10月の中旬から、下腹部右側に痛みがあって、2カ月くらい続いてました。血便は無かったのですが、ずっと不安で…。
かかりつけの内科に行ったら「多分大丈夫だと思いますけど、年齢的にビミョーなところなので、一回やっときますか?」ということで人生初の大腸内視鏡検査を受けてきました。
血便が出たりお腹の調子が悪かったりして、検査を受けた方が良いような気がするけど、ちょっと怖くて踏み出せない方のために、今回の経験をご披露したいと思います。
(以下お食事中の方はご注意ください。)
言うまでもなく、大腸をカメラで診るわけですから、大腸の中は空っぽにしておかないといけません。その前処置に必要なお薬群がコチラです。
前日の食事は葉物、果物、キノコ類など、消化の悪いものは避け、消化の良いものをほどほどにとの制限がありました。
まず、21時に右側に見える錠剤を全て服用します。
残りは当日に服用するわけですが、「モビレップ」は前日に作っておいて冷蔵庫で冷やしておいた方が、翌日スムーズに運びますので、前日に作っておきます。
パッケージを開けるとこんな感じ
これに、水と最初の写真の左上に写っている薬を混ぜて良く溶かします。
出来上がりがコチラ
2Lあります…。
で、前日はおやすみなさい。
翌朝
こちらの下剤をコップ半分くらいのぬるま湯に溶かし、一気に飲み干します。
ここからが本番。昨日作った2Lの腸管洗浄剤を指示に従って飲んでいきます。
写真撮るの忘れましたが、コップ一杯180mlを一杯10分かけて、2杯飲み、その後コップ一杯のお水またはお茶を10分かけて一杯。計30分で、3杯一セット。
これを取り敢えず4セット続けます。
大腸内視鏡検査の一番の鬼門はこの腸管洗浄剤の服用です、というのは有名な話です。
しかし、意外に味はうまくつけられていて、ポカリとかアクエリ系の味になっており、抵抗なく飲み進めていけました。これなら2L余裕じゃん!とこの時は思ったのです。
しかし、肝心の便がなかなか出ません。大丈夫かな?と思っていたら、3セット目に入ったころ、便意を催してきたので、トイレへ。
ここから怒涛のトイレラッシュ(笑)
最初は固形の便が出ましたが、あとはもうお尻からお小水という表現が相応しい状態で、10分もインターバルを置かずにトイレです。
事前に看護師さんから説明は受けてましたが、大量に体外に水分が出るため、のどは乾くし、手先足先が冷えてガクガク震えました。
そして、最初はおいしいと感じた味も、さすがに1Lを飲むころには飽きてきて、飲むのが億劫になってきました。これがみんな辛いという理由なのね、と思いました。
このときの便の状態は〇4の状態でした。
最終的に何とか1.5Lほど飲んで、便の状態も〇5の状態になったので、ここで飲むのを止めました。午前6時に飲み始めて飲み終えたのは午前9時。実に3時間もかかったわけです。
まあ、確かに時間はかかったし、10回以上トイレに行って、おしり拭きすぎで血がにじんでくるし、大変は大変でしたけど、想定内の程度でした。
もっとお腹が痛くなるのかと思ったらそんなことも無かったです。
お腹がきれいになったので、指定の時間にクリニックへ。
着いたらすぐに検査着に着替えて、ベッドに横になって、痛み止めと鎮静剤の点滴をされて検査開始。
20分足らずで検査終了。
前置きが長かった割には検査の様子はそれだけかよ!というお叱りの声が聞こえそうですが、前処置に比べたら検査なんてこの程度です。
肝心の検査結果はどこも異状なしとのことでした。下腹部右側はガスが溜まり易いので、痛みはそのせいではないか、とのことでした。
大腸の異状はありませんでしたが、お尻拭きすぎで血が出たので、注入軟膏を処方してもらって帰ってきました。
血便が出たり、お腹が痛くて不安になっている皆様、参考になりましたでしょうか。医院によって、事前の食事制限や薬の種類は異なるかもしれませんが、大筋こんなもんだと思います。
検査自体は大したことありませんので、取り返しのつかないことになる前に、勇気をもって、検査受けてきてください。
おススメは、誰が検査するか分からない大病院より、検査する医師が一人しかいない評判の良い近所のクリニックです。
長生きして素敵なカーライフを楽しみましょう!
Posted at 2018/12/22 22:24:11 | |
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