ホテルの部屋は暖かく昨晩はよく寝られました。
12月4日(月)
今朝はホテルでバイキングの朝食を頂いてから8時半に出発しました。全参加者は46名で大型バス一台が満席です。私達は昨日の新幹線で隣り合った席ではなかったので添乗員さんが配慮してくれて左側の最前列となりました。この最前列だけシートベルトは3点式でした。ハイデッカーなので視線が高く前が良く見えます。一段下がった処に運転席がありますがそれでもトラック並みの高さ。
なのでトンネルに入ると天井のライトがすぐそばで暗いトンネルも明るく感じられました。
ホテルを出てまずは有名な
兼六園へ。お土産屋さんの駐車場に停めて其処の若いガイドさん(♀)が園内を案内してくれました。さすがに
日本三名園の一つでよく手入れされていて有名な
雪吊りもかなり設置が進んでいました。
この辺は絵になります。上は根上の松で下が唐崎の松という名木。
これが有名な徽軫(ことじ)灯籠です。足の長さが違います。↓
山の上にこれだけの池を作ったのですから作庭は大変でしたでしょうね。
これはまさに緑の絨毯です。カラス避けで細いテグス糸が引かれてます。
さてバスは高速に乗り福井の
永平寺を目指します。ここは二週前の読売新聞日曜版の1~2面に出ていましたね。というよりも毎年末恒例の紅白歌合戦終了後にやる「ゆく年くる年」の冒頭に出てくるので皆さんご存じでしょう。1時間ちょいで到着、坂を歩いて上がって行きますと......見えて来ました。
吉祥山永平寺と山号が書かれていました。
この辺が大晦日のテレビ中継だと雪が積もって白い背景となっている場所ですね。
七堂伽藍の簡単な説明を入ってすぐお坊さんから受けてさあ探検に回覧に出発です。
山内はとても静謐な雰囲気に満たされていました。
高低差が結構ありますからお年寄りで歩くのが覚束なくなった方にはオススメ出来ませんね。これをちょっと見て下さい。大汗)
山の中にあるので耳を澄ませても回りはシーンとして静かです。海外の旅行者もここではなぜか大声を立て難い雰囲気が支配しています。
この太い杉が歴史を感じさせます。
これは橋を渡った処にある龍をかたどった噴水というか昔は手水(ちょうず)を使う場だったのでしょうが今は全く使われていません。ずっと昔来た時も確かあった覚えがありますがその時よりもずっと苔に覆われてしまってました。ほとんど緑の龍だゾ。
一時間半ほどを過ごしゆるゆると出発しました。本日の旅程は余裕があります。
またバスは高速に乗り北陸道を南下して福井を抜け、鯖江の辺りで北陸本線と出会い何故か今庄まで下り北陸道沿いにある鮨屋で昼食の時間となりました。北陸の海の幸の握り以外にさすが越前で鯖寿司もついていました。鯖寿司はシャリが多いのが玉に瑕ですが焼き鯖の方がウマかったと思いました。でもここまで移動した意味が分かりません。(それなら永平寺のすぐそばの一乗谷へ行きたかったゾ.....) ここからまた高速で加賀へ逆走する訳ですから全く無駄な行程でした。
しかし
食後のバスの中は眠くなるもので、乗客はいつしか眠りに落ちるのでした。笑)
やがて福井も過ぎ丸岡で高速を降り水田の中をバスは進みます。そして九頭竜川の近くを進んで行くうちに
東尋坊に出ました。
バスを降りて添乗員さんの旗に続いて岬の方に向かうとテレビのサスペンス番組で見慣れた風景に出くわしました。ここが東尋坊で柱状節理が複雑に連なる海岸線が売りです。
気分はすっかり刑事気取りで「待て、早まるな!」(船越英一郎風に) 女「それ以上来ないで、飛び込むわよ! 」.....ナンチャッテ (^▽^)
沖合に黒い雲が近づいているのが気になりましたがフード付きのブレーカーを着ているし折り畳み傘も持って出たので小雨が来ましたが傘を差して歩きました。
海岸全体を見渡す場所に
IWABA CAFE(岩場カフェ)という小洒落(コジャレ)た喫茶店があり、通過しようとしたら
家内に袖を掴まれて店内に拉致されました(アレ?昨日もあったような気が.....怖!)。
結局ガラス越しに海岸線を見渡す場所に座り熱い珈琲を頂くことになりました。しかし
好事魔多し! そのうち空が暗くなり酷い風雨に襲われました(言わんこっちゃないゾ)!! 目の前のガラスにスゴイ勢いで横殴りの雨がたたきつけます! 下に行っていた連中が全身ズブ濡れになりながらすぐ外を大慌てで戻って行くのが見えます。
アチャー、
ピカッ!と輝いてすぐに
ドドドドーン!!!と大音声の雷までオマケで付いてきました。落雷は嫌なので待っているとやがて小降りになったので急ぎバスに戻りました。横風も強くて多くの人の傘をオチョコにしてました。雨も横から吹き付けてびしょ濡れになります。こんな時ウインドブレーカーは実に有効でした。
バスが出るともう今日の予定は宿に着いて温泉に入るだけ、皆安心して船をこぎ出しました。Zzzzz....
私達は追加オプションで宿のアップグレード(\5000/人)を頼みました。
SamSは素のコースでも良いと思うのですが家内は「アップグレードがデフォルトでしょ」と勝手に決めてます(トホホ...)。
まあそれでも二人でも諭吉さん九人ちょっとですんだので良しとします。
我々の宿は
山中温泉郷の河鹿荘ロイヤルホテルでした。スタンダード・コースの方々はその後で片山津温泉の宿にご案内という手筈。余計に払ったので早めにチェックインで遅めに出発ということのようです。
ホテルは町外れの大聖寺川に沿った静かな場所にあり、広いゆったりしたツインの部屋に案内されました。湯は疲れの取れる無色透明な硫酸塩泉。
雨が強くなったので外湯に出られず野天風呂付きのホテルの湯に浸かりました。
夕食は写真ありませんが和食の会席を食堂で頂きました。よく見る盛り沢山の温泉地ディナーです。小ふぐの天麩羅が美味しかったです。(あ、そういえば越前ガニなかったなぁ)
明日は最終日で世界遺産白川郷と飛騨高山観光、それと飛騨牛のランチを頂きます。長文失礼しました。
今は外は雨が降っていますが明日は雪になるかな?
Posted at 2017/12/11 19:38:47 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記