三重県の熊野市と尾鷲市の間の廃道、矢ノ川峠に行ってまいりました。

現在通行止めとなっており、通り抜けはできませんが、昔の国道42号線であり、昔は国鉄バスが通っていた由緒正しき酷道?国道らしいです。
スタート地点からダートが続きます。
今回は、高峰山、全長9キロ強の道程を目指します。
職場の大先輩からこの道を教えていただき、初めはジムニーと先輩のセローで行くつもりだったのですが、今回、雨の予報が出ていたので、ジムニーに先輩と2人で乗り込み、林道?探索です。
道の側に入口からの距離を示す看板があります。
入口からの2kmは、普通のダートが続きますが、そこから先が、なかなかの酷道でした。

2〜4kmの区間は、大きな礫が多く、所々削られた山肌が剥き出しになっています。さらに道に水が流れて沢のようになっています。
日本でも有数の降水量を誇る場所なので、道の側に滝がいくつも点在します。
滝が流れる岩は、高さ20mを優に超え、とても雄大な光景でした。
4Lで進むと、こんな場所上がれるのか、と思うような道でもスイスイ上がり、ジムニーの走破性の高さがとても実感できました!
酷い区間を過ぎると、道が2手に分かれます。今回は左側の高峰山を目指します。
ここを過ぎると、若干マシなダートになりましたが、若干です。
イノシシやらキジやらと遭遇しながら山頂を目指します。
途中開けた場所が何箇所もあり、晴れていればとてもきれいなのですが、霧があり、残念ながら太平洋が拝めませんでした。
途中、トンネルが5つほどありましたが、マニア垂涎の素掘りよりも、このトンネルが素敵でした。

素敵なトンネルです。
パンクしないように慎重にコースを選びながら進み、ようやく山頂に到着です。

10km弱をおよそ1時間ほどかけて登りました。
達成感がとてもあるとともに、23歳のこの車の凄さを実感しました!
先輩と山頂で撮影し、下山!
※写真のほとんどが、下りで撮影されたものなので、車の方向は入口を向いております。
下る方が登りよりも何倍もコース取りが難しい事がわかりました。
道の凹凸や危ない礫の位置を覚えながらタイヤの通るコースを考えます。頭をフル回転させながら進みます。

やはり2〜4kmの区間が群を抜いて厳しい道で、走行中、内臓をよじらせながら進みました。
行く前はあれだけ欲していたダートですが、下山し、現42号線のアスファルト見て、涙を拭ったのは秘密です。
しかし、これからさらに林道探索にハマりそうで怖いです。
※廃道の探索は危険です。
※スペアタイヤ必須!
※昼間なのに、トンネルには雰囲気があり、1人だと通れないです。
Posted at 2015/09/26 21:21:48 | |
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