
ちゃらっちゃ~ら、ちゃ~らら、ちゃ~ら~♪
ぶらかつです。
それでは、フワランポーン駅の散策でも。。。
今回の旅の目的であるマレー鉄道の出発駅がここフワランポーン駅。
当日慌てない様に下見を兼ねて駅構内を見学。
が結局大慌てで乗車する羽目になるのですが…(笑)
フワランポーン駅はタイ国鉄での正式名称は「クルンテープ駅」と言うらしい。
「バンコク駅」や「バンコク中央駅」なんて言う場合もあるようですが
日本のガイドブックでは殆どが「フワランポーン駅」と書いてますし
路線案内図にも「フワランポーン駅」と書いてあるので細かい事は気にしない!
タイ国鉄の主要幹線4路線の起点駅がここフワランポーン駅で
北部方面はチェンマイ、南部方面はパダンベサールまで行っており
マレー鉄道ウエストコースト線に直通していてマレーシアや
その先のシンガポールまで延びる国際線も走ってます。
ドンムアン空港やバンコク近郊の都市だけでなく、チェンマイなどちょっと離れた
地方都市へも比較的安い値段で行く事が出来て、各地のターミナル駅となってます。
流石、タイの首都バンコクの中心的な駅だけあって佇まいは立派!
後で調べたら今からおよそ100年前の1916 年にオープンしたそうで
イタリア人建築家マリオ・タマーニョが設計したネオルネッサンス建築様式の建物
大きなドーム屋根のデザインが目を引く駅舎でヨーロッパの大きな駅舎の感じがして
全然タイっぽくない!(笑)。
中に入るとあのかまぼこ型ドーム屋根で形成されたコンコースが広がってます。
奥にきっぷ売り場や巨大な電光掲示板もあって英語とタイ語で発着の時刻を表示してます。
沢山の乗客達が開放的な明るい待合スペースで休憩しています。
そういえばMRTやARLには改札があったけどタイ国鉄には改札という物は無いのかな?
きっぷ売り場の横の通路を通り抜けすぐにホームへと入れます。
だから乗客以外の人も自由に列車まで行って見送ったり、出迎えたりと。。
駅を利用する乗客は地元タイの人をはじめ沢山の外国人旅行者も利用してますが
タイだと鉄道はあまり需要が無いのかローカルな乗り物。
確かに殆どの路線が単線なので遅延も頻繁にあって5時間遅延なんて事も多々ある様で…。
タクシーやバス、ロトゥ、ソンテウ等の乗り物の方が早いのかも。
バンコク中心部はとても立派なビルが立ち並び人も物も充実していて裕福な人達も沢山いますが
地方からバンコクへと出稼ぎに来る人達も沢山いて、ちょっと昔の上野駅みたいに
各地の若者が家族の為、夢や希望を持ってやってくる駅でもあるのかな。。
タイ国鉄はARTを除いて非電化になっていてディーゼル車両が使用されているようです。
ディーゼル機関車は欧州・アメリカ及び日本の鉄道メーカー製の車両が使用されていて
気動車なども数多く譲渡されています。
2年前の2016年、フワランポーン駅100周年記念時にはC56形蒸気機関車が登場したとか。
日本人鉄道ファンには堪らない往年のブルートレインがJR西日本から譲渡されて
バンコク―チェンマイ間を往復1本づつ走っているようです。
これも乗ってみたい!
この年季の入った使用感ハンパない車両を見ると「ほんとに大丈夫?」と思いますが
これもまた堪らない魅力なのかも知れませんね~。
冷えた床で気持ち良さそうに我家のように寝ております。
如何にも東南アジアって感じのガチャガチャなんぞもあって楽しい~。
駅の露店でもお母さんが忙しそうに揚げ物売ってます!
しかも安い!食べれば良かったなぁ~とちと後悔。。
こうして駅をあっちこっち小一時間散策してたらお腹も空いてきたので
駅前一等地の高級レストランで。。いや違った庶民的な、きたなトランで休憩。
この店はこの後も頻繁に利用しましたが安くて旨い庶民の味方です!
コーヒーでも飲みたいなぁと注文。
一瞬ためらう程使用感ハンパない!コーヒーカップが運ばれてきましたが味はGood!
ちょっと甘たるいミルクが病みつきになる感じで。
インスタントかと思いましたが、ちょっと派手目なお母さんがちゃんとドリップしてました。
因みにハエ付きコーヒー1杯20バーツで68円ですぅ。
(改めて写真を良く見たら…。とまっていました。。((+_+)))
それにしても、とても開放的で綺麗なフワランポーン駅だったなぁ~。
翌日、タイ・ローカル線の旅に行ったのですが、こことは比べようにならない位
「これが駅かっ?」、「どこに駅があるの?」って位オンボロな駅とオンボロ列車。
同じタイ国鉄にしちゃぁ~落差あり過ぎでしょ!てな感じで…。
しかし、しかしこれがまた、「あぁ東南アジアの旅に来たなぁ~」って思わせる
素晴しい冒険の数々のタイおんぼろローカル列車の旅でしたぁ~~(笑)
その話は次回に。。
ちゃ~ら~♪