マイファンの方のブログに奥只見湖へのドライブレポートがupされ、いつものようにどれどれと地図を見たところ、奥只見湖沿いに走っている樹海ラインと呼ばれるR352のクネクネ度合いにまさに一目ぼれ。
景色の素晴らしさもあって、早速、行ってみることにした。
出発はこれまでの中では最も早いAM2:30で、まずはR122を北上し、足尾経由で日光に5時前に到着した。
休憩がてら車を停めて、神橋を撮影。
調べてみるとこの橋は日光二荒神社の建造物で、国の重要文化財に指定されており、日本三大奇橋(山口県錦帯橋、山梨県猿橋)の1つになっているそうだ。

走りのウォーミングアップはもう十二分にできているので、その後は初めて通る霧降高原道路を一気に駆け登る。
スプラッシュ、本日も好調!
登りつめると天上には青空が広がっており、これから向かう北の方には、やや薄いものの雲海を見ることができた。

そこからダウンヒルを下ったが、その途中の風景はまさしく高原そのものの気持ちの良い景色。



橋から見下ろす鬼怒川は、なかなかの景観。

そして、川治ダムで朝ごはんとした。
このダムは高さ140mで、アーチ式のダムとしては日本で4番目の高さだそうである。
アーチ式ダムはずいぶん昔に黒部ダムを見たが、ダムマニアではないものの、アーチ式は圧倒的なスケール感の中にも形状の美しさが感じられ、惹かれるものがある。

そこから先はR121を北上する。
ちょっと早すぎるが、忘れないうちに家族へのお土産を物色&購入。
R121と並行して走っている会津鬼怒川線で、撮影中に運良く列車が通ってくれた。


列車を見送った後は、いよいよ待望のR352(樹海ライン)に入り、進路を西に向けて奥只見湖へと向かう。

しばらく走ると、奥只見湖が突然その姿を現した!
この後の写真は以下の地図で右下から左上にかけて樹海ラインを走り、その後は方向を反転して県道50号のトンネルを通り、奥只見湖の最北点にある奥只見ダムに向かっている時の様子である。
ここで出会った風景は今まで見たどの場所とも異なり、非常にダイナミックであり、とても日本の景色とは思えない。
それにしても、よくぞこんな所に道を通してくれたものと思う。



景色が素晴らし過ぎて、ちょっと行ってはすぐに停まって撮影の繰り返し。まるでフィヨルドみたい。
ドライビングに集中できないのが、このロードの欠点かも!
う~ん、ロードも堪りません(^O^)/

そしてその後は、全線で18kmある県道50号(奥只見シルバーライン)のトンネルを途中から入り、奥只見ダムに向かう。
中の気温は13℃と、火照った車内と体を急速冷蔵してくれる。
奥只見湖ダムの高さは157mもあり、重力式ダムでは日本一とのこと。

奥只見湖を周回する遊覧船に乗ってみた。
所要時間は40分で、乗り終えると820円の運賃がむしろ安いと思える程、素晴らしい景色であった。

出発してしばらくしての後方の景色。

所々に岩肌が見えているのがここの特徴のようで、これが日本とは思えないような景観となっている要素の一つではないかと感じた。

遊覧船の移動中に、4枚連続して撮った後方の風景。
景色もそうだが、船が描き出す波紋も見ていて飽きない。



そして帰路に向かう。
先程の県道50号を戻って、そのまま先に進めば早く魚沼市に抜けることができるが、そんなもったいないことをするはずもなく、先ほどのR352に戻り、しばらく登った後はひたすらクネクネのダウンヒルを夢中になって駆け降りた。
道幅は狭いが、右コーナーの谷側にはこのようなセーフティー・ゾーンが設けられていて、ここを使うととても軽快に楽しく走ることができた。


その後は関越道を一路、埼玉に向かった。
以下は渋川付近の風景であるが、関越道の中ではこの辺りの景色が一番好きである。
みんカラを始めてからいろいろ走り回ってきたが、奥只見湖を含めた樹海ラインは、景色と走る楽しさの点で間違いなく私の中でトップを占めた。
Posted at 2015/08/09 23:55:20 | |
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