
ポンプが無事に搭載出来たんで、ポンプからスカベンジマニホールドへの配管製作する。

仮組しておいたホースだと長過ぎ。
と言うか、実際に必要な長さ割り出す為に中古ホース使って長めに組んでおいた。
これで必要な配管長が分かった。

サクッと組んで終わりだな…と思ってたがホース長さがうまく合わず大苦戦orz

2本のホース長さの微妙な違いでマニホールド位置がうまく収まらず…。
配管組んでポンプに組んでEgに付けてマニホールド位置を確認の繰り返し。

片方のホース長さを少しずつ短くしていってようやく納得出来る位置に収まった。
ちなみに組み直す度にホースは再利用せず廃棄。
ホースエンドのカッターが端面に入るんで5mm単位とかだとカット出来ない。
逆に2、3センチ以上短くするならカットして再利用出来るんだが…。
数十センチのメッシュホースがゴミになった。
輸入したぶんとストックぶんで'10ホース5m以上あったのにマジでこれ買い足さないと足りないわ。
今時のドライサンプポンプはスカベンジリターンがポンプ内で繋がっててホース一本でタンクに戻せるが、俺のポンプは古くてステージ毎にリターン配管が必要。
タンク側をダブルリターンのポートにして2本で戻す手もある。
同じポンプ使ってるフォーミュラトヨタはそうなってる。
NASCARなんかだとスカベンジで大量にリターンさせる為に敢えてクソ太配管のマルチリターンにしてる場合もあるみたいね。
ポンプを積んだり下ろしたりする場合、ポンプ側フィッティングで切り離す訳だけど、AWで左マウントポンプだとポンプ上側のスカベンジアウトのホースエンド2個締め緩めするのはエンジンバルクとのクリアランスが狭くて作業性悪すぎる。
なので車体側との切り離しポイントを作業しやすい所に設置する、プラス、シングルリターンに出来るという利点からこういう形にした。
ポンプ〜スカベンジマニホールドまでをアッセンブリーとして扱う。
ポンプ付け外しする際はスカベンジアウトは↑画像一番右のAN12ベントチューブ切り離すだけ。
基本的にポンプ〜マニホールドまでは付けたままでバラさない。
これで作業性が格段に向上する。
その代わり接続部が増えるんで、リークの可能性も増えるけど。
ちなみにAN10を2本マニホールドでまとめるならマニホールド内径〜タンクまでは12ライン以上、AN12なら16でまとめる必要がある。
まとめた後も細いままだとスカベンジポンプの効率が落ちてマルチステージポンプの意味が無くなる。

なのでこういうTフィッティングでまとめるのはダメ。

レイアウトが許すならこういうYフィッティング使うべき。
俺は本当はポンプ側12、リターン16で組みたかったがポンプフィッティングピッチが狭くて12ホースエンド付かないから仕方なく10×2→12で組んだ。
1.6Lエンジンで1インチ3ステージだとこれで足りて無い事は無いけど太く引きたいんだよなぁ…。
ネット見てたらスカベンジリターンを10×2→10で組もうとしてるヤツ居たな…。
もうちょいお勉強しましょう。
今日マニホールドのステーまで作るつもりだったが全然無理だったわ。
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ドライサンプ | クルマ
Posted at
2024/07/20 11:41:32