最近の走りは近場ばかりだったので、久々の長距離ドライブの出だしはやや緊張気味ではあったが、それでもいざ走り始めるとワクワク感に包まれ、気分も次第に高揚してきた。
関越道を降りた後はまずは妙義へと車を走らせる。
休日とは言えまだ7時前だったので行き交う車もほとんどなく、タイトなコーナーを心地良いペースで抜けて行く。
ここは碓氷峠や箱根の椿ライン同様に何度走っても面白く、飽きることがない。
軽井沢を通過し、そこから嬬恋へと抜けるルートをさてどうしようか?
高峰高原を越えた北側がまだ冬季通行止めになっている可能性もあったが、浅間山の横を駆け上るチェリーバークラインを久しぶりに走ってみたかったので、そちらへと進路を向けた。
こちらも車は少なく快適そのもの!
高峰高原で休憩し、峠を越えた先のオフロードに差し掛かる手前で通行止めの看板が出ていたので、来た道を引き返して地蔵峠経由で嬬恋に出た。
まだ辺り一面が土色で、やはりここはキャベツの収穫時期に来るのが良さそうだ(^O^)/
小布施に到着し、またいつものように徘徊を始めた。
ゆったりとした雰囲気で、なかなか小ぎれいな場所だ。
路地に入っても洒落た造りの店や建築物が並んでおり、全体的に洗練された感じがある。
でも、あまりにも整い過ぎて、ちょっと面白味に欠ける。
観光地然とした場所は賑わいもあって嫌いではなく、一歩裏手に入ると古い家屋が当時の佇まいのまま並んでいたり、ごちゃごちゃとちょっと猥雑なところがあったり、そんな場所を見つけるのが楽しみでもある。
でも、今回歩き回った範囲では、残念ながらそういった感じの場所は見つけられなかった。
小布施の駅からは、遠くに雪を頂いた山々が見えた。
こうやって長野の雄大な風景を目の前にすると日常を忘れ、とてもゆったりとした気分に浸ることができる。
校舎の桜の木にはまだ花が残っていた。
昼食は蔵を改装した響(ゆら)という店に入った。
大地の恵みがウマい!
その後は数日前に全線開通した志賀草津道路へと向かった。
高度の上昇と共に雪壁が徐々に高くなってくる!
高さはこの辺りがピークだろうか。
初めて通る雪の回廊。
雪の中を駆け抜ける天空ロードは、また夏とは違った胸のすく景色を見せてくれた。
この後は二度上峠を経由し、榛名湖でしばらくたそがれる。
久々にクネクネ三昧の一日となった。
Posted at 2017/05/13 14:08:00 | |
トラックバック(0) |
ドライブ日記 | 日記