
今回の写真は私の86のコックピットです。
昔GC-8の最初期モデルに乗っていた頃、いまではすっかり有名になったプローバのガレージで、耐久参戦用(何の耐久かは忘れました)に製作途中だった本当の意味でのホワイトボディーのGC-8を見たとき ビリビリしびれました。
いつまでもウロウロとガレージの中を徘徊している私に、メカの人が「座ってもいいよ」と言ってくれました。「まじっすか!!!」
いやー・・・、感動しましたね!マジもんのレーシングカーのコックピット。
この瞬間以来、いつか自分も「レーシングカーを持つんだ」と思うようになりました。
いまだ実現してはいませんが・・・。あっ軽自動車なら作ったことがありました(汗) 仲間が見ていたら怒られてしまいますね。
この車(86)はいいですね、自画自賛のアホですが気に入っています。
あらゆる快適装備がありません。戦う為(走る)だけの最低限の機能しかありません。
すべては軽くする為です。だから「戦闘機だな・・・」と思うわけです。
決してお勧めはしませんよ!!
街乗りは出来なくなります。本当に!
ヘルメットだけでは高周波ノイズで耳が痛くなりますから、+耳栓が必須です。
当然電子デバイスなどは皆無。
走行中のインフォメーションも決してリニアとはいいきれません、ボディもヤレが出ていますし、フワフワしている感もあります。
最近の車のように剛性を上げて云々なんて通用しません。重くなりますから(笑)
最低限の補強で、コーナーの度にねじくれるボディが丁度良いセッティングを出しているように思います。
というかそうゆう車なんでしょう。
なんて言うんでしょうか、「ゼロ戦ってこんな感じなのかな?」って思ったりするわけです(爆)
メインユースはGDB-Eですが、どちらか1台を手放せといわれたら・・・
インプがさよならになりますねーきっと。
何でかといったら、インプは最強の車の1台で十分過ぎるほど満足していますが、来年にはもっと 再来年にはさらにハイスペックな車に生まれ変わっていくんですよね。
このゼロ戦は「愛すべき実直さ」をもっています。
人の感性と合うんですかね?
車の性能は進化し続けていますが、人間そのものは進化していないですよね。
すくなくともここ100年では。
インプで攻め込むとどうしても「乗せられている感」がぬぐえません。
まだまだ未熟なせいですが(爆)
私は86に鍛えてもらおうと思っています。
ジジイと呼ばれる歳になっったとき、小僧に負けないスキルを身につけていたいです。
そいでもって、峠辺りで小僧の乗るマシンを、その時代のポルシェでフルカウンターをあててコーナー毎に遠ざかっていくような、そんなジジイに憧れる訳です(笑)
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2007/03/16 21:46:44