と公式に書いてありました。

また、ネームプレートの方は概ねスムーズに到着しましたが、グリルの方は結構ひやひやしてしまいました。
センターでの「発送手続き中」の表示のまま5日ほど進展なしだったり、最後は自宅の隣の地区の配送センターに行ってしまい、回り道してみたり(笑)


梱包状態は以下の写真にまとめるとしまして、今回は公式にアナウンスされている日数くらいで無事到着しました。
出品写真がパーツカタログの図だったのである意味「賭け」でしたが、出品しているのが大きな部品業者らしく、4ケタの評価数がほぼすべて良かったので、賭けてみて正解だったのでしょう。


以下、到着したグリルとプレートの写真です。




梱包はそれぞれこんな感じでした。
グリルはUSPSの箱に入っていました。

開封。



納品書とともに。
袋も未開封のNOS(New Old Stock)です。亜酸化窒素のほうじゃありませんw

グリルも開封。



こっちは…結構スレてます。あと、取付け穴のあるリブに最近できたっぽい曲がりが…
まぁ直せるので良し。

それぞれのラベル。



ともにMade in Japanなので、里帰りしてきたことになります。
製造当時からだとしたら、実に30年ぶり。

2つを組み合わせてみます。



手近にあったスリーダイヤも合わせて、即席の輸出仕様。
確かE30系ギャラン用だったような。

そして国内仕様。



これを最初から付けてる個体って…何台が現存するんでしょう。
数台はいるようですが…

で、一つ惜しい点。
ラベルの通り、このグリルはMB319461。
同じデザインで、もう一つ存在するのがMB199172ですが、今回買った方には上下にモールが付きます。
あれば一緒に買ったのですが…残念ながら揃いませんでした。



これ。画像は83年のカタログより、エステートワゴンXL。
品番は一つ違いのMB319462…当然ながら廃番の模様。

今後手に入る可能性も…まぁゼロではないと思いますので、その時に苦労しないような方法でビス穴を埋めたいと思います。
モールっぽく自作するか、黒いシートか何かを貼るか…

いずれにせよ、無事届いて良かったということで終わりとします。
近いうちに付けてみよう。