
AppleTV車載用にエンジン停止時は,スマホ用のモバイルバッテリーから
AppleTVに給電する電源を作ってみました。
作ったのは,以下のことをやってくれる電源です。
1) エンジン停止時は,モバイルバッテリーからAppleTVに給電
2) シガーが生きているときはシガーから給電
3) 更にシガーが生きているときにモバイルバッテリーを充電する
まずは,AppleTVの電源周りの改造!
http://lightz.info/index.php/view/183?continue=1
を参考にAppleTVから電源線DC3.4Vを外部に引き出しました。
#この工程が一番の難関かも知れません。
次は,AppleTV(DC3.4V), モバイルバッテリー(DC5V位),シガーソケット(12V)の
電圧差を高効率で変換できるDC-DCコンバータを選択。
今回は,秋月電子から
小型高効率DCDCコンバータ可変電源キット
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-07728/
を2つ使いました。
1つはシガー12V→5V,もう1つは5V→AppleTV用3.4V変換に使います。
次はモバイルバッテリーの選択です。
選択のポイントは,
・エンジン停止時等でシガーからの給電がなくなっても
一瞬でも出力5Vが落ちないこと
これは,冒頭の1と3を実現するには必須でした。
モバイルバッテリーは,結構賢くて,接続状況(自身の充電状況や出力の接続)が
変わると,最適化するために,数秒,出力を落として状況を判断するものがあります。
#シガーが落ちて,モバイルバッテリも落ちてしまうと意味が無いので
これは,テストしてみるしかないのですが,手持ちの
iBUFFALO BSMPB0180WH(充電用のACアダプタ電圧12V)
を使いました。(安いとこを探して4000円以下で買えました)
これは,充電用の電圧が12Vなので,シガー直結で充電できるので便利です。
中華なものなら,安くて,たいした制御もしていないので使える可能性は高いのですが
車載で車内に,危険物を設置するのはいやなので却下しました。
更に次は,DCDCコンバータの12V→5V出力とモバイルバッテリー出力5Vの2つの出力で
アクティブなほうからのみ5Vを出すための回路です。
これは,いくらでも高度な回路はあるのですが,古典的なDiode ORで済ませました。
これでできたのが写真のものです。
これでAppleTVをスリープ状態で2,3日は,保持できます。
現在,運用テスト中です。
Posted at 2015/02/01 15:47:07 | |
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