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2017年05月23日 イイね!

井の頭公園とハモニカ横丁

GWに井の頭公園で三鷹の森フェスティバルという音楽フェスが開催され、これを聴きに行った。

吉祥寺の駅を降りてしばらく歩くと、





井の頭公園の入り口に到着。

ここは又吉直樹原作の火花がTVドラマ化され、その中で主人公の神谷と徳永が何度も待ち合わせの場所として使った場所である。

ともに別々の漫才コンビとして、いつの日か売れることを夢見てそれぞれの道を歩んで行く中、客に媚びることのないお笑いの追求と客受けの間でもがき、葛藤していく様が描かれたドラマである。




しかし、神谷も徳永もどんだけ不器用やねん。

最終回の漫才シーンは泣けて泣けてしょうがなかった。

太鼓のお兄さんのシーンが撮られたのはこの辺りだろうか。

 太鼓の太鼓のお兄さん

 太鼓の太鼓のお兄さん

 真っ赤な帽子のお兄さん

 龍よ目覚めよ太鼓の音で

ドラマの中で何度も出て来るこのフレーズに、最後に神谷は自ら救われる。




公園内をしばらく徘徊。




今回見てみたかった場所の一つがここ。

以前に高田馬場から隅田川まで神田川沿いに歩いたが、この時に神田川の水源が井の頭公園にあることを初めて知った。

井の頭池のこの場所から水が引き出され、神田川へとつながっている。




イイ場所にあるなぁ、この店!




公園の一角にある井の頭弁財天。





ひとしきり回った後、三鷹の森フェスティバルの会場に到着。




お目当てのミュージシャンは森恵。

この日は気温も高くかなり暑い中、静かに染み入るようにオープニングのひまわりの街が奏でられ、続いて、いつもと違ったアレンジでbrand new dayが始まった。




フェスなので彼女を初めて見る人が多いと思うが、にもかかわらず曲名の紹介もなければMCも少ない。

何で見たかは忘れてしまったが、以前にストリートライブでその場に名前が入った看板やのぼりが無いことを観客に聞かれた時に、彼女が「歌を聴いてもらって興味があればチラシを手に取って頂ければいいんです」と答えたことが、すごく印象に残っている。

歌と音作りに真摯に取り組み、それを聴き手に届けていく。

そこに何かを感じたならば聴いて欲しい。

どこまでもミュージシャンで、あくまでも音楽で勝負。

今の時代においては不器用にも感じる。

そんなところが好きなのだが。

火花と重なって見えた。



フェスも終了し、黄昏時の公園を通り抜け、




吉祥寺の街へと向かった。




活気のあるストリート。

地方の閑散としたアーケード街も、いつかこんな日を取り戻せたら・・・。




そしてハモニカ横丁に入る。




いつもながらこんなゴチャゴチャした感じに、まるで条件反射のように食いついてしまう(^_^ゞ




シンハービールをお供に、今日の日を反芻した。


Posted at 2017/05/23 10:29:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | music | 日記
2017年05月13日 イイね!

小布施から雪の回廊へと

最近の走りは近場ばかりだったので、久々の長距離ドライブの出だしはやや緊張気味ではあったが、それでもいざ走り始めるとワクワク感に包まれ、気分も次第に高揚してきた。

関越道を降りた後はまずは妙義へと車を走らせる。

休日とは言えまだ7時前だったので行き交う車もほとんどなく、タイトなコーナーを心地良いペースで抜けて行く。

ここは碓氷峠や箱根の椿ライン同様に何度走っても面白く、飽きることがない。




軽井沢を通過し、そこから嬬恋へと抜けるルートをさてどうしようか?

高峰高原を越えた北側がまだ冬季通行止めになっている可能性もあったが、浅間山の横を駆け上るチェリーバークラインを久しぶりに走ってみたかったので、そちらへと進路を向けた。

こちらも車は少なく快適そのもの!




高峰高原で休憩し、峠を越えた先のオフロードに差し掛かる手前で通行止めの看板が出ていたので、来た道を引き返して地蔵峠経由で嬬恋に出た。

まだ辺り一面が土色で、やはりここはキャベツの収穫時期に来るのが良さそうだ(^O^)/




小布施に到着し、またいつものように徘徊を始めた。

ゆったりとした雰囲気で、なかなか小ぎれいな場所だ。




路地に入っても洒落た造りの店や建築物が並んでおり、全体的に洗練された感じがある。




でも、あまりにも整い過ぎて、ちょっと面白味に欠ける。




観光地然とした場所は賑わいもあって嫌いではなく、一歩裏手に入ると古い家屋が当時の佇まいのまま並んでいたり、ごちゃごちゃとちょっと猥雑なところがあったり、そんな場所を見つけるのが楽しみでもある。

でも、今回歩き回った範囲では、残念ながらそういった感じの場所は見つけられなかった。




小布施の駅からは、遠くに雪を頂いた山々が見えた。

こうやって長野の雄大な風景を目の前にすると日常を忘れ、とてもゆったりとした気分に浸ることができる。




校舎の桜の木にはまだ花が残っていた。




昼食は蔵を改装した響(ゆら)という店に入った。

大地の恵みがウマい!




その後は数日前に全線開通した志賀草津道路へと向かった。

高度の上昇と共に雪壁が徐々に高くなってくる!




高さはこの辺りがピークだろうか。

初めて通る雪の回廊。




雪の中を駆け抜ける天空ロードは、また夏とは違った胸のすく景色を見せてくれた。




この後は二度上峠を経由し、榛名湖でしばらくたそがれる。




久々にクネクネ三昧の一日となった。
Posted at 2017/05/13 14:08:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ日記 | 日記
2017年05月04日 イイね!

心臓に良くない映画

3月末で退職した後は遊び回っている合間に就活という、ある意味気ままな生活を送っている。

はたしてこんな状態で社会復帰できるのだろうかという不安を感じつつも、その一方ではどうやったところでなるようにしかならんと、早くも開き直り心境になってきている。

そんな毎日が日曜日のとある日に、深谷シネマに映画を観に行った。

この映画館は300年もの歴史がある七ツ梅酒造跡地の一角に作られたもので、酒蔵を改装した映画館は日本でもここだけらしいが、それと知らなければこんなところに映画館があるとは思えないところである。




レンガの街だけあって蔵にはレンガが使われており、




映画館の中もレトロな空間になっている。




上映されていたのは「ヒトラーの忘れもの」という、第2次世界大戦直後のデンマークを舞台にした映画で、ナチスドイツが海岸線に埋めた地雷をデンマークに置き去りにされたドイツの少年兵を使って撤去させるという内容のものだった。




ドイツ少年兵と、彼らを指揮監督するデンマーク人軍曹との心を交流が描かれており、ストーリーはいたってシンプルで地雷を撤去する場面が主軸をなしているが、その撤去のシーンが少年兵の目線で撮られているので、いつ爆発するか分からないまさに一触即発状態に、観ている方もドキドキの恐怖である。

途中からストーリーが変わることを期待していたが、全編に渡ってこんな感じなので、緊張感の連続に観ているのが辛くなってくる。

もちろん作品が伝えたいのはその恐怖だけではなく、戦争が残した爪あとの大きさ。

戦勝国と敗戦国という線引きだけで運命が大きく変わり、それに従わざるを得ない理不尽さにこみ上げてくる絶望感。

人々に国境はないが、国家があるために起きる争いや憎しみ。

また観てみたいとは思わないが、ズシリと重い映画だった。
Posted at 2017/05/04 13:58:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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