以前に
日光にある神橋の写真を撮り、その後で調べた際に、日本三大奇橋なるものがあることを知った。
三大奇橋のうち2つは山口県の錦帯橋と山梨県の猿橋であるが、3つ目は神橋以外にも徳島県のかずら橋という説もあって、どうやらそれほど厳密なものでもないようだ。
それはともかく、錦帯橋は中学での修学旅行で行ったことがあるので、あと三大奇橋で見たことがないのは猿橋のみ。
猿橋と言えば大月市の地名で、R20のどこかにそういう名の橋が架かってるんじゃないの?、といった程度の知識しか持ってなかったが、調べてみるとR20のそれは新猿橋と言うらしく、本家猿橋は木製のかなり凝った造形の橋であることが分かった。
場所も比較的近いので、早速見に行くこととした。
青梅からR411を通り、奥多摩に到着。
早朝で、雨も上がったばかりということもあって緑がしっとりして、とてもきれい。
青梅線の終点の奥多摩駅で、中には関東の駅100選と書かれている黄金色の看板が掲げられていた。
そして、そのすぐ近くにある萌える工場!
奥多摩工業という会社で、石灰石を始めとした地下資源の製品化を手掛けているようだ。
そして、その先に奥多摩湖があるが、ガスがかかってちょっといい雰囲気♪
ズームがないので、ダムの辺りを切り抜いてみた。
あらま、橋も美しいではありませぬか!
そこからはノーズをグイッと南に向け、まだ車も少ないR139を軽快に駆け抜けて行く。
気持ち良く走っていたが、こんな建物が目に入った以上、停まらぬ訳にはいきませぬ!
やはり廃校であったか。
と言っているうちに、「目的地に到着しました♪」とナビのアナウンス。
猿橋は西暦600年頃、難航していた橋の建設の最中に沢山の猿がつながりあって対岸へと渡っていく姿からヒントを得て、橋を架けるのに成功したとの伝説もあり、そこから猿橋の名となっているとか。
記録としては、1700年代以降は現在の構造(刎橋と呼ぶらしい)なっていたようで、以来12回の架け替えが行われ、現在の橋は1984年に架け替えられたものとのこと。
猿橋のすぐ上流側には、これまたいい感じの橋(県道)が架かっている。
下流側はと言うと手前に水路、そして奥にはR20の新猿橋が架かっている。
この水路は、桂川の下流に位置する八ツ沢水力発電所へと水を導くためのもので、
以下のようなルート(借り物画像)を辿っており、上の写真は第1号水路橋にあたる。
橋を下から眺めてみると造形もそうであるが、細部の作りも非常に凝ったものであることが分かる。
こちらもなかなか負けてない!
さらに下に向かって、
行き止りの場所から見上げると、写真の上の方に猿橋の姿が伺える。
橋を渡って、
反対側の通りに出てみる。
このレンガ造りのヤツ、何だろう?
先程の水路と関係がありそうだが(ちゃんと調べんかい!)。
下流へと回り、新猿橋から手を突き出して、片手撮影。
それにしても猿橋がこんなにも景観豊かな場所とは、全然知らなかったよ・・・。
帰りは塩山経由で、R140を通って帰路に着く。
秋の味覚、真っ盛り。
とても個人宅とは思えない立派なお屋敷 (@_@)
雁坂トンネル(2015.11.30まで通行料無料)を抜けた後は、この日最後のダウンヒルをクネクネした。
おしまい。
ブログ一覧 |
ドライブ日記 | 日記
Posted at
2015/09/06 14:38:43