ちゃらっちゃ~ら、ちゃ~らら、ちゃ~ら~♪
ぶらかつです。
2018年1月1日。新年最初の旅。
今回のタイ・バンコク旅での最大の目的でもある
「メークロン市場へ行く」のはじまりです。
色々な国へ行くと必ずと言っていいほど「ナントカ市場」に行って
その国の特産品や旬の果物や野菜、肉・魚など、地元の人達で活気溢れる
市場の雰囲気を楽しみながら買物をするのが大好きで良く訪れます。
そんな市場好きには堪らない、トンデモナイ市場が
ここバンコクに存在するという事を知って「これは是非行ってみたい!」と。
メークロン市場はバンコクから130㎞ほど西にあって、今や大人気の観光スポットとして
有名なのでオプショナルツアーでバスやロトゥに乗れば1時間程でサクッと行けます。
メークロン市場も面白いのですが、それにも増してそこに行くまでの道のりが
まさに東南アジアの旅の醍醐味って感じで
楽し過ぎてしょうがない大冒険の旅なのです。ハイっ(''◇'')ゞ
メークロン市場はその立地条件が他には類を見ないトンデモナイ市場で
タイの衝撃的観光スポットとして沢山の観光客で賑わってます。
その衝撃具合から「線路市場」「傘閉じ市場」「世界で一番危険な市場」…等と
キャッチフレーズも沢山ありとても興味深い市場なんんです!ハイっ(''◇'')ゞ
そんなメークロン市場。一見、観光客と地元の人達でゴッタ返したちょっとむさ苦しい
東南アジアの活気ある良く見る市場の光景ですが
よ~~く通路の足元を見ると二本のレールがあるんです!ハイっ(''◇'')ゞ
これは紛れもなく、どっからどう見ても「線路」。
決して遺構なんかじゃなくて現役バリバリの「線路」なんです。ハイっ(''◇'')ゞ
見てみてっ。線路の直ぐ脇に野菜やら果物やら魚やら…。
日本じゃ考えられない光景が目の前に広がってます。冗談としか思えない市場風景があるんです。
そして勿論現役バリバリの線路ですから~♪ この市場の中を当然列車が通過する訳で!
恐るべし世界がここメークロンに存在するのです。ハイっ(''◇'')ゞ
こんな情報を知ったからには「絶対見たい!」
そしてここを通過する列車に乗って「市場を突っ切て見たい!」
って事になるんですよ~~♪。ハイっ(''◇'')ゞ
さて、そんじゃぁ~どうやってこのメークロン市場まで行く?
そのとても難しく遠く険しい道のりは?と言うと
①まずホテル近くのフワランポーン駅から快適・確実なMRTとBTSを乗り継いで
バンコクの西の方まで行く。ここまではとっても簡単。
②そこから徒歩で超発音し難い&超分かり難い場所にあるタイ国鉄のオンボロ駅を目指す!
③そのオンボロ駅からオンボロ列車に乗ってターチーン川手前の終点駅まで行く!
④その終点駅から先は線路は無い!何故なら、「そこに川がある」から…。(*´з`)
そんじゃ~どうするか? そりゃ~対岸まで行かなきゃならぬから渡るのです。
渡し舟でっ。ハイっ(''◇'')ゞ
⑤渡し舟で対岸まで辿りついたら、またまた徒歩で超オンボロ駅を目指します!
そしてそのオンボロ駅からオンボロ列車でメークロンまで行くっ!
そう、この最後のオンボロ列車こそがモーゼの海渡しの如く市場を突っ切って走る
あの有名な列車なんです。ハイっ(''◇'')ゞ
どうです?このワクワク・ドキドキ感が堪らない心躍らす道のり♪
こんな楽しい道のりをバスやロトゥなんかで一気にメークロンへ行っちゃったら勿体ないでしょ!
だって、オンボロ列車、歩き、渡し舟、オンボロ列車でっせ。旦那っ!
こんな大冒険にチャレンジしないで何に挑む?(笑)
メークロン行きは絶対このルートで行こうと決めたのです。ハイっ(''◇'')ゞ
②の超発音し難いオンボロ駅は「ウォンウィアン・ヤイ駅」(難しい~~。言えます?)と言って
ここからターチーン川の手前の「マハーチャイ駅」まで行くのが最初の難所!
ダイヤを確認すると1時間に1本の間隔で所要時間も1時間程。
⑤のオンボロ駅は「バーンレム駅」と言ってここから「メークロン駅」へ。
ダイヤは07:30、10:10、13:30、16:40発の、1日なんと4本だけって!
こちらも所用時間は1時間程でメークロンへと到着です。
そしてメークロン駅からの折り返しのダイヤはというと
06:20、09:00、11:30、15:30の4本。
このダイヤを見る限り、バーンレム駅10:10発~メークロン駅11:10着の列車に乗って
車窓からメークロン市場を突っ切る光景を楽しみ、
折り返し11:30の列車をメークロン市場内から見る!という計画に(^◇^)
ただ超分かり難いウォンウィアン・ヤイ駅をすんなり発見出来るか?
マハーチャイ駅から渡し舟で対岸へ行きバーンレム駅までの乗り換えがすんなり出来るか?
などのリスクを考慮してマハーチャイ駅には9時頃到着しようと。。
って事はウォンウィアン・ヤイ駅7:40発~マハーチャイ駅8:40着の列車に乗る為
この日は朝6時過ぎにホテルを出発です。
こうして2018年1月1日。新年早々「いざ。メークロン市場!」を目指し
長く険しいオンボロ列車の旅が切って落とされたのでした!
まずはフワランポーン駅からMRTに乗ってシーロム駅へ
シーロム駅から徒歩でBTSのサラデーン駅に乗り換え。
元日の早朝というだけあってガラガラ。
車内は綺麗ですね。吊皮の他に手掛け棒も沢山あって。そして冷房はガンガン!
警察っぽい制服のBTSの方々。
ベレー帽っぽい帽子被っててどこかの特殊部隊みたいでカッコイイね~!
そしてBTSのウォンウィアン・ヤイ駅に到着!
ウォンウィアン・ヤイ駅で初日の出じゃなくて初朝陽を見て
バンコクの高層ビルに朝陽が当たって綺麗~♪
ここまでは何も問題無く至って順調に来たぜぇ~~!
さぁここから超発音し難い&超分かり難い国鉄のウォンウィアン・ヤイ駅を目指し歩くのだ!
地図だと歩いても10~15分ほどの距離。問題は時間では無い、駅を見つけられるか?
情報によると、「どうみても駅には見えない駅」だって…(?_?)
果たしてすんなり辿り着けるのだろうか?
嫁様と二人、不安を抱えながら歩き始めたのでした…。
いやまだ旅は始まったばかり。。
出だしっから躓くようじゃゴールなんか出来ない!
頑張れ!立つんだ!負けるな!
恐るべしタイ国鉄。
次回へとつづく…。
ちゃ~ら~♪