
2021年11月、10年と8か月をともに過ごしたランクル200とお別れしました。
この相棒と出会うまでは普通のセダン乗りでした。
当時、車検を通すか買い替えかと思案していたことに加え、ワンコ達を家族に迎えたこともあり、セダンでは手狭になったのと多少のことではビクともしない「頑丈さ」を求めて、オフロード・四駆といった単語とは無縁だった自分が選んだのはラダーフレームの頼れるランクルでした。
車体のでかさ・燃費の悪さと時代に逆行した車かもしれませんが、それらを忘れさせてくれるほどのいい車でした。
単身赴任先から自宅へ帰る際、地吹雪による吹き溜まりとホワイトアウトで視界が極悪の中、ナビ画面を最大にして道路を確認しながら超低速で抜けきったことが何度もありました。その度にこの車で良かったと痛感しました。
次女(ヨーキー)が病気で9歳で亡くなった時は遺骨を助手席に乗せ、散歩コースや思い出の場所をランクルで巡りました。そして行った先々で車を停めて車内で一人泣きしてました(...悲)。
そんなこんなで10年間色々なことがありましたが、どんな時もワンコ達、嫁と自分を守り続けてくれました。すべてがいい思い出です。
買取店に車を納めに行って、フロントガラスに「買取車両」と貼られた姿に「やっぱり売るのやめようか」と迷いが生じながらも、未練たらたらで買取店を後にしました・・・。
相棒、今まで本当にありがとう、一生忘れないからね!!
Posted at 2021/12/31 07:06:15 | |
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