中学生の時に同じ班の子が「私、遊ぶっていう漢字が書けないんだよ」って言うのを聞いて、小学生じゃあるまいしさほど難しくもない字が何で書けないの?って、ちょっと小バカにして尋ねたところ、「方」の字が真ん中にくるのか右端にくるのかが、書こうとすると分からなくなるとのことだった。
そんなことはないだろうと思い書いてみると、「方」の位置なんて迷うこともなくスラスラと普通に書けるし、何故これが覚えられないのか不思議に思った。
もちろんその後も普通に書けていたが、ある時にこの字を書こうとした時に先の話を思い出してしまい、あぁ、あんな子がいたなぁと思い、いざ書こうとすると・・・。
あれ、「方」ってどっち側に書くんだったっけ・・・?
真ん中に入れて書いてみる。
うん、こっちだよな!
でも、ちょっと右側に入れて書いてみよう。
アレ、こっちも何だか正解のようにも思えて来たぞ・・・。
それ以来、一度別の紙に試し書きをしてからでないと自信を持って書けなくなってしまったが、あの時小バカにしたバチが当たったのだろうか。
という本編とは何の関係もない前置きはさておき、今回はうっすらと雪の積もった赤城山の周辺を、R353沿いにドライブしてみた。
この辺りまで来ると気温は一気に2℃位まで下がる。
毎年この時期になると赤城おろしと呼ばれる強い北風が吹き荒れ、この時も軽くハンドルを取られることがあった。
ちょっと外に出てみると寒さが身に染みて、そう長くは出ていられそうにない。
しばらく走っていると赤城神社の案内板が目に入ったので、寄ってみることにした。
周囲を高くそびえ立つ杉の木に囲まれ、荘厳な雰囲気を醸し出している。

何かしらパワースポットのような感じがするが、wikiによるとここは赤城山の山頂にある赤城神社と共に、全国で約300社あると言われている赤城神社の本宮と推測されている内の一つだそうだ。
そう言えば、
東京は神楽坂にある神社も赤城神社であった。

きらびやかさは無いが、とても風格のある社殿だ。
赤城山の南側斜面を周回しているので雪は路肩に残っている程度であり、行き交う車も少ないこともあって、概ね快適に走ることができた。
それでも日陰になると一部に雪が残っている所もあるので、慎重にクルマを走らせていく。

R17を挟んだ反対側の方向には榛名山系を臨むことができ、なかなか良い眺めである。
埼玉では見ることのできない、広がりのある雄大な景色だ。
高原を貫く道路を走っていると、八ヶ岳山麓に似ているようにも感じた。
時間も14時を回り、そろそろおなかも空いてきた。
群馬に来ると何故かモツ煮を食べたくなるが、どこぞに良い店はないかと思い走っていたところ、おぉ、ちょうどおあつらえ向きの店があったよ (^◇^)
モツの内側の脂がトロ~リととても柔らかく煮込まれていて、ニンニクと生姜がちょっと効いた味がとても美味しい!
お土産に持ち帰った牛スジ煮も美味であった。

そこからR17に向かって下って行く。
渋川で利根川に架かる橋が目に留まったので、ちょっと車を降りてみた。
写真左側に小さく写っているのがその橋で、大正橋と言うらしいが、それよりも右側の上越線鉄橋の方が気に入った。
上り線がトラス橋で下り線がガーター橋と、それぞれ違う構造の橋になっているところが面白い。
こんな素敵な風景に出逢うこともあるから、見知らぬ場所へのドライブは止められない!
Posted at 2016/02/11 13:16:57 | |
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