関越道を駒寄PAで降り、県道15号の緩やかな上りを周囲の景色を楽しみつつ車をドライブする。
坂を登りきると景観が開け、目を向けたその先には赤城山の全容を見ることができて、好きなポイントの一つである。
あぁ、先月は
あの麓を走り回っていたのかと思いつつ、わずかひと月ばかり前の情景を思い浮かべ、懐かしむ。
その後は吾妻線伝いに走り、中之条駅周辺を散策してみる。
こうやって見ると、なかなかシャープな面立ちの駅舎だ。
吾妻線に別れを告げた後は、R353を北上していく。
生憎と天気は薄曇りであったが、それでも四万湖は美しい色合いを見せてくれた。
四万川沿いにしばらく走り、四万温泉に到着。
今回、ぜひ見てみたかったのがココ!
千と千尋の湯屋のモデルになったと言われるこの場所である。
創業300年余りになる日本最古の湯宿建築とのことで、見るからに歴史が深く刻み込まれた建物である。
「この橋の上から願い事をすると・・・、」
って、そんな言い伝えは全くない。
ひとしきり見た後は温泉街をちょっと徘徊してみた。
表通りもいいけど、
裏手回りも徘徊には欠かせない!
体もすっかりと冷え込んできたし、ちょうどいい頃合い。
ここいらで温泉に入ることにしよう。
露天風呂に浸かると体は芯から温められ、一方で首から上は周囲の冷気がひしひしと感じられて、そのコントラストがとても気持ち良く、ずっとこのままでいたい・・・。
彼(彼女?)の気持ちがとても良く分かる!
中之条ダムも見たかった場所の一つで、規模はさほど大きくはないものの美しく、そしてメカニカルなアーチ式ダムである。
今年は少ないであろう雪解け水を放っていた。
そこから県道55号を西に向けて進むと、遠くに雪を頂いた白根山(と思う)が見えて来た。
クネクネ具合も良く、なかなか快適なロードである。
R292に入ると、んっ!、これは?
有形文化財として登録されている町田家住宅という旧家の建物で、幕末から明治初期にかけて役所兼住宅として使われていたとのこと。
今は資料館になっているようだ。
ストレスフリーのロードを気持ち良く駆け抜け、帰路に着いた。
群馬、奥が深い!
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ドライブ日記 | 日記
Posted at
2016/03/26 14:07:57