え〜・・・
僭越ながら、私ハルク ホーガン45歳は、福島市と言った地域に住んでおりましても、その福島市の祭り・・・
「わらじ祭り」と言ったイベントを、見たことも御座いませんでした。
内容は、割愛させてもらいますが(詳しくは、ネットで調べてね)、まーず皆で、踊って騒いで飲んで・・・
と、どの町のイベントでもある様な内容だろう・・・
と、勝手に判断しておりました。
で、昨年より、何故か私の勤める会社が、このわらじ祭りのイベントに参加する形となり、今回何故か我が輩に白羽の矢が当たった!?
と、言った、お話なのでありました。
私的には、どーせ踊って騒いで・・・
みたいな感じで、会社の制服を着て、天下御免の国道13号線を祭りのイベントで閉鎖し、アピールタイムでもするのだろう!
と、勝手な解釈をしとりました。
が・・・
内容が、まったく違っておりました。
100キロの神輿に見立てたワラジを10人で担いで、300メートル先のゴールまで、ひた走ると言ったレースなのでありました!
が、しかし・・・
この神輿に見立てたワラジを担ぐのは、優勝決定戦の2チームに決まっており、予選16チームだったかなぁ・・・(爆)
で、予選を行う神輿が、これだぁ!!
この軽トラックの土台を改造した神輿に、会社の仲間10人で力を合わせて、300メートル先のゴールを目指し、押して押して押しまくる!!
と、言った内容の、タイムトライアルのレースなのでありました(笑)
どのくらいの重さなのかなぁ・・・
と、思って、神輿をセットアップする際に、押させてもらったんですけど、車輪もあって案外軽い感じがした我が輩だったのですが、その軽い気持ちが後から命取りになる事など、まったく理解出来ていなかった私でした・・・
これがセットアップする際の神輿(笑)
で、集合時間5時半を過ぎた頃より、ぞくぞくと会社の仲間が集合場所に集まり、いよいよもって大会事務局に参加申請を行い、事務局よりゼッケン番号を代表者が貰い、はれてスタート出来る状態になるのであった!
すると我が輩が出走するチーム代表者より、人数が保健で3名補欠で呼んだので、ホーガンさんは年齢的に厳しいと思うので、今回は・・・
と、我が輩をないがしろにするセリフがぁ〜!!!!!
ここまで来て、神輿を押せないなんて漢が廃る!!
否、我が輩は、絶対に出たいから、控えにしないでほしい!!
と、代表者に直談判し、はれてレースに参加出来る状態となるのであった・・・
が・・・
ちきしょー!!
我が輩を除外しやがって!!
と、思ったのですが、それは後からレースの内容を知る代表者だからこその配慮!!
と、言う事が、後々理解出来るのであった・・・
まず、レースの内容を簡単に説明します!!
まず50メーター先にセットしてある2台の神輿を目指し、10人の仲間と一緒に、よーいどん!!の合図と伴に、対戦者チームと勢いよく走り出します。
そして10人が、神輿を押すポジションに着き、オッケーの合図と伴に200メートルを全力で押して、200メートル先の神輿を停止させるラインにキチンと停止させて、競技委員会がキチンと停止位置に神輿を配置してあるか!
の、確認を行い、合格が出れば、最後に代表者1名が、50メートル先にあるワラジを奪取すれば勝利!!
と、言った内容のレースなのである。
ただし・・・
神輿を押す手の位置(片方は横の柱、もう片方は縦の柱)があり、必ず掴んで押す!!
及び、絶対に神輿には乗らない!!
仲間と伴に走って、途中独りでも転倒し10人でゴール出来なかったら、競技委員会による判定が下される!!
と、言った内容であります!!
一番最後にある途中転倒が、一番苦しい内容と言うのが、レースに参加して良く理解出来る内容なのである。
簡単に・・・
苦しくなれば、脱落さえすれば、楽になれますからねぇ・・・
及び、苦しければ、移動速度が上がって暴走する神輿に載った方が、楽に行けますからねぇ・・・
と、言ったルール説明と、こんな感じで、皆レースをする!、
と、言った感じであります!!
初めの50メートル先にある神輿を目指し、各チームが一直線に配置場所に向かう様子!!
そーして200メートル先にあるゴール目指して押している様子!!
と、こんな感じで、レースを行う訳なのですが・・・
いよいよもって我が会社の順番が来て、行くぞ!!
と、皆で気合いを入れて、スタートラインに!!
我が輩は、事前に競技説明中に、綺麗な尾根遺産が国道沿いに居るのを確認し、その尾根遺産の居る方の配置へ行く様に・・・(笑)
よーいどん!!
の、合図と伴に、皆で50メートル先にある神輿を目指してダッシュ!!
ここまでは我が輩も、まだ走る事に関しては、まだ早い方か!?
と、思っているので、皆と一緒の神輿の配置場所に!!
そこから行くぞ!!
の、掛け声と伴に、車輪のある神輿を一斉に押し始める!!
すると、気持ち何だかさっきと違って重いなぁ・・・
と、思ったら・・・
神輿の中で太鼓を叩く人が4人程乗っていて、驚く我が輩!!
が、驚ろいている暇など無いから、力を合わせて神輿を押して押して押しまくっていたら、そーとーなスピードが出る!!
それも、自分の走る速さ以上のスピードが!!
そこで、さっきのルール説明を、もう一度おさらいしてみましょう・・・
手の位置は変更して駄目!!
捕まって乗っても駄目!!
転んで脱落しても駄目!!
と、キチンと参加当事者が逃げられない様に、決まったルールになっているのである!!
押しはじめて70メートル辺りになると、もう暴走神輿状態となり、スピードが我が輩の範囲越えていて、もう・・・
スピードが上がりすぎて、手の位置を変えて神輿に掴まりたくとも掴んでしまったら・・・
「失格・・・」
もう限界・・・
と、思って、脱落しても・・・
「ほぼ失格・・・」
もう、この暴走神輿より、逃げられないのである・・・
無理言って、何とか参加させてもらった手前、脱落する訳にも行かず・・・(汗)
100メートルを越えた辺りより、前方にいる会社の同僚の走る足の様子が、どんどんスローモーションに見えてきて・・・
んっ!?
何だか我が輩、狂ってきているぞ!!
と、言った感じとなり、もう前を見る元気も無くなり、もう下を向いて走り、スローモーションに動く同僚の足しか、見えない状態となってきている・・・
あげくに、暑くて汗が吹き出していたのに、また違った寒気の汗までが、吹き出す状態になっている!!!!!
たっ、助けて〜!!!!
150メートル地点にいる尾根遺産の事など、まったくもって考える余裕も無くなり・・・
もう周りの景色が、白くフェードアウトしてきている始末・・・
すると前方にいる同僚のスローモーションの足が、ブレーキをかけている様子に変化している事に気が付き、急いでフルブレーキ状態に!!!!
競技委員会の方が、神輿の停止位置を確認し、我らの同僚がゴール目指してダッシュ!!!!
結局、対戦相手側に負けてしまったのではあるが、気持ちは負けて良かった!!
と、心底真面目に思う我が輩なのでありました。
こんなレース、2回も出来へんよ!!
と、本当に思う我が輩でありました。
だから代表者が、苦しい事が判るので、ホーガンさんは応援団に・・・
と、言った内容が、良く理解出来たのでありました。
が、最後にオチが・・・
この神輿は停止出来る様に、サイドブレーキが配備されていて、なんとレース中にサイドブレーキを戻す事を仲間が忘れていて、だからメチャクチャ重く感じた!!
と、言った内容なのでありました。
が、しかし・・・
サイドブレーキを引いたままのレースだから、我が輩も一緒に走る事が出来た・・・
それは間違い無いと思うので、また違った意味で助かったのか!?
と、サイドブレーキを引いていなかった事を思うと、逆に恐ろしくなる我が輩でありました。
神輿の祭りを終了した時点で、会社が酒飲みの席を用意してあったのですが、喉がカラカラの状態でのビールは、本当に上手かった!!
が、足が筋肉痛状態となり、お尻下の裏の太ももが痙攣をおこしていて、居酒屋のテーブルに腰掛けする際も、本当に苦しかった・・・
もっと苦しかったのは・・・
150メートル先の尾根遺産を確認出来なかった事が、もっと苦しかった・・・(爆)
とりあえずは居酒屋で、12時過ぎまで飲んでいて、早朝洗車も出来なかった事が、本当に悔やまれる結果となった!!
あー・・・
本当に、サイドブレーキのお陰で、我が輩は恥をかかずに済んだ!!
と、言った内容で、ワラジ祭りの参加レポートを、終了したいと思われます。
長々と、失礼しました。