REPSOL ELITE Prado 0W-20  

【再レビュー】(2017/12/29)


【まとめ】

またダラダラと長文になりましたが、まとめとしては、

全体的に、低速でも中高速でも運転しやすく、
低価格＆全合成油＆静かなので、
「常用オイル（レギュラー候補）にしてもいいかな？」と思う場面もあります。

しかし車種との相性「軽自動車、ホンダ車」ということを考えると
もう少し柔らかめでスムーズなほうが合ってるような気がして悩むところです。

下記「燃費の件」もありますので、低価格なら夏場用オイルとしてリピ有りですが、
入手性が問題で、近所では、ホームセンター「グッデイ」しか置いてなく、
しかも銘柄変更のため在庫限りなので、これまた悩むところです。

ネット通販だと送料かかるし、それなら他の入手が難しい銘柄を検討すると思います。



【使用感】

「純正LEO」と比較すると、硬めでトルクがある感じです。
低速での加速は、純正LEOのほうが変速ショックも優しくスムーズで、
中高速での加速は、こちらのプラドのほうがトルク感があります。

感じとしては、直前に使用した
「BP バービス グリフィン」に似てると思います。
　　→　SM規格 5W-20
　　→　PAO + VHVI の表記
　　→　プラドのほうが少し柔らかい。


【静かさ】

走行中は静かだと思います。
　　→　マフラー（純正）の排気音のほうが耳につきます。

信号待ち等では、たまにエンジンノイズがありますが、低粘度オイルにしては静かだと思います。
　　→　軽自動車の遮音性の低さが一番の問題なので、しょうがないところです。


【燃費】

満タン方式なので誤差の範囲かもしれませんが、
「やや悪い～やや良い」とマチマチの結果になりました。
過去のオイルでは「15.5～16.5km/L」くらいで、
このオイルでは「14.8～17.3km/L」でした。

やや悪い→　15km/L以下、チョイ乗り多め。
やや良い→　17km/L以上、中長距離多め。

5W-20や5W-30を使用した時と似たような数値になりました。

油温計も油圧計も無いので、はっきりしませんが、油圧がネックなような…、そうでないような…。

気温の影響も不明ですが、
自分の車での用途を考えると「夏場用オイル」なら意外と良さそうな気がします。


【その他】
調べても結局不明なままです。

・同シリーズの「100%化学合成油」と「100%合成油」の違い。
　　→　PAOの比率？

・流動点が逆転している件。
　　同シリーズ（誤記でなければ）
　　　0W-20：「-36℃」
　　　5W-30：「-40℃」
　　　　　→　PAOの比率？流動点降下剤の量？