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当時の私のチームメイトは姉と弟の2人兄弟で、そのお父さんはイギリス中で大きな中古車ディーラーを展開している元F2ドライバー。いつも私を見つけては「ヘイ、一緒にビジネスしようぜ！」が口癖で、とにかくエネルギッシュなオヤジさんでした。

その熱心なオヤジさんは自分の娘・息子のために現役ドライバーをコーチとして連れて、ライン取りやコーナーでの走りをチェックしてもらってました（羨ましいかった～）。

丸腰（？）の私は意地でも負けたくはなかったけど、「ついでにボクの走りもチェックしておいてね」とこっそりお願いすることもあったっけ（笑）。


写真はシルバーストーンのパドックでコーチ役として呼ばれたウォーレン・ヒューズにこっそり（？）レクチャーを受けているものです。当時彼はF3に乗っており、後に日本でHKSカラーのF3で走ってましたね。
一度はF3に乗ってみたいな～。

探していた写真が出てきたので、ネガをデジタル化してもらいました。
1994年で今から21年前のもので色褪せた感はありますが、記憶は鮮明に残っています。


イギリスのドニントンパークでのテストのワンシーンです。

ピットインで車載センサーのデータを吸い上げます。同じ作業をチームメイトにも行いデータを重ね合わせ、走行を分析しタイムを削っていきます。
当時は「イギリスではこんなクラスの車でもこんなことをしているんだな～」と感心したことを覚えています。
今ではデジスパイスなる優れものがあり、簡単に走行データを分析することができますよね～。
時代の流れを感じます（笑）。

昨晩久しぶりにF1を見ました。レギュレーションが大幅に変更されたF1サウンドはイマイチ盛り上がりに欠けるな～。
セナやプロスト、中嶋悟の頃のF1は熱中できて良かったな～と思うのは年をとったせいでしょうか?

そういえば、もう10年近く前の話ですが、イギリスのドニントンパークサーキットにThe Donington Grand Prix Collectionというレーシングカーの博物館が併設されていて、そこへ行ったことがあります。

マクラーレンのブースや、ウイリアムズのブース、F1初期の頃の車やヘルメット、とにかく展示物が多くじっくり見て回ると楽に1時間はかかります。見応え十分ですので、イギリスへ行かれる予定のある方は是非訪れてみてはいかがでしょうか？

私の一番のお気に入りは「たいれる」6輪です！！



10年ほど前のものですが、フォトギャラリーにアップしてみました。よかったらご覧ください。