クルマの内装の“におい”に関する四方山話。
クルマに乗っている間、我々は常に何かの“におい”を嗅いでいる。ひとことで“におい”と言っても様々である。一般的に漢字で書けば、
匂い=良いにおい
臭い=悪いにおい
となる。
それはエアコンの吹き出し口から排出される“カビ臭”に代表される臭いかもしれないし、お気に入りの芳香剤の匂いかもしれない。
議論が分かれそうな“におい”で言えば、新車のにおいを“良い匂い”と感じる人も居れば、“悪い臭い”と感じる人も居る。理想は全くにおいのしないこと、と10年くらい前に何かの雑誌で見たことがあるが、現実的には何かしらのにおいがしていると思う。
さて、そこで本題だが内装の話、中でも“赤い内装のにおい”の話である。
これは現在の愛車、be-bopに関する話である。
このクルマに初めて乗ったとき、どこかで嗅いだことのあるにおいを感じた。
それは、結婚前に嫁さんが所有していたC2、そして友人が所有していた
smart forfourのにおいと似ていたのである。
念のために言っておくと、全く同じにおいではない。系統というか、種類が似ているのである。
前車はフランス車故、同じようなにおいがすることに異論は無い。
すると、後車はなぜ・・・?と思ったところに実は共通点がある。
このsmartはbe-bopと同じ赤い内装の車両であったこと。
例えばサプライヤーが同じだとすれば、何となく合点はいく。あるいは、赤い色の成分とか接着剤が車内のような温度差の激しい密閉空間に閉じ込められると、何らかの化学変化が起こる・・・??
考えたところで答えの出ないところが四方山話なのだが、肝心なことを書き忘れるところだった。
これらの“におい”をあえて例えると、ハムスターの巣箱に敷く、草というか・・・おがくずというか・・・それのにおいがする。
一番きついのはC2で、一番ハムスター臭から遠いのはsmartであった。be-bopはその中間で、ちょっとジャスミン茶のにおいを混ぜた、というか。2008年にもやはり気になっていたようで、
同様のブログを書いている。
(※我が家では総じてハムスター臭と呼んでいる)
真夏の炎天下に駐車してあったbe-bopのドアを開け、乗り込む。
そこでふと香るにおいが、今でも慣れないというか、「変わったにおいだなぁ」と思うのである。
Posted at 2017/05/19 21:29:19 | |
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